福祉食い物、巨額マージンに群がる業者 郵便割引悪用(朝日新聞) - goo ニュース
大手印刷・通販の上場会社「ウイルコ」(石川県白山市)と年商約58億円の印刷会社「アド印刷」(福岡市)、それに両社と障害者団体をつないでいた広告会社「新生企業」(大阪市西区)の3社
上記が「asahi.com」から引用した福祉を食い物にしていた3社だ。通常48円かかるDMの配送が8円で送れるというのだから1通に付40円の儲けだ。印刷会社のウイルコやアド印刷は広告主からDMの注文をとる際に、送料8円+広告会社「新生企業」への手数料6円+自社のマージンと1通で通常なら48円かかるところをかなり低く料金を抑えて営業していたようだ。つまり、印刷での利益と配送での利益の濡れ手で粟の商売をしていたようだ。さらに大手商社系の紙パルプ業者なども、このマージンを狙ってDM広告の発注を600万通も取ってきてマージンを抜いてウイルコに再委託していたというではないか。この商売のうまみに群がり「代理営業」をする会社も現れてきたというわけだ。この会社が実名で出ていないのは納得がいかないが、上に名前が出ている3者と同じ種類の会社なのだろう。今までに全国で1500万通、不正に免れた郵便代金は6億円になるという。DMを発注した側の6社も特定されているらしいが、コンプライアンス上の問題という程度の注意で済みそうな気配だ。一方、仲介の新生企業に低料第3種郵便発行の権利を貸してマージンを貰っていた障害者などの9団体の行為も厳しく責められるべきだろう。第3種を利用して定額で郵便物を出せるのは、皆でその制度を支えている結果なのだから、自分達で障害者団体の首を絞めてどうするのだ。
今日の一枚は、山の辺の道です。