凡々たる、煩々たる・・・

タイトル、変えました。凡庸な人間の煩悩を綴っただけのブログだと、ふと気付いたので、、、。

悲しみと寂しさと諦めと、、、、。

2012-11-25 21:01:05 | 日々の雑感
 ちょっと体調が悪い。5年前に癌にかかっているので、何かとつい、癌と結びつけてしまう。癌というものは、やっぱり死に近い感じがあるので、ともすれば、ふと、生命のはかなさを感じてしまう。

 まぁ、友人知人で、癌で亡くなった人は結構いるのだし、夫は悪性リンパ腫だったのだから、あんまり生きようとか、絶対生きるんだ、というような元気は出てこない。

 死を身近に感じると、悲しみ、寂しさはえもいわれぬものだが、諦めも生じる。この諦めというものが、どうも活力を失わせるような気がする。

 闘う気力のようなものがなくなるのだ。

 いろいろな人が、無意識に人を傷つける。その人が明日死ぬかもしれなくても、知らなければ平気で人を攻撃したり、批判したりする。死にゆく人になら、通常はしないようなこともする。

 批判や攻撃は、もう大概にして、なるべく穏やかに人を見つめた方がいい。殺したいとは思っていないはずだ、通常は。しかし、殺す力があったりするのが、攻撃や批判だ。

 自分を守らんがために、人に対して酷い仕打ちをしている人が多すぎる気がする。

 それだけ余裕のない社会なのか。なんだか、もう、この世から退場した方がよいような気がする昨日、今日。
 しかし、もう少しだけ生きたいような気もする。ちょっと、今のままでは寂しすぎるような。
 が、生きていっても、さらに寂しくなるだけかもしれないからな。

 体調が悪いと、どうも弱気になっていけない。

 人をネガティブに見つめれば、ネガティブな種はいくらでも見つかる。ポジティブに見つめれば、ポジティブな面がいくらでも見つけられる。人を批判する人は、批判の種を探すのだろう。
 人々が攻撃的になっているこの時代、人を見る目が優しくなるきっかけはないものか。

 今のまま寂しく死んでいくのは、ちと悲しい。