
ツェッペリンNT飛行船です。2004年11月11日にドイツを出発、イタリア南部の港まで飛行した後、海上輸送されて2005年1月7日に神戸港に到着しました。ツェッペリン飛行船と言えば、昭和4年に行われたG・ツェッペリン号の世界一周飛行が有名ですが、その際日本にも立ち寄って東京・横浜上空を飛行しました。その後当時の霞ケ浦飛行場に着陸して整備・格納・燃料補給などが行われました。当時のツェッペリン飛行船ほど大きくはありませんが、それでも全長約75mもあり、ジャンボ機より少し長いですから、その大きさが伺えます。同じ名称を持つ飛行船と言うこともあって、日本に到着して直ぐに霞ケ浦飛行場への記念飛行が行われました。写真は2005年2月6日に霞ケ浦上空に飛来した飛行船です。飛行船は、日頃は遊覧飛行や、大きな機体を活用した広告宣伝、名所旧跡の撮影等に使用されていますが、長時間の連続飛行が可能で、低騒音かつ空中停止も出来ますから、地震災害などでの被害調査等のための情報収集(画像撮影等)、無線中継、連続長時間の空中監視などに活用できます。細部「ヘリコプター災害救助活動」(内外出版)に記述されています。
2007年3月25日に発生した能登半島地震の際に災害復旧調査のための飛行が行われました。飛行船の細部を知りたい方は、日本飛行船HP(http://www.nac-airship.com/flash.html)にでていますので、ご覧下さい。
2007年3月25日に発生した能登半島地震の際に災害復旧調査のための飛行が行われました。飛行船の細部を知りたい方は、日本飛行船HP(http://www.nac-airship.com/flash.html)にでていますので、ご覧下さい。