goo blog サービス終了のお知らせ 

Blue Sky Love Sky

空を愛する者として各地を歩いた際の航空機の写真災害時の活用法などを掲載しています。現場の意見などコメントをください。

総務省消防庁AS365N3(ド‐ファンⅡ)

2008-10-27 16:04:59 | Weblog
立川防災航空祭で、スリングによる人命救助の訓練を展示していました。日頃から地震災害や、水害などで救助活動を行っていますから、手慣れたもので、見事な展示訓練に多くの来場者から拍手を受けていました。この航空機は、総務省消防庁が平成18年4月からから東京消防庁に機体を配置して運航を開始しています。新潟県中越地震や、岩手・宮城内陸地震などでもいち早く総務省や消防庁の災害支援チームの要員を迅速に現地に空輸して、国としての被災地での現地支援を効率的かつ迅速に行うことが可能になり、被災地からは大変有効であると感謝されているようです。

警視庁Bell412EP(おおとり) 

2008-10-27 15:48:59 | Weblog
立川防災航空祭で警視庁航空隊のBell412EPがホイスト救助展示を行いました。警視庁の部隊は災害時だけではなく都市でのテロ対策なども行いますから、さすがに迅速で実力が高いことが伺えました。
立川飛行場は陸上自衛隊が飛行場管制を行い、滑走路などの飛行場施設を管理運用しています。同じ飛行場に警視庁航空隊、東京消防庁航空隊、海上保安庁などが格納庫・エプロンなどを整備して配置されており、南関東における大規模地震災害時などに、災害応急対策活動の中核拠点(主に航空機による人員・物資の中継拠点)として、平常時においても救急救助活動等の拠点として24時間活動できるように、国及び東京都が協力して整備しています。立川広域防災基地には、内閣府が予備指揮所としても使用する災害合同庁舎が設置されているほか、陸上自衛隊東部方面航空隊、警視庁航空隊立川飛行センター、海上保安庁試験研究センター、東京消防庁航空隊多摩航空センターなど各航空部隊、独立行政法人国立病院機構災害医療センター、農林水産省立川政府倉庫、東京都西赤十字血液センターなど多くの関連機関と施設が集中整備されています。このように自衛隊・警察・消防など危機管理の専門機関が同じ飛行場に集約され、「立川広域防災基地」として関東地域での重要な役割を担っており、他の地域での広域防災基地整備の原型となっています。しかしながら、課題もまだ残っており、引き続き継続して整備されることを願っています。即応性を維持するために課題とされているものの一つは、航空機が24時間、全天候性を持って即応して運行できるための準備が完成していないことでしょう。陸上自衛隊の管制塔を運営する管制官などの編成人員の不足のために24時間シフト勤務による連続運用が行われていません(数名の当直を置き何とか対応の努力がされている)。また、警察や消防部隊が天候不良の際にも飛行できるIFRによる飛行を可能にする航空保安無線施設の老朽化に伴う対策(GPSによるIFR進入基準の設定)が遅れています。専門的な内容になりますが、現在防衛省所属航空機は統合運用が可能なようにTACANを整備していますが、これは民間機対応である警察や消防の航空機での運用ができません。現在はADF・GCA等の機材を使用して計器飛行方式(IFR)による飛行をしています。しかしながら、このADFについては、旧式で精度も低いことから、逐次老朽化に伴って廃止されています。立川飛行場もこれに対応する準備が必要であり、現在防衛省、国土交通省など関係部署でGPSを使用した進入方式について検討されています。大規模災害はいつ発生するかもしれないこと、関係機関が協力して最大限の救助活動を24時間天候を克服して連続して行うことが求められていることなどを考えると、できるだけ早期にこれらの処置が実行されることを願っています。

SH-60F

2008-10-27 09:10:13 | Weblog
立川飛行場で行われた防災航空祭に厚木から飛来していたヘリコプターです。胴体に記載されている表示を見ると、米海軍第5空母航空団所属ヘリコプター飛行隊の空母艦載機だと思われます。識別記号は、「HSL-51」と表示されていました。機体の塗装が特別で、通常の対潜ヘリコプターとは違います。おそらく、司令官などの指揮連絡用、将兵の緊急輸送等の任務を担任している機体だろうと推測されます。写真は10月26日に撮影しました。

赤十字飛行隊の小型機

2008-10-26 21:52:46 | Weblog
立川防災航空祭で展示されていました。手前のヘリコプターは、R44で、4人乗りの小型ヘリコプターです。わが国には各地で遊覧飛行などで運行されています。災害時には、写真撮影や軽易な人員輸送に活用できます。その奥に見える固定翼機がB36TCで、機体番号からすると、阿見飛行場をベースに活動している飛行機ですね。この固定翼については、以前も掲載しましたので、ここでは省略します。写真は10月26日に撮影しました。

東京消防庁EC225LP(ゆりかもめ)

2008-10-26 21:36:16 | Weblog
立川防災航空祭で展示されていました。AS332L1 ピューマの後継機として、20年4月から運用開始されたばかりの新鋭ヘリコプターです。全備重量8.6t、エンジンは2356shp×2で巡航速度277km/h(約150kt)、航続距離約1000km、スリング能力が3.8tと説明されていました。ピューマより一回り大きくなって、力持ちになった感じですね。空中消火用のベリータンクも現在検討中のようですから、3tクラスの水量を散布可能な空中消火能力が期待できます。写真は10月26日に撮影しました。

E-2C

2008-10-24 18:32:43 | Weblog
百里で行われた自衛隊航空観閲式の際、飛行していたものを撮影しました。昭和62年から実戦配備されて20年以上わが国の空の守りに活躍してきました。長距離捜索レーダーなどを装備して、低空侵入機の早期発見と迎撃機に対する管制などを行う他、陸・海自衛隊との連携作戦などで重要な役割を果たしてきました。上空での哨戒可能時間は約4時間程度ですから、連続運用するには数機をチームで運用することになろうかと思います。平成17年からは一部改修されたタイプが任務を行っています。写真は10月19日に撮影しました。

ピッツスペシャル垂直上昇

2008-10-23 19:06:29 | Weblog
木更津航空祭でサニー横山さんが見せた垂直上昇です。スモークで分かる通り、まっすぐ青空に吸い込まれるように垂直に上昇しているように見えます。この後もロールや上昇反転などの各種演技が30分にわたって披露されました。写真は知人から送っていただいたものを使用しました。

AWACS(早期警戒管制機)

2008-10-23 16:30:08 | Weblog
百里で行われた自衛隊航空観閲式で飛行していました。Up‐Windで待ち構えていて撮影しています。丁度左旋回を始めようとするチャンスを狙っていました。防衛省HPを見ると、制式名称は、E-767早期警戒管制機です。乗員は約20人、3次元方式捜索レーダーなどの各種センサー・通信装置などを搭載して日本の領空及び周辺空域の情報収集を行っています。連続運用は約12時間程度で連続しての早期警戒管制運用が可能と言われています。母機はB767を使用している大きい機体ですが、背中に乗せた円盤状のレドームは下から見ても大きいですね。写真は10月19日に撮影しました。

ピッツスペシャルの演技

2008-10-23 16:09:54 | Weblog
木更津航空祭でピッツスペシャルがスモークを出しながら上空をローパスしました。退役を前にしたYS-11や最新式のAH-64Dの上空を見事に飛行しています。実際は、相当離れたところを飛行しているのですが、写真にするとまさに上空を飛行しているように見えますね。写真のトリックです。3年ぶりに木更津の上空が各種の飛行展示で賑わいました。写真は、知人から送っていただいたものを使用しています。

US-2

2008-10-18 17:33:05 | Weblog
百里基地で19日に行われた航空観閲式の際飛行していたUS-2です。海上自衛隊が固定翼救難機として保有しています。US-1の改造型で乗員11名、最高速度315Kt程度で飛行可能です。わが国は島国であり、本土からはるか離れた洋上や飛行場が無い離島での救難任務も洋上に着水して、この航空機で行うことができます。写真は10月19日に撮影しました。