1月9日に明野で航空祭がおこなわれました。その際例年通りの明野レインボーの演技が行われました。今年は燃料の不足などで、規模を縮小しての演技で、スモークもありませんでした。写真は正面から一列に直線進入したOH-1,AH-1S,OH-6×4が編隊長の号令で一気に旋回を開始して花が開花するように見える演技です。機種ごとに旋回等の性能が異なりますので、観客からバランス良く、美しく見えるように上昇旋回を行うのは、特段の訓練をしなければできません。航空学校の選抜された操縦教官が各種の技法を駆使して繰り広げるのが、明野レインボーチームの演技です。一瞬の命がけの演技を披露するのには、長い時間を掛けた汗と涙の厳しい訓練と教官同士の信頼関係があるからこそできることです。編隊長と話をすることができましたが、「やっと編隊長になれるほどになりました・・」と、厳しく長い道のりと編隊長としての肩の荷の重さを語ってくれました。厳しい訓練を決して厭わず、意見を自由に戦わして、教官同士の相互信頼をますます強めて我が国の防衛任務に就く立派な航空操縦士を育成していただきたいものです。写真はシャッターが間に合わず、編隊長機のOH-1がフレームから外に出て映っていませんでした・・。申し訳ないデス。