負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

心にトゲ ・ カド ・・・ 2.一角あれ

2012-10-09 22:00:57 | 原発震災避難者


遠足



丸くとも一角 ( ひとかど ) あれや人ごころ

あまり丸きは転(まろ)びやすきに


「 人角あれ 」 とは

「 丸いだけではいけない。一本シンが通っていなくては ・・・ 」

・・・ というほどの意味でしょうか。


丸いだけでは

 
カドのある人たちによって いいように転がされてしまいます。


「 善人 」ではあるべきですが 「 お人よし 」 ではいけません。


一面に

転がらないですむような平面もなくてはいけない といいます。


男において とくに必要なことがらでしょうか。


トゲのない人が トゲだらけの世を生きるには

それなりの警戒や 心がまえがいります。


情けないけど ・・・

そういう警告も必要であるのが ・・・ 世の中の現実というものですね。







心にトゲ ・ カド ・・・ 1.丸

2012-10-09 20:00:45 | 原発震災避難者


遠足


そのカドやトゲをつくりだすものは

我(が)であり 欲であり エゴイズム ・・・ です。


そういうカドがぶっつかりあうので 世に争いは絶えません。

小は 二人のケンカ口論から 大は 政争 戦争にいたるまで

そのもとは例外なく ・・・ 人間の心のカドやトゲにあるのです。


それは 醜い 悲しいことですから

なんとか世の人すべての心を丸くして

争いを地上からなくしたいものだ といいますね。


お説 ゴモットモですが ・・・

また これは理想であって いっぺんにそこまでゆくことはできません。


現実の世の人間は 十人のうち九人は トゲやカドの持ち主です。

・・・ そういう世を渡ってゆくためには

また それなりの知恵もいるのではないでしょうか。







感謝無限 ・・・ 平々凡々たる毎日

2012-10-09 17:00:43 | 原発震災避難者


遠足



平々凡々たる毎日がつまらなくて

「 なにか変わったことはないか ? 」

「 オモシロイことはないか ? 」

・・・ などと言ったり 空想したりする人がいます。


しかし ここで考えなおしてみれば

平穏無事であることほど ありがたいことはありません。


その価値がわからなくて オモシロイことのみ求めるのは

感謝知らず ・・・ というものでしょうね。


日々の衣食住にこと欠かないだけでも

感謝無限 ・・・ というべきほどに ありがたい現実なのです。







本末転倒 ・・・ 心とすがた

2012-10-09 13:55:21 | 原発震災避難者


遠足



形こそ深山(みやま)がくれの朽木(くちき)なれ

心は花になさばなりなむ

(兼芸法師)


古今和歌集に出ている歌で

詞書 ( ことばがき ) に

「 女どもの見て笑いければよめる 」 とあります。


・・・ 私の姿こそは
 
深山の奥に隠れている朽木のように 見るかげもなく醜いものだが

ご婦人がた そんなにお笑いめさるな。

心は 花のように美しくしようと思えば

できないことはないでしょうからネ ・・・ 。



人はとかく他人を 表面的な姿 形で評価しようとします。

大切なのは 中味である精神面なのに

そのほうはよく見ようとはせず

また 読みとる眼力もとぼしいものです。


自分自身に関しても 表面的なものだけを飾り

内面の修養ということを怠りがちになります。



いつの時代においても 人とはそういうものでしょうが ・・・

物質主義 拝金主義の今の世において

そういう性向は ・・・ 極まった感がありますね。







身をまもる ・・・ 4.経済的破綻

2012-10-09 07:58:29 | 原発震災避難者


遠足



「 身をまもる 」の第二は

経済的な破綻をきたさないことでしょう。


借金で首がまわらなくなるというようなことは

ぜったいにあってはなりません。

誠の道をさえ歩んでいれば そういうことは生じえないはず

・・・ と思うのですが いかがでしょうか?



金もちになる必要はありません。


西郷サンがいったように 「 児孫ニ美田ヲ残ス 」 必要もありません。


生きているあいだ 衣食が足りれば ・・・ それでよいのです。


要は 人に迷惑をかけぬことで ・・・ それさえ実行できるなら

「 身をまもる 」 の最小限は果たしていることになりましょうね。