今日よりも いい明日を ・・・

この世に生をうけて

生きていられるということ自体が

じつに　ありえないくらい貴重なことである

・・・　と痛感しています。


いい仕事を

立派な仕事をするから　尊いのではありません。


ただ息をしているだけで　・・・　素晴らしいのです。



少々　辛いこと　苦しいことがあっても

一日死なないで　夜を迎え

また　次ぎの日には　目をさまして

一日を生きるということが　尊いのだ

・・・　と考えています。


少々　辛くとも　苦しくとも

今日よりも　いい明日を　・・・　。

観えるものは ・・・ 心の写し絵

大自然の中に居ても

心にわだかまりがあると

風景は染みてこないものです。


同じ夕焼けを見ても

感動するときもあれば

まったく気にも止めないときがあります。



観えるものは　目の作用だけでなく

観るときの観念や心の状態に

とても関わっているのでしょう。


観えるものは　心の写し絵。


まわりが

世界が

瑠璃色に輝いて観えるのも

灰色に沈んで観えるのも

観るわが心次第　・・・　ということになるのでしょうね。



残る人生　できるだけ　・・・

心にわだかまりなく生きたい

・・・　と願う　昨今です。

故郷に還れる日を待ちわびながら ・・・

秋に向けて

避難所である雇用促進住宅(２棟)周辺の

二度目の草刈りも終えて　・・・
　

今朝(２７日)は 市内篤志家からいただいた

大量の寝具（毛布・敷布・布団など）と衣類の配布を行いました。

冬支度も話題にしながら　・・・　大賑わいです。











すべてが自主運営です。


「　じっとしているより動いている方が　・・・　」

といいながら　・・・

避難者（ほとんどが警戒区域から）の皆さん　・・・　本当に働き者ばかりです。


そして　故郷を想い　・・・　還れる日を待ちわびています。

集団避難所は いま ・・・

本日（２６日）　朝

何度目かの帰郷バスを見送りました。


広々とした集団避難所は

ますます　ガラ～ンとなりました。





ゆく夏　・・・

いのちをいと惜しむかのように鳴く蝉の声が

心なしか弱々しく感じられ

・・・　寂しくなります。

「 除染 ・ 除染 ・ 除染 」 ・・・ 田舎芝居

放射性物質は　降り続いています。


なぜか最近　原発事故の収束工程に関する

原発内作業の詳しい進捗状況については

テレビも　新聞も　ピタリと沈黙でした　・・・　。

悪ガキがおとなしいときは

悪いことをしているときが多いものですが　・・・　。


そして　外では

緊急避難準備区域の解除に向けて

出てくる言葉は　「　除染　・　除染　・　除染　・・・　」　の大合唱。


次には

計画的避難区域の解除に向けて　・・・
　
玄葉光一郎国家戦略担当相（福島三区）が

・・・　わざわざ福島県を訪れて　曰く

「　除染を進めるために逃げてはいけない

現実を直視すべきだ　」　・・・　と。


そして　そして　あげくは　・・・

東日本大震災と福島第一原発事故に伴い開設された

福島県内・県外の一次・二次避難所は

８月末に原則的に閉鎖

１０月末には全面閉鎖　・・・　の強行手段。

（福島県は　避難を依頼した県にも　それを求めています）


福島県が８月末を　原則閉鎖の期限としたのは

避難者に　今後の中長期的な生活設計を立て

学校の夏休み終了に合わせて　新生活に入ってもらうため

・・・　だそうです。


さて　さて

福島県の子どものいのちと未来は　・・・　どこにありますか。

福島県民のいのちと健康は　・・・　どこにありますか。

安全　安心　は　・・・　どこにありますか。


まるで　東大の児玉教授とやらを狂言役として

悪の露見を恐れる代官が

ことを急ぐ筋書きがみえみえの　・・・　田舎芝居のようです。

いうまでもなく　戯作者は　国と東電など　・・・　。

そして　芝居小屋への呼込み役は

欲に溺れ　わが身の保身に汲々とする輩（やから）かもしれませんね　・・・　。


「　除染　・　除染　・　除染　・・・　」

やはり　演ずる芝居小屋は

・・・　天井のない　ムシロで囲（かこ）った掘立て小屋なのでしょうか。



・・・　まもなく　秋が来て

木枯らしが吹きはじめます　・・・　。

原発震災避難者の素朴な疑問 ・・・ 除染

いまだ放射性物質が降りつづくわが故郷から　・・・

本日　南相馬市災害対策本部広報チームを差出人とする封書が届きました。

（今後　２回／月送られてくるのだそうです）

中身は
１．避難されている南相馬市民の皆様へ　　２３／８／１５　南相馬市長　桜井　勝延
２．南相馬市内の状況（その２）です　　２３／８／１０　南相馬市災害対策本部　
３．南相馬市放射性物質除染カレンダー　　２３／８　南相馬市災害対策本部
４．広報　みなみそうま　　２３／８／１５　南相馬市市長公室

警戒区域から避難する私としては

１．～　４．の内容について　いろいろといいたいこともありますが　・・・　。

とくに　２．南相馬市内の状況（その２）です　の中で

■　放射性物質の除染
「市民の放射性物質からの影響に対する不安を解消し、・・・　地域ぐるみで放射性物質を少なくして活動（除染）を行う」ことを目的に　・・・

除染対象
＜小中学校の除染＞
＜公園等の公共施設の除染＞
＜道路、側溝の除染＞
＜個人住宅＞
●　外壁・軒樋の洗浄や除草などにより放射線量の軽減が図れますので、個人対応でお願いします。

ハイ、除染の必要性は分かります。

ム・ム・ム　・・・　小中学生でも　一日の２／３は自宅で生活しているのですよ。

自宅は　生活のベースです。

そこで　素朴な疑問です。

個人住宅の除染が　・・・　なぜに　なぜに　個人対応なのでしょうか。

意味深なことだ　・・・　と思います。

告発状

しっかり　読んでくださいな　！


広瀬隆氏と明石昇二郎氏が連名で東京地検特捜部宛に提出した告発状です。

http://t.co/kojMJ5U


そして

しっかりと　告発相手の姓名を憶えておいてください。

どんな苦しみも ・・・ 堕（お）ろされた ／ 棺桶に入った

最近　私は　よく解ったような気がします。


大切なのは

「　はじめっからなかったと思う　」　ということです。


長く人生を生きてくると　いろいろな苦しみを味わいます。

そういうときには

「　はじめっからなかった　」　という目で見直せばいいのです。


たとえ　どういうことが起きようと

私自身が生まれる前に

両親が　「今度の子は堕（お）ろそう」　ということで

堕ろされてしまえば

今の私は　この世にいないのです。


「なぜ堕ろしやがった」　と文句をつけようにも

生まれていなければ　どうしようもありません。



あるいは　一転して

チンドン　ジャラン　と

棺桶（かんおけ）に入ってしまった時点から　見直してもいいのです。

死んでしまえば　もう　どうしようもありません。


生まれてこないという時点　と

とうとう死んだという時点　・・・

この二つから見直せば

どんな苦しみも　相（すがた）が変わってくるものです。

勇気をもって行動して下さい ・・・ お父さん お母さん

福島第一原発の事故では

政府も　専門家も　メディアも

「パニックを防ぐために　ウソを言ってもよい」とばかりに

事実を隠したり

小さく見せたり　・・・　してきました。

いや　・・・　しています。


しかし

原発で事故が起き

土地も　海も　食物も　すっかり汚れてしまったことは

まぎれもない事実です。


子どもをもつお父さんやお母さんは

事実を受け止め

子どもたちの未来のために　・・・

勇気をもって行動してほしい　・・・　と　せつに　せつに　思います。

原発震災避難者 ・・・ 「これもまたよし」のお盆

早朝気功（５：３０～６：３０）の指導を終えてから

長男家族の住む酒田市に向かいました。


妻が運転する車で

ゆっくり　ゆっくりの道中です。


・・・　無事到着です。

遅い昼食をご馳走になって　・・・

むかしから大好きな平山郁夫展に連れていってもらい

・・・　充分堪能することができました。


いつの頃になるでしょうか　・・・

偶然に　現地敦煌で莫高窟をスケッチする氏にお会いして

同行する奥様からお茶をご馳走になりながらの四方山ばなし。

・・・　今は　懐かしい思い出です。


子どもの家で迎えるお盆は　かつてなかったことです。

避難生活ゆえで　・・・　いささか寂しいものがありますが

・・・　「これもまたよし」　の一日です。

原発震災避難者 ・・・ 寂しいお盆

いつもなら

子どもたちが帰ってくる　・・・

孫たちがやってくる　・・・　と心待ちにして迎えるお盆でした。


いつもなら

子どもたちと一緒に　・・・

孫たちと一緒に　・・・　先祖の墓参りをする故郷のお盆でした。


いつもなら

子どもたちに　・・・　

孫たちに　・・・　「お正月　楽しみにしているよ」　と約束するお盆でした。


いまはもう　・・・　そのお盆もありません。

その故郷は　・・・　いま　放射能に汚染されつづけております。


避難生活も　５ヶ月たちました。

生き地獄のような苦しみや悲しみ ・・・ 原発震災避難者

いまだ収束の見通しが立たない福島第一原発事故。


根拠のない安全・安心神話を振り撒き

リスクと利権を天秤にかけて

利権を選択した「原子力関係者」たちの所業が招いた「人災」は

いまも　被害を拡大し

汚染を進行させ

われわれの暮らしを破壊し続けています。


すべての日本人に　一刻も早く

現在の福島県内の被曝量は

とてつもなく危険だということを　・・・　知って欲しいのです。

そして　いずれは日本中に　・・・　。


これまでの生活の基盤をまるごととりあげられて５ヶ月　・・・

多くの福島県民が味わされている

生き地獄のような苦しみや悲しみを　・・・　知って欲しいのです。



まもなく　緊急避難準備区域が解除されようとしています。

さて　何を根拠に　何のために　・・・　でしょうか。



今日で５ヶ月　・・・　警戒区域からの私の避難生活は続いています。

風雲急を告げる南相馬市 ・・・ 子どもを守れ

南相馬市議　大山氏からのメールです。（原文そのまま）

どうぞ　じっくり読んで下さい。

そして　拡散願います。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110810k0000m020130000c.html

まだまだ油断できません。
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タイムス
http://www.asahi.com/international/update/0810/TKY201108090700.html


政局や　政権、利権本位で子どもたちは被曝させられます。
政権与党は畳み込み処理で　解散総選挙で大敗しないように　「形」だけを気にし
人殺しをする政治犯罪真っ只中です。そして今、
最後の仕上げが行なわれようとしています。しかし犯罪人をあぶり出し　「東京裁
判」
との声も次第に高まっています。尻に火がついている政権です。
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「除染キャンペーン」には困ったものです。昨日、伺って話を聞いてきました。

石神第二小　幼稚園の先日の除染では　作業者への十分な配慮はされながら
隣接住民への配慮が全くされていませんでした。
　事前連絡も無く　突然、風上の幼稚園屋上から放射性物質を大量に含んだ霧が
周辺住宅を包み込んだ。
　気がついた住民は　抗議をした。　責任者らしき職員は「東大の偉い先生に指導を
受けてやっている。」と突っぱねた　という。

住民は自宅２階から観察しながら　再三抗議をしたところ　屋上もホール屋根部分も
中途でやめてひきあげていった。
現在
屋上には　水溜りの跡に　サラサラになった　埃が堆積している。


「除染除染」と声高に叫び　マスコミによる報どう量は増えても　実際、学校などの
公共施設は　市内面積の１％に満たない。
除染予算も商店や住宅などには付いておらず　９０％近い山林や田畑に強い季節風が
吹き　土埃と共に　いまだ検査されていない放射性物質３１種類が市内を覆う事を　
この「除染責任者」は考えていないのだろうか？

如何でしょう？

それにしてもタイムス社にこれ以外でも　お伝えできる情報が沢山あります。
是非、最先端地における　直接の生の情報をアメリカから発信していただけないか
皆さんのお知恵とネットワークをお貸しいただけませんか？

よろしくお願いいたします。
風雲急を告げています。　
子どもたちを何とかこの国家的犯罪から守らなければなりません。

棄民代表　大山弘一

私は　当ブログはじめの頃より

南相馬市は

政治的に必ず利用されるであろうことを述べてきましたが

まさに　まさに　その通りとなっています。

いいかげん 目を覚ましてください ・・・ 御用学者

昨日（８月８日）の福島民報を読んで

・・・　情けなくなりました。


山○俊○　氏　（福○県放射線健康リスク管理アドバイザー）

「被曝しても大丈夫」と連呼する「放射能安全論」の御用学者。

Ａ級戦犯四人組の一人で　・・・

福島県内の児童の２０ミリシーベルト無害論にお墨付きを与えた張本人。


記事のタイトルが　「健康　しっかり守る」

・・・　笑ってしまいます。


なぜにこうも

福島県人の多くの方は　「肩書き」に弱いのでしょうね　・・・　。

原発震災避難者 ｉｎ 上海 ・・・ その７

８月１日の午後です。

ゆっくりとした昼食を終え

「外灘（ワイタン）にでも行ってみましょうか」

というわけで　・・・　移動です。




望遠で　・・・





ただひたすら　・・・　歩きます。



到着です。











さすが　関君　お疲れのご様子　・・・　いたわる　やさしいお母さん



親子で　パチリ。





原発震災避難者である私が　わざわざ上海を訪問したのは

今後　まちがいなく問題になるであろう　・・・　癌などの多発に対して

積極的に対応していこうと考え

上海癌クラブ（上海市癌症康復倶楽部：会員１４０００名）と

上海癌学校（上海市癌症康復学校）に協力要請をするためです。＊

つまり

積極的に　癌や生活習慣病などの予防と治療効果をあげようとするものです。


同倶楽部・同学校とのおつきあいは長く

当方の考えを充分理解して頂き　・・・　協力の約束を得ることができました。

・・・　感謝です。

＊　【　追記　】

留学をご希望の方がおられましたら　・・・　お手伝いします。

ご一報下さい。