負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

わたしのゴールデンウイーク

2011-04-29 18:49:21 | 原発震災避難者




昨日も 今日も

・・・ 避難所は いろいろなことがありました。



ゴールデンウイークは

・・・ ゆっくり過ごそうと思います。




坂村真民さんの『 一遍上人語録 捨て果てて 』の中から

詩 「 二度とない人生だから 」の一部を抜粋させて頂きます。




・・・


二度とない人生だから

一匹のこおろぎでも

ふみころさないように

こころしてゆこう

どんなにかよろこぶことだろう


・・・


二度とない人生だから

まず一番身近な者たちに

できるだけのことをしよう

貧しいけれど

こころ豊かに接してゆこう


二度とない人生だから

つゆくさのつゆにも

めぐりあいのふしぎを思い

足をとどめて見つめてゆこう


・・・




なぜか ・・・ 旧い本をひも解きたくなる心境です。





三つのこころ と 三つの要求

2011-04-28 13:04:56 | 原発震災避難者




今朝 練功(気功の練習)のときに

三つのこころ(三心)と三つの要求 ・・・ について話しました。



三心 ・・・ 香功(シャンゴン)の田瑞生老師のことば

決心

信心

恒心



三要求 ・・・ 抗癌功法:郭林新気功の郭林老師のことば









        (あえて 解説は加えないことに致します)



避難生活をしているおかげで

いままでになく

・・・ 深いところから学べることに感謝しております。


* 練功 : 毎朝 05:30 - 06:30










では また ・・・

2011-04-28 09:55:33 | 原発震災避難者




明日から世の中 黄金(ゴールデン)ウィーク ・・・ ですね。

さて われわれ避難者には 鉛ウィーク ・・・ といったところでしょうか。



今朝だけでも ・・・

四組のご家族から 避難所を離れるご挨拶をいただきました。

行く先が 避難生活であることには変わりないのですが

皆さん 明るい顔をされており ・・・ 何か救われる想いです。



「 では また ・・・ 」

いうまでもなく ・・・ 再会する場所は 故里です。





先々に ・・・ いま思うこと

2011-04-26 10:59:55 | 原発震災避難者




今朝
東京電力株式会社あて
「仮払補償金請求書」
南相馬市長あて
「義援金配分申請書」
の提出を完了しました。


一昨日
南相馬市の現議員と元議員の2名が当避難所を訪れ
現況を説明してくれました。

・・・ われわれ避難者にとって
安心するものは 一つもありませんでした。

中でも 原発事故 放射能被害について
「・・・ 補償金等に関する問題は
東京電力に対し各個人それぞれで行うようになります」
の一言。



実に ・・・ 虚しいものを感じます。

いずれ先々

時期がくれば東京電力が
「・・・ われわれも地震・津波の被害者で ・・・」
といい出す ・・・ のは眼にみえています。


個人の弱点 ・・・ 
組織対個人と長期化による解決法がとられることに
くやしさを味わう ・・・ のは必定でしょうね。



それとも 私の考えすぎでしょうか ・・・ 。





この苦難を乗り越えた先に ・・・ 各地の避難先にいる大切な門下生たちへ

2011-04-25 10:16:11 | 原発震災避難者




われわれはいま 避難者としてたくさんの物質的支援と精神的支援をいただいております。


人はこの世で
苦難(苦労)を乗り越えた対価として
物質的なるものを享受するものと
精神的なるものを拝受し
満足し 充実感を味わうものとがあります。

両者を受けるに越したことはありませんが
物質的なるものの対価が多ければ多いほどに
精神的なるものの喜びを忘れ
ついに物欲のとりこにおちいり
身を救うどころか
物質的価値観を通して この世を見通し
気付いたころには すでにおそく
見損なったままの眼鏡で
終焉(しゅうえん)を迎えることになり兼ねません。

まして
物質的価値なるものが
次第に両の手から落ちこぼれてしまえば
後は 何も残ろうはずがありません。


ところが 精神的なるものでの対価は
しらずしらずのうちに
身のうちをひとまわりもふたまわりもおおきくさせ
心の土壌(:肚)にまで生かされ 守られていることの喜びで
積み重なり
心を心して鋤(す)き耕し
次から次へと波紋が広がり
その効果は
自らの日々の仕草(しぐさ)や態度
そして 顔の表情に及んで行くことになりましょう。

                     (佐竹龍心)






鬼編集長のこと ・・・

2011-04-24 13:42:38 | 原発震災避難者





このブログを書きあげるについては 

実は 鬼編集長がおりまして ・・・ 

「書いたぁ~」

「できたぁ~」

と 毎日 叱正がとんでくるのであります。



同じ部屋の斜め対面におられる女性です。

毎日 毎日 それは それはきびしい視線もとんでくるのです。


昨日は息子が二人たずねてきたので

書けなかったわけですが ・・・ 

今朝のお言葉は

「 休むと 体調を崩したのでは というコメントが入ってくるから

 まず 元気ですと書くんですよ 」

・・・ そんなやりとりを 部屋の皆さんは ニコニコとみておられます。


鬼編集長のやさしいお父さんは

「 すみませんねぇ 」 うれしそうに頭を下げられます。 

「 いえ いえ 」



今日も 宿題を忘れた小学生のように ・・・

ダンボール箱の机に向かっているようなわけであります。




* エジプトで撮影












不運な境遇にあっても ・・・ 信じています

2011-04-22 20:09:34 | 原発震災避難者




不運な境遇にあっても

なにもしないで

ただ不遇な自分を嘆いてばかりいる人は多いものです。

ちっとも行動しようともせずに

ぐちだけはいいます。

・・・ これでは どうにもなりません。


たとえ むだになるかもしれない事柄でも

よかれと思うところを実行してみなければ

・・・ 出口は発見できないでしょうね。



どんなに硬い皮におおわれた種でも

やがて芽はふく ・・・ と信じています。




そよさんのコメントから

避難所の庭の芽吹きを加えます。

















警戒区域指定直前 ・・・ お弁当を食べる会

2011-04-21 20:21:21 | 原発震災避難者
数時間後の午前零時から 警戒区域指定

・・・ 20キロ圏立ち入り禁止へ

・・・ ちなみに 私の家は15キロです。


いろいろといいたいこともありますが ・・・

なぜか今は 虚しさがいっぱいで 書きすすめる気にもなりません。

・・・ ボチボチと書くつもりです。






きょうは 三条市内四つ避難所のみなさんが集まって

お弁当を食べる会がありました。

七分咲きの桜とふりそそぐ陽の下で ひとときを過ごしました。

・・・ ひろびろとした大空を楽しむことができました。


合掌です。









ちびっこ応援 ・・・ ありがとうね

2011-04-20 13:20:58 | 原発震災避難者
きらきら幼稚園 はばたきルームのみなさん


きれいな きれいな元気を

いっぱい いっぱいもらいましたよ。


ありがとうね。











おもわず写真撮りを忘れてしまいそうな ・・・ 楽しいひとときでした。








青い畳 ・・・ 鎮魂 その後

2011-04-19 10:59:27 | 原発震災避難者



亡くなった 彼がいた場所は

・・・ 青い畳(たたみ)になりました。


彼が大量の血を吐いたところです。

トイレに行きやすいようにと配慮した出入口のところです。

九十六畳の中の一畳です。


もしかすると ・・・ 

吐血の原因は 胃をつき破るほどのストレスだった

・・・ のかもしれません。


いまは ひっそりと ・・・ もの悲しい

一枚の青い畳です。








鎮魂 ・・・ 同室の避難仲間が亡くなりました

2011-04-18 19:14:16 | 原発震災避難者



昨夜 同室の避難仲間が亡くなりました。


還暦を過ぎた彼と老母二人の避難生活です。

歩行が不自由なわが子を献身的に介護する母は
腰が曲がり 小さく見えるほどです。

時折する激しい咳き込みのほかは 寡黙な毎日でした。


「 どうです? つらくありませんか。 お手伝いできますよ 」
「 よろしく ・・・ 」
何度か楽になるよう お手伝いすることもありました。


・・・ 驚くほど大量の吐血でした。
タタミに 着衣に 顔に ・・・

今野医師がかけつけ ・・・ てきぱきと診察をすすめます。


「 おねがいします 」老母は ・・・ 私にいいました。

広がる血を
かきあつめるように
おしかくすように およぐ手

「 まもなく救急車がきますからね、きれいにしておきましょうよ 」
濡れタオルで ていねいに 顔も のども 手も ・・・
ていねいにふきとりました。


走り去る救急車に 深々とおじぎをしました。

それが ・・・ 別れになりました。


ときおり 「 帰りたい 」ともらしていましたから

・・・ 無念だったと思います。


彼は 原発直近 南相馬市小高区 ・・・ 同郷の人です。





* 午後 鎮魂の写真を撮りたいと出かけてきました。








ゴーストタウン ・・・ 放射能汚染

2011-04-17 16:16:15 | 原発震災避難者


原発から15キロのわが家は
ここ 三条市から270キロ。




一ヶ月以上放置されたわが家の中は
家具は倒れ 落下したものが散乱し ・・・ 足の踏み場もない。

電源を切られた冷蔵庫の中は
腐敗し 部屋いっぱいに ・・・ 異臭を放つ。




見慣れた町並みも ・・・ 深い爪痕を残す。




目に見えない放射能の恐怖があたりをつつむ。

呼吸を止めた ・・・ ゴーストタウン。


のどかとも見えるが ・・・ きびしい現実。


* : (南相馬市小高区)