負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

いきいきと その63

2016-04-30 06:04:42 | 原発震災避難者


遠足



生きる日のために

死をふまえて生きていく。

それだから

生きるいのちが ・・・ 生まれてくる。


いつも死を裏側に持っているために

生が ・・・ 躍動してくる。



それを

はっきりと ・・・ 知らなくてはならない。







いきいきと その62

2016-04-28 07:18:10 | 原発震災避難者


遠足



「 手は 」 何のためにあるか

それは

落ちていく自己を支えるためにある

・・・ とリルケは言っている。


リルケは キリスト教国の生まれだから

・・・ 「 手 」と言った。



私は 仏教国の生まれだから

・・・ 「 足 」は 何のためにあるか


それは

落下していく自分を

どこかで踏み止めるためにある

・・・ と言おう。







いきいきと その58

2016-04-24 16:27:49 | 原発震災避難者


遠足



何かをしよう

みんなの人のためになる

・・・ 何かをしよう



よく考えたら自分のからだに合った

何かがある筈だ


弱い人には弱いなりに

老いた人には老いた人なりに

何かがある筈だ



生かされて生きているご恩返しに

小さいことでもいい

自分でできるものをさがして

・・・ 何かをしよう







いきいきと その55

2016-04-19 22:12:03 | 原発震災避難者


遠足



病気になって ・・・

ひとときでも 半身が動かなくなったゆえに

庭先の小さな花に関心がいくようになり

花の美しさに ・・・ 気がついた。


嬉しいことが一つ増えた。

嬉しい時間が一つ存在していたことに

・・・ 気がついた。



・・・ 有難いことです。







いきいきと その54

2016-04-18 16:19:08 | 原発震災避難者


遠足



生きるということは ・・・ ストレスの連続。



それを敵として

・・・ 立ち向かうのでもなく

それに愚痴をこぼしながら

・・・ 立ちすくむのでもない。


ただ深いため息をつきながら

ときには 涙を流して泣きながら

その重圧を背負って ・・・ 生きるしかない。



人はただ

口惜しくても

辛くても

そのストレスを ・・・ 引き受けるしかない。







いきいきと その53

2016-04-17 18:22:01 | 原発震災避難者


遠足



「 年寄りの冷や水 」は

決して体に良くない。


しかし しょせん

これも ・・・ 「 気やすめ 」にすぎない。


養生法 健康法 鍛錬法 摂生法

いずれをとっても

・・・ 「 気やすめ 」であることに変わりない



ただ この「 気やすめ 」という言葉を

文字とおり 気を

・・・ 「 やすめる 」

・・・ 「 安らかにする 」

・・・ 「 安定させる 」こと

と考えている。



「 病は気から 」と言う。


「 気 」をやすめることが

どれほど大事なことか ・・・ 。



「 すべての健康法は ・・・ 気やすめである 」







いきいきと その52

2016-04-16 21:49:47 | 原発震災避難者


遠足



手術後に痛感していること ・・・



手術によって切断されるのは

リンパ管や神経だけではない。

「 気 」の流れる「 気道 」もまた

・・・ 断たれる。


血管は縫合できても

目に見えない「 気道 」は

いかなる技術をしても

・・・ つなぎ直すことはできない。


「 気道 」を

経絡(けいらく)と考えてもよい。







いきいきと その49

2016-04-14 14:21:30 | 原発震災避難者


遠足



ふつう「 いい加減 」という表現は

否定的に用いられることが多い。


「 あいつは いい加減なやつだからな 」

などと よく言うことがある。



しかし

本来の意味に戻して考えてみると

「 加 」は 加えること

「 減 」は 引くことの意味だ。


ものごとを足したり引いたりする

そのちょうど適当なポイントが

・・・ 「 いい加減 」なのかもしれない。



「 いい加減 」は

・・・ 「 良い加減 」なのである。