負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

知足 2

2017-07-31 16:30:34 | 原発震災避難者





私たちは

音高く流れる清流や

みずみずしい原生林を

失ってきただけではなく


「知足の心」とか

「お互いを思いやる心」とか

そういう ・・・ 生きる上で大切な知恵も

同時に ・・・ 失いつつあります


まことに嘆かわしく

失うものの多い世の中ですね ・・・







知足 1

2017-07-31 13:28:43 | 原発震災避難者





知足の人は地上に臥(ふ)すと雖(いえど)も

猶(な)お安楽なりとす


不知足の者は

天堂に処(しょ)すと雖も亦(ま)た

意(こころ)に称(かな)わず


{『遺教経』}



知足*の人は

地上に寝るような暮らしをしていても

心は安らかだが

知足を知らない人は

恵まれた暮しをしていても

心は いつも不満だ


・・・ という意味でしょうね


                       (2につづく)



*知足 ・・・ みずからの分 (ぶん) をわきまえて
それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること







下載清風(かさいのせいふう) 4

2017-07-30 22:00:31 | 原発震災避難者





二つに一つの

選択にせまられたら

二つとも ・・・ 捨ててしまおう



この船以外に

生きていくのに

必要なものなど ・・・ ないはずです



そう

船が健やかなら

人生は

自然の清風が

・・・ 運んでくれるはずです







下載清風(かさいのせいふう) 3

2017-07-30 20:00:09 | 原発震災避難者





もう ・・・ 余計なものは

積まないようにしよう



いつの間に

心に あんなに荷物を

しょいこんでしまったんだろう


こんど荷物に出会ったら

目をつむらずに

向きあって ・・・ 断ろう


                    (4につづく)







下載清風(かさいのせいふう) 2

2017-07-30 17:55:02 | 原発震災避難者





そう 降ろすのは

・・・ 心の荷物



心の中の

迷いや こだわり

嫉妬心や 心配や 執着心も

ぜ~んぶ ・・・ 港に降ろしてしまったら


どんなに気持ちがいいものでしょう ・・・


(3につづく)







下載清風(かさいのせいふう) 1

2017-07-30 15:05:05 | 原発震災避難者





積み荷を降ろして

軽くなった船が

清風にのって

軽やかに航海する

・・・ という言葉です



両手にいっぱい

肩から下げた荷物も

背中に背負った荷物も

全部降ろした ・・・ 気持よさ


飛ぶように歩ける

その時の気持ちは

誰でも経験したことがあるでしょうね



下載清風 ・・・ この言葉は

そのことを教えてくれています



(2につづく)







お地蔵さん

2017-07-30 09:17:08 | 原発震災避難者





「 土は ・・・ お地蔵さん 」



お地蔵さんの命が

何千 何万の草の命になります


草は枯れて

土壌動物によって

また 土に還り

その土が

また 命を生みます



都市文明は

土を覆うことで

そういう輪廻を断ち切ってしまいました


集中豪雨のとき

コンクリートを流れる雨水が

下水に流れ込んであふれ

逆流して都市洪水を起こします


そういう事態が頻発し

死者さえ出る世の中になりました



土を失った世界の恐ろしさを

思わずにはおれません


まして ・・・

原発事故で

汚しに汚した土を剥ぎとって

袋に詰め ・・・ 積み上げています



まことに ・・・ 愚かなことです




★ 久しぶりのアップです


二度目の肺炎のため

・・・ この18日 緊急入院しました


・・・ 病院のベット上からのアップです



おかげさまで

なんとか ・・・ アップできるまでになりました



感謝です !


よろしく ・・・ お願い致します !







上虚下実(じょうきょかじつ)

2017-07-29 07:10:43 | 原発震災避難者





中国気功の大家

焦国瑞(しょうこくずい)老師にお会いしたとき

「 上虚下実(じょうきょかじつ) 」

ということを ・・・ お聞きした



上半身の力が三分

下半身の力が七分

というのが・・・気功の極意だ

と言われるのです



松の木が立っている


天に向かって伸びる力が三分

下に根を張る力が七分のとき

・・・ その姿は美しい


肩の力が抜けて

すらりと立っておられる焦老師のお姿は

・・・ 見事なものでした



今の私にとって

とくに ・・・ 身にしみるものがあります




★ 久しぶりのアップです


二度目の肺炎のため

・・・ この18日 緊急入院しました


・・・ 病院のベット上からのアップです



おかげさまで

なんとか ・・・ アップできるまでになりました



感謝です !







柔らかい心で 3

2017-07-13 04:44:49 | 原発震災避難者





しかし しかし

昔の絵柄のままでは

現代人には

意味さえ不明で

・・・ 売れません



だから

伝統工芸は

いつでも 時代を少し反映させながら

・・・ 伝承されてきたはずですね


                       (4につづく)








柔らかい心で 2

2017-07-12 20:49:16 | 原発震災避難者





たとえば

伝統工芸といわれるものは

何代も続いて

技術とノウハウが

受け継がれていきます



何百年ものあいだ

少しずつ修正を積み重ねて

・・・ 完成されてきたもの


思いつきの新しい方法を

急に用いても

・・・ 勝てるものではありません



まさに

一貫して道を選んできた賜物ですね


                     (3につづく)







柔らかい心で 1

2017-07-12 13:58:43 | 原発震災避難者





一以貫之


一貫して変わらず

道を進むこと



楽な方 楽な方へ

・・・ 目移りして

そのたびに

都合のいいようにポリシーを変え

浮気ばかりしていると

ものごとの本質は

いつまでたってもつかめません



しかし

単にがんこに硬直して

一本道を行け

と言っているわけではないようです


                   (2につづく)







竹に上下の節 3

2017-07-12 05:30:33 | 原発震災避難者





男尊女卑は

けしからんけれど

男と女は

同じではありません



人生の先輩後輩という

年齢による上下関係もあります



十人十色を認めて

和敬清寂

・・・ というわけです


                     (4につづく)







竹に上下の節 2

2017-07-11 20:28:41 | 原発震災避難者





「 竹に上下の節あり 」は

対句になっていて


この次に

「 松無古今色 

・・・ まつにここんのいろなし 」

ときます


これは

松は 季節によって

緑の色を変えたりせず

いつも平等である

・・・ という意味



つまり

二つの句を使って言っていることは

平等といっても ・・・ 区別あり

区別があっても ・・・ 平等であるのだから


本来の姿そのままを認めてこそ

・・・ 円満だということです


                       (3につづく)