負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

家庭教育の乱れ ・・・ お伽噺考

2012-10-29 21:00:23 | 原発震災避難者


遠足



むかしむかし あるところに ・・・


日本お伽噺の登場人物の世代構成は

おじいさん

おばあさん

お孫さん  ・・・ が主に出てきます。

勿論

お父さん

お母さん ・・・ がいないわけではありません。

したがって

「 三世代 」の構成になっているのです。


では なぜ両親が出てこないのでしょうか

ここに 三世代の深い意味があるのです。


たしかに 親子はかけがえのないつながりですが

しかし そのつながりの重さと深さがわかるのは

年をとってからなのです。

日本お伽噺の語り部は ・・・ 年寄りにあるのです。


いうならば 人間性の源泉の真実さというものは

年をとってみなければわからないのです。

その人生の深さを

年寄りから孫へ伝えようとしているのです。


『 桃太郎 』 にしても 『 花咲かじいさん 』にしても

老いてはじめてわかる ・・・ 「 人生の意味 」 があるのです。


そう思ってみると 今日の家庭教育の乱れは

三世代の深さを忘れた ・・・ 

二世代のどろどろした未熟さにあるのではないでしょうか。







大根役者たちが大騒ぎ ・・・

2012-10-29 19:00:03 | 原発震災避難者


遠足



お芝居では

お殿様が主役

足軽は端役

・・・ と決まっていません。


足軽が主役

お殿様は端役

・・・ ということもあるはずです。


さらにまた

主役の人も名人芸

端役の人も名人芸

・・・ ということもあるでしょうね。



その点 今のように

舞台上演以前のところで

大根役者ばかりが 配役の取り合いで

ドタバタ劇を演じているような社会は

文化程度の低級下劣な社会でしかありません。



なによりも かによりも 名人芸は

・・・ 政治力 金力とは 無縁です。



どこかで ・・・

大根役者たち全員が

陣笠かぶって 大騒ぎしているようですが ・・・ 。







運気を変える ・・・ 逃げるな 止まれ

2012-10-29 14:00:47 | 原発震災避難者


遠足



「 なんとかしよう 」 とあせるのは 人間の本能ですが

その前に 静かに自分の不利な状態を

すなおに受けとめることが大切だと思います。

自分の身に しっかりと引き受けるのが

・・・ 運気を変える前提条件です。


逃げようとすれば

ますます追いかけてくるのが ・・・ 運の特性です。


自分が まず ・・・ 止まる

止まれば ・・・ 影である悪い運気も止まるのです。

あわてると ・・・ ますます混乱するだけです。


運というものは 波のリズムのようなものですから

下手に人工を加えないことではないかと思います。

人工を加えすぎると 無理が生まれますから

・・・ 波乗りに失敗するのです。


「 悪いことが起こった すわ逃げろ 」 ではなく ・・・

悪い状態のまま ・・・ そこに止まることです。







面倒なことを ・・・ 楽しんで

2012-10-29 11:00:46 | 原発震災避難者


遠足



昔の人は ・・・

たとえば 面倒くさいと思う 障子の開け閉(た)てを

見事な作法でもって ・・・

見ている人が

「 ああ 素敵な立ち居振る舞いをされるな 」 と

惚れぼれするような動作でやることで

・・・ ひとつの文化を作ったのです。


便利だといって

それを便利な道具に すり替えるのではなく

面倒なことを ・・・ 逆に楽しんでいくというやり方で

ほとんどの文化というものは

・・・ できていったのではないでしょうか。







一喝 ・・・ 日々これ好日なり

2012-10-29 08:22:38 | 原発震災避難者


遠足



雲門和尚のことばに

「 日々これ好日なり 」 というのがあります。


ふつう これは

毎日が 平穏無事 快適にすぎていく

といった意味で使われていますが ・・・


いえ いえ ・・・


お前たちは

なにをウロウロと毎日を過ごしているのだ。

つまらんことに 来る日も来る日もこだわってなんになる。

時は お前たちを待ってはくれぬぞ。

今日一日 全身全霊をこめて頑張らずに ・・・

いつ頑張るというのだ。


・・・ と 和尚の一喝が聞こえてくるようです。