負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

気付き ・・・ 早い遅いはない

2012-10-17 20:00:13 | 原発震災避難者


遠足



もし 60歳まで 損得利害に心を奪われ

喜怒哀楽の中に生きて来た ・・・ とします。

つまり その一生の大事を泣き笑いに過ごして来た ・・・ とします。


その人が もし 自分の本体に気づいたとしても

あまりにもおそいのではないかという心配があるかもしれません。

たとえば どこかの会社か役所を定年退職したとたんに

それまでのガツガツした自分の生活を省みて

ああ ここまで来てしまってはもうおそい

・・・ と嘆く人があるかもしれません。


しかしそれは 全く心配ご無用です。

自分の本体は 何ものであるかに気づくのは

20歳でも 60歳でも

その値打ちは全く変わらないのです。

いや 80年泣き笑いをして来て

いよいよ死ぬ一日前になって ハッと気がついて

言葉で表しようのない 自分の本当のすがたに立ち還ったとすると

その人は 人間という相(すがた)に生まれて来た甲斐があったわけです。


ともかく ・・・ そうなのです。


20歳のとき それを知って

80歳まで その知った自分のすがたに従って生きたのと

死ぬ一日前に それに気付いたのと

・・・ 同じ値打だ と思います。







生きかたの富 ・・・ 蓄積

2012-10-17 17:00:05 | 原発震災避難者


遠足



企業の生き残り戦術も

個々人の日常における生き方も

根本においては同じはずです。


しかし 企業人から家庭人にかえってしまうと

おカネを蓄えることは心がけますが ・・・

その背面の「信用」を貯めることは ・・・ 忘れがちです。


いわば モノの富を追求することはあっても

「 生きかた 」 の富を蓄積する発想はかえりみられません。


これでは

「 人生の舵とり 」 はうまくいかないのではないでしょうか。







いかに生きるか ・・・ いかに死ぬか

2012-10-17 14:00:50 | 原発震災避難者


遠足



人間 いかに生きるか

というテーマの裏側には

いかに死ぬか という問題がかくされています。


「 死 」 という冷厳な事実を

だれもが将来に迎える ・・・ のは いうまでもないことです。


「 生 」 をむさぼることに狂奔し

・・・ バランス感覚を失うことで

私たちは

自分の 進む方向 を誤らないよう

・・・ 心がけたいものです。







交わりの世界 ・・・ 広げる

2012-10-17 11:09:57 | 原発震災避難者


遠足



人生がゆたかであるかどうかは ・・・

その人の交わりの世界が

どのていどのスケールか ・・・ にかかっていると思います。


交わりの世界の貧しい人は

視点が それだけ狭く ・・・ 偏ってしまいます。

その人の意識が閉鎖的だからそうなってしまうとも考えられますね。


「 類は友を呼ぶ 」 といわれるように ・・・
 
人は 無意識裡に交際の輪を広げていくと

よくもわるくも 自分の波長に似たものと

交わりの世界をつくりあげる傾向をもっています。


よく じぶんのまわりにどうしてくだらない人がくるのだろう

・・・ と嘆く人がいますが

これなどは 自分で自分の首をしめる言葉です。


人は 自分のていどの人間関係しかつくれません。

それだけに うかつに生きていると

偏った世界のなかで

お山の大将になる ・・・ 危険性がつねにあります。

それだけ 生きかたのレーダーが狂いやすくなるのです。


交わりの世界を広げる ・・・ ということは

たくさんの人の視点とつきあう ・・・ ことを意味しますね。







素直な心 ・・・ 自然体

2012-10-17 08:05:04 | 原発震災避難者


遠足



ある方が職場で 思いがけぬ大役を与えられ

どうしようかと相談にみえられた際

「 自然体でいきなさい 」 とお話しした。


「 上手にやろうという 気負いも要りません。

 失敗したらという 不安も無用です。

ただ 自分は

自分以上の何ものでもなく

自分以下のなにものでもありません。

ただひたすら あるがままの自分に徹してやる以外にありません 」


さながら 素直な心で

それに取組むことをお話ししたわけですが ・・・

意外にも障害となっていた諸々情況が 事前にとり除かれ

無事やり終えることができた ・・・ といいます。







あなたですか ? ・・・ 自然

2012-10-17 04:06:18 | 原発震災避難者


遠足



あなたの心臓は だれが動かしているのですか ?

あなたの脈は だれが打っているのですか ?

あなたの血は だれが循環させているのですか ?


あなたではありませんね。


では 心臓を止めるのは

脈を打つのを止めるのは ・・・ あなたでしょうか ?



昔の人たちは

人の体は 自分のものではないことをよく知っていました。



ちなみに

自分とは 自然の分身 ・・・ ということではないでしょうか。