負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

ウロウロ フワフワ ガサガサ 5/5

2012-07-31 22:59:59 | 原発震災避難者


遠足



物やお金の中に 幸福を夢みて

憑かれたもののように ウロウロ フワフワ ガサガサ

腰を浮かせて生きる人の姿は ・・・ みじめなものではありませんか。


そのみじめさから 自分を救う道は

あの欲望をかき立てる 気狂いじみた宣伝に乗せられないこと ・・・

つまり それによって 欲望の蓄積が大きくさせられないように

幸福の在りかを確かめるより他にない ・・・ と思いますよ。







ウロウロ フワフワ ガサガサ 4/5

2012-07-31 17:53:51 | 原発震災避難者


遠足



ともかくまず 物質的豊かさを追い求めない生き方が

どんなに心の豊かさをもたらすものであるかを

体験しようではありませんか ・・・ と言いたいです。


どんな種類の欲望でも蓄積が少ないほうが 心は豊かで自由ですが

物質的欲望からだけでも解放されたら

まことにすがすがしく

生活も落ちついてくることは ・・・ 間違いありません。


この騒がしく 物質文明華やかな社会の中で

人間が味わい深く生きるのには

物質的欲望を 満たそうと努力することによるのではなく

かえって それから離れることによるのだ

と ・・・ 私は信じています。







ウロウロ フワフワ ガサガサ 3/5

2012-07-31 11:14:09 | 原発震災避難者


遠足



ウロウロの原因である欲求を すべて叶えるわけにはゆきません。


ですから 落ちつこうと思ったら

欲求のほうを あまり溜めないようにするより他ありません。


そして 溜めないためには ・・・

いろいろな宣伝 ・ 仕掛けによって

われわれは 欲望を限りなく強化増大しなければ

幸せになれないように なんとなく思い込まされていますが ・・・

その宣伝は 全部ウソである ・・・ ということに

気がつきさすればよいのだと思います。







ウロウロ フワフワ ガサガサ 2/5

2012-07-31 07:55:18 | 原発震災避難者


遠足



テレビ・新聞・折込・インターネット・立ち並ぶ看板 ・・・


限りない欲望を限りなくかき立てる仕掛けが どこにも満ち満ちています。


この仕掛けに引っかかったら どうしても結論としては

お金をできるだけたくさん手に入れなければならないことになります。


何故ならば お金は

ほとんどあらゆる欲望満足剤のエッセンスのカン詰

・・・ みたいな重宝な働きをするからです。


それで 人は

せっせと鼻の穴を膨らませて

・・・ お金を追いかけるのだと思います。


さてそこで 我に返ってみると

世の中が欲望に煽られて 落ちつきを失っているからといって

自分も それに調子を合わせて

ウロウロしなければならないという道理はありません。


大体 体の中の諸々の得体の知れない欲望につき上げられて

人並みに キョロキョロ ウロウロしても

大して得になるものでもなく ・・・

それより じっくりと腰を据えて

今 目の前にある大したこともない仕事に

全力をあげる方が利口なのだ ・・・ ということは

誰にでも すぐわかると思いますよね。








ウロウロ フワフワ ガサガサ 1/5

2012-07-30 21:50:14 | 原発震災避難者


遠足



今の世の中は まことに落ちつきがなく

誰も彼もが ウロウロ フワフワ ガサガサしているような気がします。


しかもそれが 年と共にひどくなってくるように見えます。


それには いろいろな原因があるのでしょうが

その根本には

人々の体の中にうごめく 意識以前の激しい欲求があるのだろうと思います。


その欲求に突き動かされて

わけもなく走り回っている人が 絶対多数を占めているのではないでしょうか。


それで 世の中からは

胸のわるくなるような臭いのする

薄汚い 塵かスモッグのようなものが立ち昇るのだと思います。


情報化時代と言うのでしょうか。


家庭の中に座っていても 毎日毎日 無数の情報が流れ込んできます。


街に行けば 情報が氾濫しています。


しかも その情報の大部分が われわれの欲望を刺激し

欲望を増大させようという意図で

計画的に仕組まれたものですから ・・・ たまりません。


お人好しに その情報を素直に受け取っていたら

われわれの心の中は あらゆる種類の欲望で充満してしまいます。







どうぞ いつまでも貧乏で ・・・

2012-07-30 05:58:04 | 原発震災避難者


遠足



先日 ある若い男女が連れ立って来て

結婚することになったことを 報告してくれました。


私は 両方とも前からよく知っていて

大変似合いの組み合わせだ ・・・ と思いました。


そのとき口から突いて出た 心からの祝福のことばは

「 どうぞ いつまでも 貧乏でいてくださいよ 」 ・・・ というのでした。


二人は目を輝かして 「 ハイ 」
 
と ・・・ 心をこめて答えてくれました。


それで私は この人たちがきっと

こころ豊かな よい家庭を作ってくれるだろう

・・・ と思ったことでした。


むろんわざわざ計画的に 貧乏を心がける必要もないでしょうが

少なくとも 物質的豊かさを追わないようにしてください

・・・ という気持ちで言ったのでした。






ナルホドソウカ ・・・ 聞く

2012-07-29 15:38:02 | 原発震災避難者


遠足



人の言うことを

ナルホドソウカ

とうなづけたら

そこには小さな花が咲くようだ


・・・ 念仏者 榎本栄一さんの詩です。



「 ナルホドソウカ 」 と全身で頷けたとき

そこに 小さな花が咲くのです。



心の病をほぐすとは ・・・

小さな花を咲かせることではないでしょうか。


「 聞く 」 という一大事を忘れています。


それが 豊かさの中での

・・・ 人間の最大の不幸ではないでしょうか。







目覚め ・・・ いのちの尊厳

2012-07-29 07:24:13 | 原発震災避難者


遠足



静かな念仏詩人 竹部勝之進さんの詩に ・・・


犬が路傍に坐っていたが

のろのろと歩きはじめた

犬は本能的に動いているのである

本能を自覚できるのは

人間だけである

人間だけが

目覚めることができるのである

人間に生まれたありがたさ      (人間の歌)



人間に生まれた幸せは 本能(煩悩)に目覚めるところにある と

人間だけが 目覚めることのできる動物だ といっています。



人間が そのいのちに目覚めるところに感動する ・・・ いのち。

それが いのちの尊厳ではないでしょうか。


逆にいえば 現代の貧しさは

この目覚めを失った貧しさ ・・・ ではないでしょうか。







生きぬいて ・・・ 落葉

2012-07-28 21:21:14 | 原発震災避難者


遠足



ラジオを聴いていて ふと心にとまった句 ・・・


生きぬいて風に任せて落葉かな    作者不詳


「 生きぬいて 」 という作者の表現に

無量の思いがこめられています。


生きぬいた一枚の落葉は

それを ・・・ ほこることもなく

そのことに ・・・ 執着することもなく

いのちを風に任せて ・・・ 散る。


作者は そこから落葉の声を聞く ・・・
 

その声や 如何 ・・・ 。








うなづき ・・・ 広い世界

2012-07-28 19:01:54 | 原発震災避難者


遠足



なるほど

なるほど

と うなづきを知っている人は

広い世界を ・・・ ゆうゆうと生きていけます。


なるほど という世界を知らない人は

せまい世界を ・・・ 肩をいからせて生きていかねばなりません。