負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

可愛い子には 2

2018-06-29 20:24:30 | 原発震災避難者




過保護に育て

ただの学校の

受験のための勉強さえしていれば

よい子よい子と

なにも子どもにさせない家庭が少なくない




こんな育て方をされたら

将来

苦しさを味わい

不便を忍ばなければならないのは

子ども自身です



大学入試

就職試験にまでついてくる親がいる世の中

・・・ どこか狂っていますなぁ







可愛い子には 1

2018-06-29 15:13:53 | 原発震災避難者




日本のことわざに

「可愛い子には旅をさせよ」

とある


ここでいう「旅」は

むろん旅行ではない


家を離れ

故郷の土地を去って

他人の中で働き

自活すること



子どもが

ほんとうにかわいいのであれば

甘やかさず

なるべく早く

親の庇護の下から放り出して

一人で苦労させ

人情の厚い薄い

世の辛酸にふれさせ

多くの経験を通して

実社会を学ばせるのが

もっともよい教育である

・・・ との意味です


             (2につづく)







親の心 2

2018-06-29 07:21:29 | 原発震災避難者




成長して

巣離れしていきながら

反抗的になっていく子どもを

自分ひとりで育ったような気持で ・・・

と嘆きます

不幸だと悩みます





よく考えてみるとよい

子どもが幼かったころ

どんなに親たちに

かけがえのない悦楽を

子どもは与えてくれただろうか

この上もない幸福を味わったのではなかったか



あの時代の

素晴らしい経験を思えば

巣立っていく子どもの反抗への苦情など

いえた義理ではないのではあるまいか







親の心 1

2018-06-27 14:02:44 | 原発震災避難者




日本のことわざに

「親の心子知らず」

とある



どんな親でも

子どもを思わない親はいない




子どもは

親の深い愛情がわからず

勝手なふるまいばかりします


そんな意味であるが

親対子の関係だけでなく

目上の人の心を目下のものが

少しも理解しようとせず

まるで反対の言動をして

心配させる場合にも使われることばですね


              (2につづく)







嫉妬(しっと) 3

2018-06-26 16:26:26 | 原発震災避難者




「やきもち焼くとて手を焼くな」

「やきもち焼くなら狐色」

といったことわざもあります



嫉妬は

度を過ぎるとろくな結果にはならないですなあ


ほどよく

こんがりと焼くのが

もっとも効果的 ・・・ と教えています







嫉妬(しっと) 2

2018-06-23 20:00:14 | 原発震災避難者




嫉妬にもいろいろあるが

「やく」とは

男女の間に起こる嫉妬


「やきもちをやく」といいます


餅を焼くと

プーッとふくれます

女は嫉妬すると

ふくれっ面をします

ふたつを結び付けて

嫉妬するのを

「焼餅をやく」というとする説もありますね



「焼く」には

もともと嫉妬するという意味があります


              (3につづく)







嫉妬(しっと) 1

2018-06-23 17:02:16 | 原発震災避難者




日本のことわざに

「女房がやくほど亭主もてもせず」

とある


奥さんが嫉妬するほど

ご主人は外でもてていません


奥さんが嫉妬するのは身びいき

ご主人がもてたと思うのはうぬぼれであり

錯覚です


さもなければ

だまされているのですね

・・・ といった意味でしょうか


              (2につづく)







幽霊の 2

2018-06-23 14:13:24 | 原発震災避難者




いろいろ想像をめぐらして

ありもしないことを恐れるたとえです


「恐ろしければ藪が動く」

「なすび踏んで蛙と思う」

「芋頭が敵にみえる」

・・・ などもあります



まだ

困難にぶつかったわけでもないのに

あれこれ考え

不安がっていると

実際の困難に出会う前に

なんでもないことを困難だと誤解して

神経をすり減らしてしまう


堂々としている者を

困難は ・・・ 避けて通ります







幽霊の 1

2018-06-23 11:09:35 | 原発震災避難者




日本のことわざに

「幽霊の正体見たり枯尾花」


枯尾花はすすきである


暗い道を

幽霊でも出てくるのではないかと

ビクビクして歩いて行くと

デター!

白い経帷子(死人にきせる着物)の女が

うらめしやあとゆらゆら揺れている


びっくりして腰を抜かしたのだが

おちついてよくみると

白いすすきの穂が

夜風に揺れているだけであった


幽霊の正体は ・・・ すすきだったわけ


                    (2につづく)







うそ八百 3

2018-06-18 15:41:34 | 原発震災避難者




人間万事うその世の中


うそをつかねば仏になれぬ*


うそで固めた世の中

・・・ などなど

うそに関することわざはたくさんあります



「うそをつかねば仏・・・」*とは

お釈迦さまも

衆生済度のためからうそをいった

・・・ とのシャレです







うそ八百 2

2018-06-18 10:09:20 | 原発震災避難者




うそ八百の「八百」も

数の多いことです


うそのありったけをいうのを

うそ八百と表現しています


今も昔も

うそで満ちています

まさにうそ八百です



うそばかりつく奴を

「千三つ」といいます


千に三つもほんとうのことをいわない

・・・ という意味ですね


                 (3につづく)







うそ八百 1

2018-06-17 17:36:52 | 原発震災避難者




日本のことわざに

「うそ八百」

とある



大江戸八百八町などといわれているが

江戸の街が

八百と八町から成り立っていたわけではない


江戸の末期に

千三百余町もあったといいます



八百八町とは

八百万の神々(やおよろずのかみがみ)と同じで

概数であり

多い ・・・ という意味ですね


                   (2につづく)







出る杭は 2

2018-06-15 19:26:16 | 原発震災避難者




江戸時代に

身分制度が固まるにつれて

本来の意味あいが転じて

人間は差出たふるまいはするものではない

という退廃的な人生訓として

生まれ変わりました


いまでも

そうした使い方をする人が少なくないし

そうだと信じている者も

たくさんいますね





どうでしょうか


打たれるぐらいに出る杭でなければ

若者としてふがいないし

壮年に達した人でも

過当な競争が行われている現代社会で

人並み以上の仕事はできないでしょう



憎まれっ子世にはばかるです


おおいに自分を主張するがよいでしょうね







出る杭は 1

2018-06-15 15:55:42 | 原発震災避難者




日本のことわざに

「出る杭は打たれる」

とある



人よりすぐれている者は

周囲の人々から

特に目上の人から憎まれがちであり

攻撃されたり

嫉妬されたりします


また

あまりさしでたふるまいをすると

他人からせめられ

災難に出会うといった意味に使われます


                 (2につづく)