負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

大道 ・・・ 通行至難

2012-10-16 22:00:22 | 原発震災避難者


遠足



強者に楯突き 弱者を庇(かば)う。


これは

真の勇者の態度だ ・・・ と昔から思われています。

だが ・・・ そうでしょうか。


もう一つの道があります。


強者にも楯突かず 弱者をもあえて庇わず

是は是とし 非は非とし

是には組し 非は認めない ・・・ という姿勢があります。


この道は

強者の道ではありません。

勇者の道でもありません。

無我の大道 ・・・ といいます。


・・・ 通行至難な道です。







自滅を救う ・・・ 捨て果てて

2012-10-16 20:30:22 | 原発震災避難者


遠足



このところ

整理術の本で 「 断捨離 」 とかいうのが

多くの人々に読まれている ・・・ と聞きました。


無論 その内容の次元において 比較すべくもありませんが ・・・


捨聖 ( すてひじり ) と言われた一遍上人を 生き生きと描いた ・・・

故 坂村真民さんの 「 一遍上人語録 捨て果てて 」 という本があります。



その中に 「 捨 」 という詩があります。



捨は

空といってもよい

無といってもよい

菩薩の若さ

菩薩の美しさ

みなそれは

空からきている

無からきている


また捨は

まかせることである

木が美しいのも

花が匂うのも

この捨からきている


歴史を見てみるがいい

民族も国家も個人も

みな繁栄のために滅んでいる

持たなくてもよいものを

持ったがゆえに自滅した


・・・

・・・




なかでもとくに

歴史を見てみるがいい ・・・ は 考えるところが多いですね。







死ななければならない ・・・ 生き方

2012-10-16 17:30:01 | 原発震災避難者


遠足



いま どこかで 赤ん坊が生まれている。

そして

いま どこかで 人が死んでいる ・・・ と よく言われます。


なるほど そうでしょうが ・・・

その生まれたり死んだりが 他人のことだから

わりに平気で 私たちは そんなことを言ったり考えたりしますが

もし それが自分のことだったら
 
・・・ なかなか落ちついてはいられません。


生まれる方は わからないからよいけれど

死ぬ方は 大変です。


自分が いよいよ今死ぬ と想像して

平気でいられるのは 普通の人ではないでしょう。

よほどモウロクしているか

さもなければ

よほど人生について 深く深く納得している人かもしれません。


いずれにしても

普通の人は 自分が 今日か 明日には死ななければならない

・・・ と知ったら 平気ではいられません。

大抵の人は そうなったらやり切れなくなって

なんとかしてその場合でも平気でいられるようになりたい

・・・ と いろいろ工夫してみるでしょう。


もし 不安や恐怖心をムリに消さないまでも

そのままでともかく死んで行ける道があったら ・・・ ありがたい

・・・ と 普通の人は思うでしょう。



人間は生まれてから死ぬまで ・・・ 人間でありたいものです。

死ぬのなんかヘイチャラだと本当に思う人があるとすれば

・・・ どこかおかしいのではないかと思います。


人間が人間であることを自ら否定しないで

不安や焦りにも追われず
 
ゆったりと生きていけるなら ・・・

それが 一番よい生き方ではないかと思います。







死 ・・・ いつかはその日がくる

2012-10-16 14:27:20 | 原発震災避難者


遠足



どんな偉い人でも

どんなに悟った人でも ・・・ 死はやってきます。


死を 逃れることはできません。


死ほど 厳粛なものはありません。


死の自覚をもつものは ・・・ 人間だけです。



「 いつかは その日がくる 」


いつかは その日が来る

その日のために

一切が生きているのだ

飛ぶ鳥も

咲く花も


その日は 明日かもしれない

いや その日の夕方かもしれない


それゆえ その日は

つゆくさのように

うつくしくかがやきたい







老齢期最大の敵 ・・・ 心の逃避

2012-10-16 05:00:13 | 原発震災避難者


遠足



老人に対していま必要なものは

生きがいのある社会参加 ・・・ ではないでしょうか。


老齢期は 病齢期ではありません。 ・・・ ここがポイントです。


老人も生きているうちは ・・・ 働くことです。

周囲の人々に奉仕する ・・・ 使命感に立つことです。


老齢期の最大の敵は

老人なんだから ・・・

もう働かなくていい という思い

老人なんだから ・・・

お世話になって当たり前 と思う

・・・ 心の逃避です。



今日の日本の社会機構は 能率主義に偏し

老齢者から職場を取り上げ 社会参加の機会を失わせ

老齢者のための福祉へと追い込んでいる ・・・ ように思われます。


保護 = 疎外 ・・・ となってしまっています。