身をまもる ・・・ 3.長生き 2012-10-08 21:30:08 | 原発震災避難者 遠足 福沢諭吉翁は 「 天寿を全うするは人の義務なり 」 と言っています。 「 長生きしたい 」 ではなくて 「 長生きしなくてはいけない それが 自分を創ったもの(神)への務めだ 」 と言うのです。 「 誠の道ぞ人のゆく道 」 という その誠は まず わが体に向けられなくてはならないようです。 日ごろ不節制をして 病気になると医者に頼る クスリに頼る ・・・ とても 「 身をまもる 」 姿勢ではありえませんね。
身をまもる ・・・ 2.健康を保つ 2012-10-08 18:30:56 | 原発震災避難者 遠足 「 身をまもる 」 の第一歩 その基礎工事は 自分の健康を保つことです。 わが肉体のあつかいかたにも 倫理というものがあります。 このストレスの時代において 完全なる健康をたもつことは夢物語かもしれませんが 周囲の人に迷惑をかけないていどの健康なら 自覚と努力によって だれでも身につけうると考えられます。 いや 「 身につけなくてはならない 」 のです。 それが 「 道 」 です。 陽明学の祖 王陽明は 「 身を養うと徳を養うとはただこれ一大事 」 と言っています。 意訳すれば 「 不健康であることは 徳が低いこと 」 という次第。 しかし 健康は 自己完成の要件なのですから きびしすぎることを言っているわけではないでしょうね。
身をまもる ・・・ 1.道 2012-10-08 15:35:14 | 原発震災避難者 遠足 思いみればこの身のほかに道はなし 身をまもるこそ道を知るなれ 「 身をまもる 」 の一語 ・・・ なかなか意味が深いと思います。 単なる保身というていどの意味であろうはずがありません。 道 道 ・・・ いくら探し あるいは 論じてみたとて この自分自身の外に それがあろうはずはありません。 それを わが身に体現できてはじめて 真に道を知るといえるのです。 歌の意味は ・・・ そんなところでしょうか。 ゆえに 「 身をまもる 」 とは 肉体と心の双方をふくめて 「 この自分を全( まつと )うする 」 というほどの意味と考えられます。 そこまでゆく努力をしないなら 人の道は それこそ 「 画餅 」 にとどまることになるでしょうね。
テング ・・・ オレが オレが 2012-10-08 12:41:20 | 原発震災避難者 遠足 人間は とかく我のつよい生きもので 「 オレが オレが 」 という気持にとりつかれやすいものです。 優越欲という妙な欲から 多くの人は脱しえていないものです。 その欲がすこしでも満たされると テングになって 自慢を口にしたがります。 このちっぽけなオレを誇るのです。 「 井のなかのカワズ 大海を知らず 」 というとおり こういう人は例外なく せまい世界で自他をくらべ ちょっとばかり自分がまさっているというので ・・・ テングになっているにすぎません。 ほんとうに力量のある人は 広大な世界を知っているので とても高慢にはなれません。 ・・・ 謙虚たらざるをえないのです。 ・・・・・ 。
花の命は短くて ・・・ 朝顔 2012-10-08 08:51:30 | 原発震災避難者 遠足 人の一生だって まことに短い はかないもので 朝顔のそれと ・・・ 本質的な差のあるものではありません。 これを 「 はかない 」 と嘆けば はたらくことがイヤになってきます。 そこで 朝顔を見習いたまえ ・・・ というわけです。 人生の長さなんぞ ・・・ どうでもいい。 とにかく 生きているあいだは それぞれの務めを果たさねばなりません。 世のため 人のため いや だれよりも ・・・ 自分自身のために 美しく咲きたいものです。 ・・・ これは神からの至上命令であるような気がします。 やるべきことをやりとげたら 安らかな大往生 ・・・ キレイに散ることができるはずです。