負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

「 ありがとう 」 ・・・ 難値難遇

2012-12-31 23:00:41 | 原発震災避難者


遠足 ☆



なぜ ・・・ 「 ありがたい 」 のでしょうか。


人間として この世に生まれることは

・・・ ひじょうに難しいからです。

われわれ人間には

とても想像もつかないような無限の時間の中を

さまざまな変化を繰り返しながら

・・・ 形を変え 姿をみせます。


命を受けて

人間となって 生まれてくるということは ・・・ じつに難しいこと

つまり 「 ありがたい 」 こと ・・・ というべきなのでしょうね。







口の極楽 腹地獄

2012-12-31 20:52:01 | 原発震災避難者


遠足 ☆



肉や 砂糖や 果物は ・・・ 口には おいしいものですが

お腹の方では ・・・ あまり歓迎しないもの。


まして その摂りすぎは

胃の腑をはじめ ・・・ 内臓を苦しめます。

まさに 「 口の極楽 腹地獄 」 ・・・ というものです。


お腹をペコペコ減らすことよりほかに

・・・ 食事をうまくする道はありません。


空腹地獄といえるほどの少食と

丹念な噛み方の行を通して ・・・

「 健康 」 という名の仏に会えるように思えます。







正月のうんちく★ ・・・ れんこん ( 蓮根 )

2012-12-31 18:59:40 | 原発震災避難者


遠足 ☆



私の母は 「 おレンさん おレンさん 」 と呼ばれていました。

母の実家は お寺さん。

蓮 ( はす ) から 「 レン 」 と名付けたのでしょうね。

母が里帰りしたときの私の遊び場は

いつも ・・・ 広い寺の境内でした。



ということで れんこん(蓮根)のうんちくを ・・・


「 先が見通せる 」 ということから

れんこんは ・・・ 縁起のよい食べ物です。


中国では 「 不老長寿 」 の食べ物とされ

根だけでなく 葉や花も食用 ・ 薬用になります。


生命力が強いのも特徴で ・・・

2000年前のはすの実からも 芽が出たそうですから。

はすの収穫期は ・・・ 盛夏

長期保存に耐え 冬に向かって ・・・ むしろ味がよくなります。


漢方では はすの汁には 貧血を予防する効果があるといわれ

産後には 生の汁や煎じたものを飲んだり

はすを料理したものがすすめられます。


また 鼻血 歯ぐきからの出血などを止めるのにも 有効です。

高い止血・増血効果のために ・・・ 昔は 結核の治療にも使われていたほど。


はすを切ったとき、糸をひくネバネバ成分ムチンは

胃腸に活力を与え 脂肪の吸収力をよくし

肝臓の解毒効果を高めます。


食物繊維のほか ビタミンCが多く

「 酢ばす 」 や 「 煮しめ 」 が正月のおせち料理の定番。


縁起かつぎだけでなく

胃腸の調子を整え 風邪を防ぐ効果があったためだと思われます。




* 気功の功法のひとつに 
「 香功(シャンゴン) : (「中国芳香智悟気功」)がありますが、その初級功第6節は 「 風擺荷葉 」 といわれています。
つまり 池の面で はす ( 荷 ) の葉が風にゆらいでいる様 ・・・ を表現しています。






毒 ・・・ 歩度歩度がよろし

2012-12-31 15:53:07 | 原発震災避難者


遠足 ☆



メタボや 糖尿病 ガンに ・・・ なるもならぬも

「 度 」 が大きく関係しています。


身体の温度 ・ 内臓温度 ・ 血液中の糖度 ・ 血糖値の上がる速度は

度を超した飲食 ・ 飲酒 ・ たばこ ・ 運動

そして ストレスなどなどに ・・・ 起因しています。


薬を飲むのと同様に

限度を超したスピード ( 速度 ) 調理食 ・ ファーストフードや 早食い

そして 過激なスポーツなども ・・・ すべて 身体に毒なのです。


度・度・度・度・度・度・度・度・度 = 毒の洒落


度を忘れ 度を超して ・・・ ではなく

すべて ・・・ 歩度歩度がよろし。







正月のうんちく★ ・・・ ごぼう ( 牛蒡 ) の効用

2012-12-31 13:54:45 | 原発震災避難者


遠足 



むかし 日本では

 
牛や馬 豚などの肉を食べることを禁じた時代がありました。


その裏には

 
農耕に使役されている牛や馬を食べることへの

・・・ 戒めがあったのでしょう ( 「 殺生戒 」 )。


しかし こうした禁止令は たびたび出されておることから

・・・ どれだけ守られていたかは疑問ですね。


牛や馬の肉も

 
一部の人は 味噌鍋にして食べていたようです ( 「 薬食い  」)。

猪 ( いのしし ) 兎 ( うさぎ ) などは 貴重な 「 山 」 のたんぱく源でした。



肉を鍋にして食べるとき欠かせないもの ・・・ それは ごぼうですね。


ごぼうは 食物繊維の量が ずば抜けて多いことから

 
漢方では 便秘薬 ( 緩下剤 ) として使われています。

また おなかに入ったごぼうは

好気性の細菌を作り それが各種のビタミンを作ります。

さらに 胆汁酸の排泄をよくして コレステロールをコントロールし

PCBなどの有害金属 発ガン物質まで無害化し 排泄させてしまう

「 毒消し 」 「 毒出し 」 の働きもある ・・・ スグレモノです。



近頃では

 
ダイオキシン / 活性酸素 / 遺伝子組み換え食品 / BSE / O-157など

食の安全が問題になっていますが ・・・
 

大昔から 食が安全だったわけではありません。

むしろ 現在のように保存技術がない時代

食べ物には危機感をもっていたはずです。

そのため 人びとは安全に 栄養を効率的に摂取するために

さまざまな工夫をしてきました。

 

ごぼうは 「 牛蒡 」と書きます。

つまり 「 牛のかたわら 」 にあるもの。


牛肉 ( その他の肉も ) を食べるときは

ごぼうを摂ることで ・・・

 
私たちは何百年もの間 肉の害から身を守ってきたのですね。







むかし こどもに 3/3 ・・・ 「 用 」

2012-12-31 11:00:23 | 原発震災避難者


遠足 ☆



むかし こどもに 「 用 」 があった。


こどもの 「 用 」 は

こどもの 「 あそび 」 とともにあった。

こどもの 「 かせぎ 」 とともにあった。


「 用 」 は

「 あそび 」 と 「 かせぎ 」と その両方からでてきた。

そこから うまれでて ・・・ いっそう大事なものとなった。


あそびに道具が必要になった。

こどもは

道具を つくらなければならない。

それを 保管しなければならない。


その道具は

自然のものから みつけだし

自然のものをもちいて つくったりした。


人間がつくったものの きれはしでもつくったし

すたれたものからも つくった。


つくったものは ・・・ 大事にされ 珍重された。


あそびの道具は つくられたものとして

おとなからこどもに てわたされることもあった。



こどもの 「 かせぎ 」 のためにも

道具が必要となるときがきた。

そうなるときが たちまちきた。


そのとき こどもは

「 おまえのコガタナ 」 ( きりだし小刀 )

「 おまえのハサミ 」

「 おまえのヤス 」

というように ・・・ あてがわれた。

やがては

「 おまえのクワ 」

「 おまえのカマ 」

も ・・・ あてがわれた。


このようなあそびの道具 かせぎの道具のはたらきに

こどもは ・・・ しだいに 「 用 」 を感じた。


「 用 」 を感ずるということは

道具をつくりだすということであり

それを 珍重愛用することであり

それをつかって 効用を発揮させるということであった。

その使用に慣れるということでもあった。







むかし こどもに 2/3 ・・・ 「 かせぎ 」

2012-12-31 08:00:54 | 原発震災避難者


遠足 ☆



むかし こどもに 「 かせぎ 」 があった。


こどもの 「 かせぎ 」 は

祖父母や父母から いいつけられてするものであった。

だから てつだい てだすけ すける などともいわれた。

「 はたらけ 」 「 はたらく 」 ともいい

おまえがかせぐと てつだうと

「 はたがらく 」 だから ・・・ 「 はたらく 」 だ

などとのこじつけで それは ・・・ 奨励されたりもした。


ときには こどもが かせがされすぎるということもあった。

しかし こどもに 「 かせぎ 」 をさせるということは

たしかに おやたち 祖父母たちの賢明さからきていた。


こどもの 「 かせぎ 」 は

・・・ 自然とともにあり

・・・ からだとともにあり

みじかなひとびとと

・・・ とおくはなれぬところにあった。


そして 「 かせぎ 」も こどもを

・・・ かしこくした。

・・・ すこやかにした。

・・・ しなやかにした。

さらに 人間のなかまのこころを ・・・ しるものにさせた。

おもいやりのこころを ・・・ かれ自身のうちにそだてた。


ここでも なぜ 「 かせぎ 」 に

これほどのほめことばをたてまつるのか。

こどもの 「 かせぎ 」 に

いま こういうことばをささげることがすくないのを

こころひそかに ・・・ なげくからだ。







むかし こどもに 1/3 ・・・ 「 あそび 」

2012-12-31 04:53:58 | 原発震災避難者


遠足 ☆



むかし こどもに 「 あそび 」 があった。


あそびは こどもの真面目であった。

このあそびとしての真面目は 自然とともにあった。

こどものからだとともにあった。

そして なかまとともにあった。


あそびは こどもを

・・・ すこやかにした。

・・・ かしこくした。

・・・ しなやかにした。



なぜ 「 あそび 」 を

このように ほめたたえるみたいにいうか。


いまのこどものあそび

そのあそびのすくなさ

あそぶにも あそばれなくされていることに

・・・ かなしみと いかりをおぼえるからだ。

・・・ その不幸に あわれをかんじているからだ。







混乱 ・・・ 中庸 = 節度

2012-12-30 18:42:14 | 原発震災避難者


遠足 ☆



日本の社会状態からもくることですが

我々の精神状態は 甚だしくバランスを欠いています。


どちらか一方の方向へ極端に傾いて行き

次の瞬間には

また 逆の方向へ極端に傾いて行きます。

しかも それが短期間で

かつ 機械的な性質を帯びていることは

この10年間の社会状態をふりかえってみただけでも

・・・ 明らかです。


日本固有の混乱の特徴でもあるでしょうが ・・・

性格的に考えても

我々の行動には 「 中庸 」 ということが

甚だしく欠けているように思えてなりません。


「 中庸 」 とは

・・・ 中間のことではありません。

・・・ 「 節度 」 のことです。







正月のうんちく★ ・・・ 梅に鶯 ( うぐいす )

2012-12-30 16:55:49 | 原発震災避難者


遠足 ☆



鶯は 春告鳥 ( はるつげどり ) ともいわれ

春に先立って鳴く声は 梅の一輪とともに

・・・ さわやかな 明るい春を告げます。



梅に寄るうぐいすは

実は 梅にたかる赤ダニ ( 赤蜱 ) を食べにくるので

風流味は全くないが ・・・

春にことよせた声と香のとりあわせは ・・・ 見事です。


時鳥 ( ほととぎす 不如帰 杜鵑 ) が

鶯の巣に卵を生み落として

子どもを鶯に育てさせることは

こうのとりと比べて ・・・ いかにも面白いですね。







心の病 ・・・ 危険な自分

2012-12-30 14:00:19 | 原発震災避難者


遠足 ☆



肉体上の病気にもまして危険なのは

今日の我々の精神状態そのものが

様々な意味で 病的になっていることではないでしょうか。


とくに大都市では

精神の状態は 常に分裂を強いられ

あるいは 誇大妄想に陥ったり

最近のように ノイローゼ状態が流行したりします。



自分は健康であると思い込んでいると ・・・ 却って危険です。







正月のうんちく★ ・・・ 松に鶴 ( つる )

2012-12-30 11:47:56 | 原発震災避難者


遠足 ☆



鶴は 端正な姿から神秘的な鳥 吉祥の鳥と考えられ

亀とともに ・・・ 長寿と健康のシンボルとされています。



鶴は 松に巣をつくったり とまったりはしない。


よく目にする 「 松に鶴 」 の絵柄は

実は 鸛 ( こうのとり ) の誤認である ・・・ とのこと。



こうのとりは よく鶴と間違えられが

足が赤く 頭頂部は赤くない。


こうのとりは 松に巣をつくり

夫婦愛が強く

夫婦交代して卵を抱いて温めて子を産み

子の教育にも 愛情豊かであることから ・・・

「 赤ん坊は こうのとりが運んでくる 」

・・・ という話ができあがったものらしい。



こうのとりが 長寿吉祥の鶴に似ていることから ・・・

誤って 「 松に鶴 」として

ともにめでたいものをとり合わせてしまったらしいのですよ。







「 再生 」 ・・・ 飛躍

2012-12-30 09:00:09 | 原発震災避難者


遠足



人間の生涯にとって最も大切なのは

「 再生 」 の祈念ということです。


人間は 生涯に幾度か生まれ変わらなければ

人間になれぬ と思うのです。


ところが 自分が新しく生まれ変わろうとするとき

そういう自己を

あまりにも論理的に過去に結びつける人があります。

いつまで経っても過去から脱却できません。


何事もなかったように

過去を忘れ去ることも危険ですが

過去にいつまでもこだわることもまた

・・・ 再生の障碍となります。


人間再生のためには

何らかの意味での

・・・ 「 飛躍 」 がなければなりません。


いたずらなる後悔の連続ほど

・・・ 不生産なものはありません。







正月のうんちく★ ・・・ お年玉

2012-12-30 06:51:30 | 原発震災避難者


遠足 ☆



正月には 年神様を迎えます。


人々は 年神様に供え物をした代わりに

年神様から 魂を与えられ

それを 身体の内におさめることによって

・・・ 生きる証しとしました。



年玉は ・・・ 年魂であり

年頭にあたって

今年精一杯生きる活力を生み出す手形

・・・ であったようです。



年神様によって 家長に与えられた魂という年玉が

親から子へ あるいは 主人から使用人へと

与えられるように習慣が変わっていき ・・・

現在では 金銭や物品として正月に贈られるものを

・・・ お年玉というようになったのだそうです。



私たちは おせち料理を食べ

お年玉を与え またはもらうと ・・・ なんとなく正月気分になります。


しかし 私たちは 神のことなどほとんど意識しておらず

元旦にしても

単なる時間の推移としてとらえているにすぎません。


昔は そこで一つ年をとったといって

感慨にふけることもあったでしょうが ・・・

現在では 正月休みは
・・・ 連休の一つになりさがってしまったようです。



ときとして 高額のお年玉が小額のお年玉より

・・・ 豊かだとはかぎらないものです。

むしろ 魂 ( 心 ) が

・・・ 貧しいことが多いようですね。


物は 豊かになりました。

しかし 心は 貧しくなりました ・・・ では寂しい。







心 ・・・ 最高の生きがい

2012-12-30 03:59:49 | 原発震災避難者


遠足 ☆



人間は やはり 心が大切で

心を使えば 人間が向上しますが

身体だけ鍛えても

必ずしも 人間が賢くなるとはかぎりません。


たとえ 身体が病んでも 心が病むとはかぎりません。


心が ダメな人間は

身体が いくら丈夫でも

・・・ 向上することは難しいと思います。


学べば 必ず自分が変わっていくものです。

学ぶ心を養っていくこと

それが 人間として最高の生きがいではないでしょうか。