作品を見たのはもう1か月以上前なのに
まだまだ山下監督熱が冷めておりません
マイ・バック・ページの中で
肝となるのは"男泣き"
妻夫木君の男泣きに感動した私は
是非とも見たいと思った
ダスティン・ホフマンのが
そこで買っちゃいましたよ~初のBlu-Ray
真夜中のカーボーイ
69年、第42回アカデミー賞で
作品、脚色、
イギリス人のジョン・シュレシンジャーが監督賞を受賞した作品。
イージー・ライダー、明日に向かって撃て!などと共に
アメリカン・ニューシネマを代表する傑作です
テキサスから大成功を夢見て
大都会ニューヨークへとやって来た
ジョー・バックス(ジョン・ボイド)
「女に貢がせ、ひもになるんだ」と
豪語したのとは裏腹に
自分がカモになってばかりで
厳しい現実を前に不安や孤独感にさいなまれていきます…
そんな中、出会ったのが
エンリコ・リッヅォ(ダスティン・ホフマン)
彼は右足が不自由で、物を盗んで暮らし
周りからは"ラッツォ"(=ネズ公)と
馬鹿にされています
ジョーも最初彼に騙され、お金を取られたのですが
次第に奇妙な友情が芽生えていき…
ヴェトナム戦争の泥沼化、
相次ぐ黒人の暴動など混迷する世相を、
当時を生きる青年を通して
イギリスの監督がシニカルに描いた文明批判劇です
現代も若干近いものがあるのかもしれないけど
全体的に暗いよね~
ズバリ言うなら"希望がない"
特に前作卒業とは全く違う役を評価された
ダスティン・ホフマンが演じるラッツォ
電気や暖房のない部屋にこっそり暮らし、
職もなく、盗んで生計を立て
体が不自由。
挙句、肺病を患って死んじゃうんだもん。
救いようがない
痛すぎる~
ラストはようやく夢のマイアミを前に…
ジョーだって1人。
一体どうするんだ、ジョー
いや~この不安、孤独、痛々しさ、焦燥感など…
全部時代を反映しているんでしょうね。
しかも外国人の監督だから容赦ない
とまあこれだけ悲観的な内容なら
好みじゃないはずなんだけど、とっても面白かった。
そこはジョーのキャラが良かったのでしょう
ニューヨークではダサいと判っても
自分が好きだからと止められないカウボーイの格好
大成功の夢が"売春夫"かいっ
ちょっと得意気に語ってんじゃないよ
常に持ち歩いているラジオが場所によって変わるんだけど
チューナーがニューヨークの局に入ったら大喜びしたり
もちろん1度は自分を騙した
赤の他人を最後まで世話したり…
本当に魅力的な人です
生来のお人よし。
彼のキャラがあったからこそ
辛い社会を映し出していても、嫌な気持ちにならなかったのでしょう
テーマソングもいいよね~
この映画で大ヒットした
♪Nilsson / Everybody's talki'n
という訳で、どちらかというと"救いようのない社会"を描く
アメリカン・ニューシネマの作品に負のイメージを持っていた私ですが、
一転
この作品は素直に面白かったです
ところで、この映画を見たのは他でもない
最初に書いたように、ホフマンの男泣きを見る為
…………
これ男泣き
こんな泣き方されたら、私は引いちゃうなぁ
まだまだ山下監督熱が冷めておりません
マイ・バック・ページの中で
肝となるのは"男泣き"
妻夫木君の男泣きに感動した私は
是非とも見たいと思った
ダスティン・ホフマンのが
そこで買っちゃいましたよ~初のBlu-Ray
真夜中のカーボーイ
69年、第42回アカデミー賞で
作品、脚色、
イギリス人のジョン・シュレシンジャーが監督賞を受賞した作品。
イージー・ライダー、明日に向かって撃て!などと共に
アメリカン・ニューシネマを代表する傑作です
テキサスから大成功を夢見て
大都会ニューヨークへとやって来た
ジョー・バックス(ジョン・ボイド)
「女に貢がせ、ひもになるんだ」と
豪語したのとは裏腹に
自分がカモになってばかりで
厳しい現実を前に不安や孤独感にさいなまれていきます…
そんな中、出会ったのが
エンリコ・リッヅォ(ダスティン・ホフマン)
彼は右足が不自由で、物を盗んで暮らし
周りからは"ラッツォ"(=ネズ公)と
馬鹿にされています
ジョーも最初彼に騙され、お金を取られたのですが
次第に奇妙な友情が芽生えていき…
ヴェトナム戦争の泥沼化、
相次ぐ黒人の暴動など混迷する世相を、
当時を生きる青年を通して
イギリスの監督がシニカルに描いた文明批判劇です
現代も若干近いものがあるのかもしれないけど
全体的に暗いよね~
ズバリ言うなら"希望がない"
特に前作卒業とは全く違う役を評価された
ダスティン・ホフマンが演じるラッツォ
電気や暖房のない部屋にこっそり暮らし、
職もなく、盗んで生計を立て
体が不自由。
挙句、肺病を患って死んじゃうんだもん。
救いようがない
痛すぎる~
ラストはようやく夢のマイアミを前に…
ジョーだって1人。
一体どうするんだ、ジョー
いや~この不安、孤独、痛々しさ、焦燥感など…
全部時代を反映しているんでしょうね。
しかも外国人の監督だから容赦ない
とまあこれだけ悲観的な内容なら
好みじゃないはずなんだけど、とっても面白かった。
そこはジョーのキャラが良かったのでしょう
ニューヨークではダサいと判っても
自分が好きだからと止められないカウボーイの格好
大成功の夢が"売春夫"かいっ
ちょっと得意気に語ってんじゃないよ
常に持ち歩いているラジオが場所によって変わるんだけど
チューナーがニューヨークの局に入ったら大喜びしたり
もちろん1度は自分を騙した
赤の他人を最後まで世話したり…
本当に魅力的な人です
生来のお人よし。
彼のキャラがあったからこそ
辛い社会を映し出していても、嫌な気持ちにならなかったのでしょう
テーマソングもいいよね~
この映画で大ヒットした
♪Nilsson / Everybody's talki'n
という訳で、どちらかというと"救いようのない社会"を描く
アメリカン・ニューシネマの作品に負のイメージを持っていた私ですが、
一転
この作品は素直に面白かったです
ところで、この映画を見たのは他でもない
最初に書いたように、ホフマンの男泣きを見る為
…………
これ男泣き
こんな泣き方されたら、私は引いちゃうなぁ
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