CSI:マイアミ シーズン5

このスピンオフに限らず、シリーズ全て
きっとこの頃1番脂がのっていたんだろうな～

現在が"安定した"面白さなら、
この頃つまり00年代半ばは"勢いのある"面白さ


ナタリアを逮捕させたり、デルコを訴えさせたり、
カリーを被弾させたり、
挙げ句トリップには地雷踏ませたりして、本当容赦ない

このドラマを語るなら、このシーズンは見ていないとねっ



CSI:マイアミ 5TH SEASON



一方ホレイショだけは違います
後ろで車が爆発してるのに、冷静沈着に
「Burn,baby,burn.（燃えろ、燃えるがいい）」

歴史に刻まれる名シーンだし、
"最先端の科学"を扱っていながら
呪いなどの"非科学的"なものを織り交ぜているのも
#6"危機一髪"は見ごたえのあるエピでした

後半になればもっとショッキングな出来事も起こる
今シーズンはCBSで全24話O.A.されましたよ



最愛の妻であり姉であるマリソル（アラナ・デ・ラ・ガーザ）を奪われた
ホレイショ・ケイン（デヴィッド・カルーソ）と
エリック・デルコ（アダム・ロドリゲス）。

正しい裁きが行われるようにと
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロへ2人が飛ぶ所から
今シーズンは幕を開けます。


チーフ不在の間
MDPD（＝マイアミデイド署）のCSI（＝科学捜査班）は
カリー・デュケーン（エミリー・プロクター）がその代理を務める事に


ナタリア・ボア・ヴィスタ（エヴァ・ラ・ルー）は
晴れてCSIの一員になるのですが
スパイだった事を根に持つライアン・ウルフ（ジョナサン・トーゴ）は
何かと辛くあたり…


一方現場に出て危険な目に合うのは
捜査員だけではありません

フランク・トリップ刑事（レックス・リン）はもちろん
検死官アレックス・ウッズ（カンディ・アレキサンダー）まで


市民を守り奉仕する事を誓い
今日も身を粉にして事件解決にあたります


美しい街マイアミで
美しい人が醜い罪を犯すそのギャップも魅力のクライム・サスペンス第5弾















何故にまだ殺人が起きていないのに
CSIメンバーが現場に居る


とか細かい部分を突っ込んだら
このドラマは楽しめないのよね


南の美しい楽園の映像と共に大胆に鑑賞するのがコツ


だから1つ1つのエピソードの事件よりも
キャラクターに起こった出来事が印象深い


個別に言うとナタリアは
別れた暴力夫ニック・タウンゼント（ロブ・エステス）につきまとわれて
困り果てた挙げ句
#12"愛の残骸"で悲しい結末に

エヴァ・ラ・ルーは存在感を出していましたし
「その（幸せな）思い出を胸に留めておけ」という言葉には
ホレイショの優しさが溢れていました



ウルフは何だかとんでもない事になっていたんですね～
最新のものでは普通に働いていたので
まさかこんなクビ騒動があり、
ましてテレビにも出ていたなんて

前々から思っていたんだけど
ウルフって性格悪くない

入ってきた当初はデルコに突っかかっていたし
スパイだと判ったら償おうとしてもナタリアをちくちく苛めるし
カリーやホレイショにまで嘘ついてさ

誠実じゃないよね～
見れば見るほど嫌いになってきた


逆に好感を持ってきたのはデルコ
麻薬を買っていた過去はあっても姉の為だし
裏を返せば、
自分より人を大事にするって事ですもんね。
そんな彼が頭を撃たれてしまうなんて～～

徐々に回復しているとはいえ結構ミスしているし
大丈夫なんでしょうか
この後ももう一波乱あるのかな。
カリーとの恋の行方も気になります


トリップは地雷踏んだ後に
温水器が買ったばかりの新車に突っ込んできて
ぼやいた言葉にまたまた哀愁を感じました


ゲストだと#19"黒い手帳"にはgleeのマシュー・モリソンが
最終話"Yのメッセージ"には
POIやレッドセルのマイケル・ケリーが。
この人本当に悪役似合うよね


BGMではエイミー（Amy Winehouse）の♪Rehabや
ゴールドフラップ（goldfrapp）の♪Strict Machineが掛かっていて
ちょっと懐かしかったです


という訳で今回は全体を通して
"出来事のまとめ"のような感想になりましたので
個別の事件は是非あなたご自身でご堪能ください
個人的には#18"仮面の下"にまんまとやられましたよ

	CSI:マイアミ シーズン5 コンプリートBOX-1
	角川エンタテインメント

	CSI:マイアミ シーズン5 コンプリートBOX-2
	角川エンタテインメント

	Singles（2012年ベストアルバム）
	Astralwerks