佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

フクシマの嘘 その2

2014-03-04 | 佐世保・長崎

 

10万テラベクレル!

と言われても、私にはピンときません。

でも、それが、あの原発事故発生当初に、海へ流出したのとほぼ同じ値なのだと言われてビックリ!

それは、阿武隈川から仙台湾に注ぎ込まれる1年間のセシウムの放射能の値でした。

フクイチから80kmも離れた海でなぜ?

それは、阿武隈川流域に降った雨や雪が地上の放射能を洗い流し、

それが小川や支流に運ばれて、阿武隈川に集積するから…

仙台湾では、毎年福島原発事故が起きているのと同じこと?

 

行政は大地の除染には熱心だが、川や海の汚染は見て見ぬふり?

京都大学防災研究所の山敷庸亮准教授が河口の泥土を分析したら、4680bq/kgだった。

しかし、これは危険な値ではない。

新基準値は、8000bq/kgなので、それ以内だから危険ではない。

ところが、事故前の基準値は、100bq/kgだったので、

それを基準に考えると、メチャクチャ高い値ではないか!

 

双葉町の元町長井戸川さんは、事故当時外にいて降ってきた灰を浴びた。

いまでも喉の痛みや鼻血が頻発している。

しかし、国は被曝した人たちを何ら検査もせずに、事故による人体への被害はなかったと言っている。

「日本政府は非人間的です。非常に激しい怒りを持っています」と井戸川さんは語っていた。

 

なぜ、こんな現実が許されているのか…

私には理解できません。

 

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