この写真は、[cop10]のメーリングリストに届いたメールに添付されていたものです。
写真の若者たちは、いまハンガーストライキ中。
今日(1月21日)午後1時、山口県庁にて始めたのだそうです。
何のために?
それは、ここを覗けばわかります。
http://blog.goo.ne.jp/newgenerations
彼らは、東京や大阪など全国から集まった19歳、20歳の五人組の男の子で、
次のような声明を発表しています。
本日、1月21日の午後より山口県上関町田ノ浦原子力発電所予定地の埋め立て工事の一時中止と、埋め立て許可の再検討を求めるハンガーストライキをおこないます。
原子力発電所が作られ、稼動する事によってうまれる放射性廃棄物や、海や大気中に蓄積されていく放射線を僕等の世代や、僕等の子供達に残して欲しくないという想いからこの行動を決起しました。
放射性廃棄物は何千年もの間、放射能を出し続けますが、その処理方法はまだ確立されていません。
そして、原子力発電所は40年ほどしか稼動出来ず、建物自体が放射性物質になっていくため、廃炉になった後の安全な解体方法も見つかっていません。
そんな中、新たに山口県上関町で原子力発電所の建設計画が進んでいます。
稼動する過程で出る放射性廃棄物の処理方法や、廃炉になった後の解体方法がないまま、新たに原子力発電所を作る事は問題をこれから生きる若い世代に先送りする行為です。
僕達は、誰一人上関町の住民ではありません。しかし、原子力発電所の問題は、けして上関町だけの問題ではなく全国の問題です。
少しでも、この事を多くの人に知ってもらい、そして山口県上関町田ノ浦の埋め立て許可を出した山口県知事に今上関で起きている事実と思いを伝えていきたいです。
このハンガーストライキは、全国の方達に注目されて初めて意味を持ちます。
皆さんの力が必要です。
もしも、この想いに賛同されましたら、この文章をなるべく多くの方達に発信して下さい。
そして少しでも時間のある方、山口県庁と、原発誘致を進める中国電力へ電話、FAXなんでも良いです。このハンガーストライキについて問い合わせして下さい。
もちろん、僕達と一緒にハンガーストライキをしてくれる仲間も年齢性別問わず大歓迎です。
繰り返しますが、この行動には皆さんの力が必要です。
僕達は、この想いを伝えるためなら限界まで体を張ります。
どうかご協力お願い致します。
このことを伝えてくれたメールのタイトルは「ごはんを食べないヤングマン」で、
発信人も、彼らより少し年上のヤングマンです。
彼らヤングマンのまっすぐな思いに感動したので、
私もこの声明文を少しでも多くの人に届けたくて、ブログに転載することにしました。
私のできるお手伝いはそれくらいで・・・ごめんなさい。
そして、このことを知らせてくれたヤングマンは、こんなコメントを付けてました。
彼らはハンガーストライキとは別に、10代だけの署名を800筆以上集めて今日、上関町長に10代署名を提出しようとしましたが、ドタキャンで受け取ってもらえませんでした。
(上関では原発の賛否で様々な意見や利害関係があるので町長を攻めないでくださいね)
彼らはそれに対して怒ることもなくむしろ、また話あいたいということを考えて自分たちにできることを自分たちの意志でやっています。
彼らは明るくとてもいい雰囲気の青年です。
是非とも応援して下さいね~。
「ドタキャンした町長を責めないで下さいね」と言い、
怒ることもなく、また話し合いたいという年下のヤングマンにエールを送っています。
とても爽やかな彼らヤングマンたちに感動しつつ、
自分自身を省みて・・・恥ずかしいナ~