今日は、「清流の会」の一員として、石木ダム検証に関する川棚町長への申し入れに参加してきました。
詳細はよかったらこちらhttp://blog.goo.ne.jp/hotaru392011/d/20110113を見て下さい。
昨年9月に就任された山口町長は、落ち着いた話しぶりと、笑顔がチャーミングな方で、
はじめは話し合いの成り行きに期待を抱いていました。 でも、だんだん・・・
ダムが必要だとは言ってませんよ。ダムに拘ってはいませんよ。
その言葉を聞いた時、おっ! 耳がピクンと立つような気分を味わいましたが、その後に続く言葉は、
私は、川棚町に洪水被害が起きないよう、河川管理者である県に対策をお願いをする立場です。
そして、その県がいろいろ調べた結果、現時点ではダムが一番妥当だと言っているので、
それを信じているだけです。
つまりご自身でお調べになる気は、さらさらないらしい。
すべて県にお任せってことらしい。
それでいいんですか~
また、強制収用に関して質問が出た時、
「強制収用は希望していない」と明言されたので、
ここでも、おっ!と思ってしまったが、
事業認定申請が認められたら、一年以内に土地収用委員会を立ち上げなければならない。
それに町長は反対するんですね?
と、突っ込まれると、
いや、それには反対しない。
と言う。な~んだ。それじゃあ、強制収用を認めることと同じじゃ~ん。
そうかー。為政者の言葉って、これほどいい加減と言うか、逃げ道を作ってると言うか、
ズルイと言うか…なんですね。
私のような単細胞は深読みができなくて、表面だけで理解して「ぬか喜び」してきたんだな…
と納得するのでありました。。
ところで、1回だけ私が発言した時に、山口町長は、
「失礼ですが、初めてお目にかかる方のようですね」と言われたので、
「すみません。清流の会の会員ですが、佐世保市民です」と白状しました。
すると、「今日は川棚町民との話し合いなので」と排除しようとの口ぶりでしたが、
すぐに仲間の会員の方が、「今回の申し入れは会としてやってるんだから!」と言って下さって
町長もそれ以上の追い出しにはかからなかったので、そのまま参加することができました。
終了後、町長のところへ行き、はじめにご挨拶しなかった非礼を詫び、
佐世保市民として、水の問題では町長さんをはじめ町民の皆さんにご迷惑やご心痛をおかけして、
たいへん申し訳なく思っていることを伝えると、にっこり笑って、
「今日は〇〇さん一人?他の人は?お手柔らかに頼むよ」と言って、手を差し出されました。
え?やっぱり?と思いつつも、しっかり握手して、「こちらこそ~」
そして、「1つお聞きしたいことがあるんですが」と言うと、「何ですか?」と快いお返事。
石木ダムの目的には、大きく川棚の治水と佐世保の利水が言われてますよね。
もし、佐世保の利水の問題がなかったら、治水の問題だけでもダムが必要と思われますか?
私は、川棚の町民を洪水から守るための対策としてダムのことを考えているんですよ。
そうですか。それを聞いて安心しました。
佐世保のことには関係なく、川棚の治水対策のために造りたいということなんですね。
と言うと、
いや、佐世保のこともそりゃーありますよ。
だから、もし、佐世保の水問題がなかったらとお尋ねしてるんですけど。
そんな仮定の話には答えられません!
と、ちょっとムッとさせてしまったようで・・・また、やっちゃった!