貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

深田久弥氏芭蕉を師と仰ぎ、九山と名乗り・・・!全昌寺その2

2023-04-28 11:02:23 | 日記
令和5年4月28日(金)

 芭蕉と曾良の句碑が
整備されている。   
 芭蕉句碑は、
正面に「者勢起塚」、
右側面に、
「庭掃いて 
  出でばや寺に 
     散る柳」      
という句が彫られている。
 
 「者勢起塚」の右側面の句が
下の写真である。
 
 苔生してちょっと定かではないのが
残念! 
 作家で登山家であった
深田久弥さんは俳人でもあり、
自称芭蕉の弟子だったことは、
前回参拝時に、
初めて知る。         
 彼の俳号は、「九山」。

句碑は、   
「翁忌や 
  師をつぐ故に 
    師を模さず」。
 さすが、『日本百名山』の著者。
そして、
九山の碑には11首の句が
彫られている。 
                 
「翁塚 
  たわゝの柿の
    触るゝかな」。
「句碑並び 
  山茶花の影 
     萩の影」。
もいいなあ。
 その他、流水や木圭の句碑あり。

 また、室町時代からの供養塔で、
六つの面を持ち、
 それぞれ持ち物が違う六地蔵と、
その石塔が建立され ている。
<六地蔵堂と開設碑>