貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

蓮如と銭屋と芭蕉!

2023-04-02 10:50:43 | 日記
令和5年4月2日(日)
金沢市: 本 龍 寺             
 山門前に、
「蓮如上人御廟所」
と刻まれた石碑が建つ。

 また、境内には、
江戸後期の豪商銭屋五兵衛の墓がある。

 銭屋五兵衛は、
加賀の人で、
主に日本海側や大阪などとの間での
海運、問屋、両替商などを手がけ
巨富を築く。
 晩年、
河北潟埋立工事を行なって
漁民の怨みをかい、
罪を得て獄中で病死(1773-1852)。
 7月23日(陽暦9月6日)、
芭蕉は金沢の俳人雲口を
主とした人々に誘われて、
宮の腰(金石)を訪れる。
<芭蕉句碑>

 金石で詠んだ句が、
「小鯛さす 
   柳涼しや 
    海士がつま」
 
 昭和24年、
本龍寺の境内に
蔵月明翁によって
この句碑が建てられる。

 他、地元俳人の句碑が二基整備され、
残されている。
 お一人は、
本龍寺の住職さんの句。