貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

芭蕉の大好きな義仲が号泣!

2023-04-10 13:48:25 | 日記
令和5年4月10日(月)
小松市: 多太神社(八幡宮)        
 遥か昔、
武烈天皇5年(503)に創建されたと
伝えられている歴史ある
多太神社。
<社殿への参道>
<社殿>

 ここには、
「伝説の兜」
が奉納されている。
 国指定重要文化財で、
旧国宝、斎藤実盛の兜である。
「時代は平安末期、
 源平合戦のまっ最中。
 兜の持ち主だった斎藤実盛は、
 平家の武将として戦う。
  倶利伽羅峠の合戦で敗れ、
 加賀の篠原で再び陣を取り戦ったが、
 木曾義仲軍の前に総崩れとなる。 
  そんな中、
 実盛は老体であったが踏みとどまって
 奮闘し、討ち死にした。
 その後、
 義仲がその首を池で洗わせると、
 墨で塗った黒い髪がみるみる白くなり、
 幼い頃に命を救ってくれた
 実盛の首だとわかる。
  義仲は人目もはばからず
 涙したという。」

~つづく。