貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

八泊したいな!~山中温泉その2泉屋の址

2023-04-18 14:08:24 | 日記
令和5年4月18日(火)
加賀市: 山中温泉:
②芭蕉逗留泉屋の趾   

 芭蕉の逗留宿「泉屋の趾」に行く。
 説明板には、   
「元禄2年(1689)秋、
芭蕉は奥の細道の途中、
山中温泉に立ち寄り、
長谷部信連公ゆかりの『泉屋』に
八泊九日間を逗留し、
旅の疲れを癒やした。 

 この店の主人久米之助は、
まだ14歳の若者であったが、
その才能と将来性を芭蕉に認められ、
『桃の木の 
  其葉ちらすな 
     秋の風』    
の一句とともに、
芭蕉の俳号『桃青』の一字をいただき、
『桃妖』の号が贈られる。
 以来蕉風発展につとめ、
多くの俳人達がこの地を訪れ、
加賀俳壇にその名をなした。 
「紙鳶切て 
   白根ケ嶽を 
      行衛哉」 
        桃妖   
「行燈の 
   献立をよむ 
      淳かな」   
        桃妖    
「旅人を 
   迎え出れば 
     ほたるかな」 
        桃妖 」
と記載。 
 その左の
「ゆげ街道』という道標には、

「旅人を 
   迎え出れば 
    ほたるかな」
 という桃妖の句が彫られている。 
 私も
「ゆっくり ゆったり」と
山中温泉の里を楽しむ。

 八泊は無理だが。