貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

採茶とは?

2020-10-13 10:42:11 | 日記

採茶とは?

令和2年10月13日(火)

 採茶とは?

 お茶を採る。お茶を摘む。

お茶する。

 いろいろな解釈もある。

海辺橋の傍。

 

 多分ここに集まってお茶を飲みながら

お喋りや談議。俳句会も開いたのかな?

 採茶庵は、魚問屋の杉田杉風の

別墅(しょ)。別宅である。

 芭蕉は、元禄2(1689)年3月27日、

採茶庵から、「おくの細道」の旅に出た。。

 当時は、仙台堀(仙台藩の蔵屋敷が

あったことから仙台堀と呼ばれる)、

現在の仙台堀川に浮かぶ船に乗り、

隅田川を遡って千住へ。

 採茶庵は、芭蕉の門人、杉山杉風

(さんぷう)の別宅。

 芭蕉は「奥の細道」の旅に出る前に、

それまで住んでいた隅田川と小名木川の

合流地点の岸辺にあった芭蕉庵を手放し、

門人、杉山杉風の別宅に厄介になる。

 採荼庵に芭蕉を住まわせた杉風は、

日本橋で幕府御用の魚問屋を営み、

豊かな経済力で芭蕉の生活 を支えて

いたという。

 弟子の杉風のお陰かな!