貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

師は3人

2020-10-18 10:20:26 | 日記

師は3人

令和2年10月18日(日)

 私を支え、励まし、導いてくれた

人は数多い。

 その中で、私を信じ、教え、諭し、

導いてくれた師は、私には3人いる。

 皆彼方の人となったが、私の中では

生き続けている。

 有り難きかな?

 芭蕉の師は?

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 延宝8年(1680)、

深川に移り住んだ芭蕉は、

二歳年上の仏頂禅師の人柄に感服し、

足繁く参禅するようになる。

 臨川寺の和尚でもある。

  芭蕉庵と呼ばれた草庵が、臨川庵と

ほんの五百メートル程の距離。

 往来しやすく、二人の交流は更に

深まる。

 その人は仏頂禅師。

 この頃の芭蕉庵は新しい俳風を

模索する一門の拠点。

 また、「桃青」から「芭蕉」と号を

改めたのもこの頃。    

 禅味が加わった芭蕉の作風は、

従来見られなかった高い精神性を

俳句の世界にもたらし、

文芸としての価値を世間に知らし

めることになる。

 玄武仏碑を参拝!

 その後は、明日へ。

 これから、久しぶりのお天道様と対面。

爽やかな秋の怜悧な風の中、身を置く

ことにする。