一種と梅室の協同
令和元年5月27日
昨夕の大相撲は、新にアメリカの賜杯
が追加。
初優勝の朝乃山がアメリカの大統領
から賜杯が授与される光景は、微笑ま
しく、印象深いものとなった。
今朝も八丁畷駅前。
野ざらしではない芭蕉句碑。
芭蕉句碑のみアップ!
元禄7年(1694)5月、江戸に
住んでいた芭蕉は、子の治郎兵衛
と共に郷里の伊賀へ旅立つ。
芭蕉との別れを惜しむ江戸の
門人の利牛、野坡、袋水は
多摩川を渡り、川崎宿まで
見送りにきて八丁畷の榎だんご
という店で最後の別れをかわす。
この時、芭蕉が詠んだ句が、
「麦の穂を たよりにつかむ
別れかな」
芭蕉が亡くなってから130年後
の文政13年(1830)8月、
俳人一種が桜井梅室(天保の三大
俳家)に揮毫してもらい、
麦の穂の句を八丁畷に建立した
という。
至極貴重なもの。