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貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

一種と梅室の協同

2019-05-27 08:52:12 | 日記

一種と梅室の協同

令和元年5月27日

 昨夕の大相撲は、新にアメリカの賜杯

が追加。

 初優勝の朝乃山がアメリカの大統領

から賜杯が授与される光景は、微笑ま

しく、印象深いものとなった。

 今朝も八丁畷駅前。

 

 野ざらしではない芭蕉句碑。

 芭蕉句碑のみアップ!

 元禄7年(1694)5月、江戸に

住んでいた芭蕉は、子の治郎兵衛

と共に郷里の伊賀へ旅立つ。 

 芭蕉との別れを惜しむ江戸の

門人の利牛、野坡、袋水は

多摩川を渡り、川崎宿まで

見送りにきて八丁畷の榎だんご

という店で最後の別れをかわす。

 この時、芭蕉が詠んだ句が、

「麦の穂を たよりにつかむ

      別れかな」

 芭蕉が亡くなってから130年後

の文政13年(1830)8月、

俳人一種が桜井梅室(天保の三大

俳家)に揮毫してもらい、

麦の穂の句を八丁畷に建立した

という。

 至極貴重なもの。