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増村保造監督『やくざ絶唱』

2021-09-24 05:49:00 | ノンジャンル
 増村保造監督の1970年作品『やくざ絶唱』をDVDで観ました。
 サイト「映画ウォッチ」のあらすじに加筆修正させていただくと、
「石川組の幹部の立松実(勝新太郎)は気性の荒い性格で喧嘩は強いが警察には弱いという一面をもっていました。実(みのる)は情婦の可奈江(太地喜和子)と一緒に住んでいましたが、異父兄弟の妹あかね(大谷直子)の面倒も見ていました。あかねは高校3年生ですが、実は異常なまでの愛情を注ぎ、近寄る男は皆殴り倒していました。
 二人の母親は妾で男にいつも頼る女でした。実はあかねに母親のような女にはなるなといつも言っていました。
 ある日あかねの実の父親の大丸が養子の裕二(田村正和)をつれてやってきますが、実が怒って追い返しました。昼間あかねは学校で新任教師の貝塚(川津祐介)と話をしました。あかねは高校を卒業したら働くと言いますが、貝塚は成績がいいので大学に行きなさいといいます。そして兄がやくざであることも話しました。さらに貝塚は小説をいっぱい持っているというと、小説好きのあかねは今度アパートに寄ると言いました。
 石川組では東風会の殿山が子分を引き連れ、石川組のシマを荒らしていると言い、石川組の親分(内田朝雄)は実に殿山を殺せと言いました。
 家に帰った香奈江は、実に対しあかねの事ばかりで自分にかまってくれないと怒りだし、実と喧嘩になり、殴る実に対し、あかねは出て行くと言って家を出ました。実は殿山が自分の縄張りのトルコに出入りしていることを知り、チャンスを伺っていました。
 一方あかねは実から解放されたくて、貝塚のアパートに行き、処女を捧げました。その後貝塚に別れを告げ家に帰ると実と大喧嘩になり、実は好きなようにしろと言いました。むしゃくしゃする実は可奈江の店に行き飲んでいると、東風会の連中が可奈江を奪おうとしているのを見て、4人を殴り倒し、駆けつけた警官にも殴り掛かり逮捕されました。
 懲役が確定的になった実はあかねに預金通帳の隠し場所を教え自由に使えと言いました。その後舎弟の本田から、実が殿山を殺すのが怖くて刑務所に入ったと皆笑っていると聞き、親分に保釈金を積んでもらい出所しました。そして殿山を殺すことを伝え家に帰りました。
 そのころあかねの実の父親が死亡しました。裕二が死に顔を見てくれと頼み、大丸の家に行きますが、あかねは本妻の里枝に追い返されました。
 交際していたあかねと祐二はこの夜結ばれました。一方実は里枝に会い、大丸の遺産をあかねに分けろと脅しました。里枝が断ると、裕二を痛い目に合わすと脅し1000万円を奪いました。実の容赦ないやり方にあかねは怒りますが、裕二が結婚したら僕たちの金になると言い、今から実に会いに行こうと言って、あかねの家に行きました。
 裕二はあかねとの結婚を裕二に話しました。実は出て行かないと殺すと脅しました。裕二は殺されてもいいと言い、結婚させてくれと懇願しました。するとあかねが裕二に兄を殺したら一緒になれると言いますが裕二は断りました。あかねに出て行ってと言われ、裕二が家の外に出ると、あかねはナイフで実を刺そうとしました。実は『兄さんを殺して私も死ぬ』というあかねを鎮め、好きなように生きろと言い家を出ました。外で待つ裕二にあかねの事を頼むと言った実は、殿山の居るトルコに向かいました。そして部屋にいる殿山に銃弾を何発も打ち込み殺しました。そこへ殿山の子分たちがなだれ込んできて実は射殺されるのでした。

 大谷直子の吐き出すようなセリフ回しが印象的でした。

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