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サム・ペキンパー監督『砂漠の流れ者 ケーブル・ホーグのバラード』その1

2011-07-30 04:45:00 | ノンジャンル
 最近、自民党政権下での原発推進政策のいいかげんさが続々と暴露されていますね。そのうち原発問題における自民党議員の「戦犯」の具体的な名前も出てくるのでは、と期待しています。そうすれば、現自民党の谷垣総裁も、菅さんをヤジってばかりいて震災復興を「邪魔」することに専念し続けている訳にもいかず、自らの身を処した上で自己批判し、積極的に菅さんの震災対策に協力せざるを得ない局面に追いやられるではないでしょうか。そんなことを思う、今日この頃です。

 さて、サム・ペキンパー監督、ルシアン・バラード撮影の'69年作品『砂漠の流れ者 ケーブル・ホーグのバラード』をスカパーの洋画★シネフィル・イマジカで再見しました。
 ケーブル(ジェースン・ロバーズ)は、ネヴァダの砂漠の真ん中で、長身のダガート(L.Q.ジョーンズ)と小男のボーウェン(ストローザ・マーティン)に水と馬を強奪され、置き去りにされます。二人への復讐を誓い、水なしで4日間進んだケーブルでしたが、、襲いくる嵐の中でもはやこれまでと諦めかけた時、足元の砂から水がにじみ出ているのに気付き、そこがオアシスであることを発見します。
 生き延びたケーブルは、やがて駅馬車の街道に行き当たり、やってきた駅馬車の御者(スリム・ピケンズ[キューブリックの『博士の異常な愛情』でカウボーイを演じた俳優])から、この辺りには水の中継所がなく、水が出れば金にも相当すると言われると、彼は水がにじみ出ていた場所に自力で水飲み場を作り、やって来た人や馬に有料で水を飲ませる商売を始めます。
 やがてそこへやって来た牧師のジョシュア(デイヴィッド・ワーナー)から登記が必要だと教えてもらった彼は、そこにジョシュアを置いて、彼の馬で町へ行き、有り金全てをはたいて登記を済ませ、駅馬車の会社に行って中継地にしてくれと頼みに行きますが、相手にされません。しかし、進退極まって州立銀行に行ってみると、何とその銀行家は彼の話を信用してくれ、彼が35ドルの借金を申し出たに対し、100ドルの貸し付けをしてくれます。
 彼はその足で町で見かけた美人の娼婦・ヒルディ(ステラ・スティーヴンス)の元を訪れますが、ふいに置いて来たジョシュアへの疑いが沸き出して、自分の体を洗ってくれた彼女に一銭も払うことなく、急いで水飲み場に帰ります。裏切っていなかったジョシュアを連れて、改めてヒルディの元を訪れたケーブルは、彼が彼女の元と急いで去った際、彼女が彼目がけて投げて割ったナベの新品を贈り物として持って行き、彼女の機嫌を直すと、さっそく一戦交えます。ケーブルは一緒に暮らそうと彼女に言いますが、彼女はサンフランシスコに出てレディになる夢を語ります。一方、ジョシュアは町で一目惚れしたクローディアの家を訪ね、泣いていた彼女を慰めながらやはりコトに及ぼうとしますが、ふいに現れた彼女の夫(ジーン・エヴァンス[フラーの『鬼軍曹ザック』を演じた俳優])から逃げ出します。(明日へ続きます‥‥)

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/


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