このところ雷鳴を毎日のように聞きます。先日は久しぶりに生の雷を見ました。雷は金属に落ちやすいと思っていましたが、どうも俗説らしく、高さにのみ関係しているそうです。したがって外で雷に会ったらすぐに地面に伏せるのが有効とのことです。
さて、宮田珠己さんの'07年作品「ポチ迷路」を読みました。
この本、他の宮田珠己さんの本と同じようにノンフィクションを期待して買うと、とんでもないことになります。何とこの本、迷路の本なのです。それも紙の上の迷路、新聞の日曜版などによく載っている紙上で鉛筆を持ってやる、あの迷路です。段階が10段階あって、段々難しくなっていくのですが、その難しさというのが半端ではありません。最後のStep10では16ページに及びます。それもただ道を辿っていくだけではなくて、ワープポイントがあり、それを使わないとゴールできなかったりします。ただし、行き方は1通りではないらしく(この辺がどうもあやふやで、「迷路によっては解答が複数ある場合もあります。」と書かれていて、著者自身がその辺を把握できていないのでは、という気がします)、解答はとりあえずのものが1通りずつ掲載されているだけです。
そしてこの本の最大の特徴は、迷路が物語になっていることです。どの迷路もポチが何かをし始めるところから始まり、ポチが考えること、出会うものが迷路の形となっています。ほとんどポチの妄想からなっていてとんでもないものが次から次へと現われ、へたうまな著者の絵がその異次元さに拍車をかけています。
絵本として読んでも楽しめますが、あっと言う間に読み終わってしまいます。やはり迷路好きな方のための本なのでしょう。ということで、買う際にはご注意ください。
さて、宮田珠己さんの'07年作品「ポチ迷路」を読みました。
この本、他の宮田珠己さんの本と同じようにノンフィクションを期待して買うと、とんでもないことになります。何とこの本、迷路の本なのです。それも紙の上の迷路、新聞の日曜版などによく載っている紙上で鉛筆を持ってやる、あの迷路です。段階が10段階あって、段々難しくなっていくのですが、その難しさというのが半端ではありません。最後のStep10では16ページに及びます。それもただ道を辿っていくだけではなくて、ワープポイントがあり、それを使わないとゴールできなかったりします。ただし、行き方は1通りではないらしく(この辺がどうもあやふやで、「迷路によっては解答が複数ある場合もあります。」と書かれていて、著者自身がその辺を把握できていないのでは、という気がします)、解答はとりあえずのものが1通りずつ掲載されているだけです。
そしてこの本の最大の特徴は、迷路が物語になっていることです。どの迷路もポチが何かをし始めるところから始まり、ポチが考えること、出会うものが迷路の形となっています。ほとんどポチの妄想からなっていてとんでもないものが次から次へと現われ、へたうまな著者の絵がその異次元さに拍車をかけています。
絵本として読んでも楽しめますが、あっと言う間に読み終わってしまいます。やはり迷路好きな方のための本なのでしょう。ということで、買う際にはご注意ください。
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