ドン・シーゲル監督・製作の'71年作品『白い肌の異常な夜』を、スカパーの洋画★シネフィル・イマジカで再見しました。
南北戦争での悲惨な戦場の写真の数々が示され、そのままセピア色で森の中の少女エイミーが映されます。やがて彼女は傷ついた北軍兵士マクビー(クリント・イーストウッド)を見つけ、自分も生徒である全寮制の女学校に連れていきます。園長(ジェラルディン・ペイジ)は、彼を匿うことに決め、味方の南軍兵士の一団が来ても体よく追い返します。マクビーは南軍の兵士を助けたため負傷したと園長に嘘をついて信用させ、一方生徒のキャロルは彼にキスして誘惑します。マクビーは教師のエドウィナ(エリザベス・ハートマン)にも愛の告白をして動揺させ、彼女とマクビーがキスしているところを見たキャロルは嫉妬して、地元のパトロールに密告します。園長はマクビーは従兄だと説明して何とかごまかし、その夜泊って警備すると言う南軍の兵士たちも追い返します。その夜、男手が必要だという園長にマクビーはキスし、園長はエドウィナとマクビーと3Pをする夢を見ます。深夜キャロルに誘われて彼女の部屋にいるところを、物音に気付いたエドウィナに発見されたマクビーは、階段を突き落とされ足を複雑骨折します。園長はキャロルとエドウィナを立ち合わせてマクビーの右足を切断しますが、目覚めたマクビーをそれを知ると、園長とエドウィナを罵倒します。マクビーは自分をまだ好きだというキャロルに手引きさせて自分の部屋から出ると、拳銃を手にして「これからは俺が支配者だ。毎日好きな女と遊んでやる」と宣言します。全員を罵倒し、エイミーのペットの亀も殺したマクビーでしたが、エドウィナだけはまだ彼のことを愛していると言い、彼と部屋に閉じこもると愛し合います。しかしその間、園長たちは彼を毒殺することに決めるのでした。翌日食事に招かれたマクビーは昨日の失礼を詫び、エイミーの取ってきた毒キノコをおいしそうに食べます。エドウィナは明日マクビーと一緒にここを去り結婚することを告げ、自らもキノコを食べようとしますが、園長に止められます。気配を察したマクビーは椅子から立ち上がりますが、音を立てて倒れ、動揺する生徒たちに園長は食事を続けるように命じます。翌日、エドウィナを含めた全員が死体を運ぶシーンが徐々にセピア色になって、映画は終わります。
「戦争の間に女であることを忘れそうになる」といったような独白が流れるのがちょっと興醒めでしたが、やはり面白く見ることができました。編集で見せる映画というよりも、役者の存在感で見せる映画といった印象です。ちなみにイーストウッドはこの映画のメイキングで映画監督のデビューを飾ったそうです。イーストウッド・ファンならずともオススメです。
南北戦争での悲惨な戦場の写真の数々が示され、そのままセピア色で森の中の少女エイミーが映されます。やがて彼女は傷ついた北軍兵士マクビー(クリント・イーストウッド)を見つけ、自分も生徒である全寮制の女学校に連れていきます。園長(ジェラルディン・ペイジ)は、彼を匿うことに決め、味方の南軍兵士の一団が来ても体よく追い返します。マクビーは南軍の兵士を助けたため負傷したと園長に嘘をついて信用させ、一方生徒のキャロルは彼にキスして誘惑します。マクビーは教師のエドウィナ(エリザベス・ハートマン)にも愛の告白をして動揺させ、彼女とマクビーがキスしているところを見たキャロルは嫉妬して、地元のパトロールに密告します。園長はマクビーは従兄だと説明して何とかごまかし、その夜泊って警備すると言う南軍の兵士たちも追い返します。その夜、男手が必要だという園長にマクビーはキスし、園長はエドウィナとマクビーと3Pをする夢を見ます。深夜キャロルに誘われて彼女の部屋にいるところを、物音に気付いたエドウィナに発見されたマクビーは、階段を突き落とされ足を複雑骨折します。園長はキャロルとエドウィナを立ち合わせてマクビーの右足を切断しますが、目覚めたマクビーをそれを知ると、園長とエドウィナを罵倒します。マクビーは自分をまだ好きだというキャロルに手引きさせて自分の部屋から出ると、拳銃を手にして「これからは俺が支配者だ。毎日好きな女と遊んでやる」と宣言します。全員を罵倒し、エイミーのペットの亀も殺したマクビーでしたが、エドウィナだけはまだ彼のことを愛していると言い、彼と部屋に閉じこもると愛し合います。しかしその間、園長たちは彼を毒殺することに決めるのでした。翌日食事に招かれたマクビーは昨日の失礼を詫び、エイミーの取ってきた毒キノコをおいしそうに食べます。エドウィナは明日マクビーと一緒にここを去り結婚することを告げ、自らもキノコを食べようとしますが、園長に止められます。気配を察したマクビーは椅子から立ち上がりますが、音を立てて倒れ、動揺する生徒たちに園長は食事を続けるように命じます。翌日、エドウィナを含めた全員が死体を運ぶシーンが徐々にセピア色になって、映画は終わります。
「戦争の間に女であることを忘れそうになる」といったような独白が流れるのがちょっと興醒めでしたが、やはり面白く見ることができました。編集で見せる映画というよりも、役者の存在感で見せる映画といった印象です。ちなみにイーストウッドはこの映画のメイキングで映画監督のデビューを飾ったそうです。イーストウッド・ファンならずともオススメです。
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