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アニエス・ヴァルダ監督『ブラックパンサーズ』

2021-10-10 03:46:00 | ノンジャンル
 一昨日の東京新聞に落合恵子さんが書いていた言葉です。安田講堂に学生が書いた言葉「力及ばずして倒れることを辞さないが、力を尽(つく)さずして挫(くじ)けることを拒否する」。素晴らしい言葉です。この言葉が持つ力を借りて、総選挙に向けて、日本会議化している自公政権を倒し、護憲派の野党(立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組)と市民連合の力をもって護憲派を勝ちに導く行動をしていきたいと思っています。(といいながら、無理して社民党の選挙ビラをポスティングすることで、腰を痛め、数日間絶対安静の状態に陥ったりしている自分がいたりします。トホホホ(^^;)。)

 さて、アニエス・ヴァルダ監督の1968年作品『ブラックパンサーズ』を池袋の新文芸坐で観ました。
 ヴァルダは1967年から1969年にかけて渡米していて、フランスの五月革命を経験していません。この時代、音楽はアメリカではロックが流行していて、そうした空気の中で暴力的に黒人差別を解決していこうとするブラックパンサーにカメラを向けています。歌い踊る人々がいる一方で、制服を着た強面のイメージが矛盾していることをそのまま提示しています。そして手持ちのカメラでヴァルダのまなざしを見てとれることができます。
 ブラックパンサーは1966年に結成されましたが、幹部のボビー・レールとヒューイ・ニュートンが警官を射殺したとして逮捕されます。ヴァルダの作品では『ヒューイ』というものがあり、これは1968年2月のヒューイの誕生日に黒人たちのあった集会を撮ったものです。
__話には聞いていたブラックパンサーの実像を見ることができる稀有な作品だと思いました。

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