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リチャード・フライシャー監督『マジェスティック』その1

2014-12-07 15:37:00 | ノンジャンル
 リチャード・フライシャー監督、リチャード・クライン撮影の’74年作品『マジェスティック』をスカパーのイマジカBSで見ました。
 スイカ畑のオーナーであるビンス・マジェスティック(チャールズ・ブロンソン)はフリオに、時給1ドル40セントで日雇いの収穫人足を集めてもらっています。ガソリンスタンドでボスの命令なのでと移民にトイレを使わせようとしない店主に逆らい、トイレを使わせるビンス。移民の女性ナンシーはビンスのトラックに乗り、農場労働者の組織作りをしていると言います。ビンスは160エーカーの土地で今年2度目の収穫であり、稼がないとと言いますが、現地に着いてみると、先ほどビンスが送り出した人足たちはバスに乗ったままで、別の人足たちが働いていました。フリオは「奴らが先に働いていた」と言い、見知らぬ顔の若者コーパスが、時給1ドル20セントで集めてきたと言います。「あんたは白人を雇わねえ、差別だぜ」と言うコーパスは、俺と組めば楽に仕事ができると言いますが、ビンスは相手にせず、コーパスが連れてきた人足たちを説得しようとします。するとコーパスはスピーカーから大音響の音楽を鳴らし、ショットガンを取り出して、ビンスを脅しますが、ビンスはショットガンを取り上げ、コーパスを倒すと、スピーカーを撃ち壊し、コーパスに去るように言います。「仕事を変えろ」とコーパスに言うビンス。
 収穫の現場でビンスは逮捕され、パトカーで連行されます。警部補のマクアレンは、ビンスが4年前にもカリフォルニア州で暴行の罪で9カ月服役していることを指摘し、初犯なのになぜ実刑を喰ったのかと言いますが、ビンスは酒場でビール瓶で殴られ、法廷に現れた相手のアゴが砕けていて、彼の友人が気絶した友人の顔をビンスが蹴ったのだと偽証したと言います。収穫の時期なので、数日釈放してくれれば、刑務所に戻ると言うビンスに、警部補は保釈金を払えばいいといいますが、そうしたら保釈金のために皆に給料を払えなくなるとビンスは言い、拘留されることになります。
 食事の時、ソーセージを残している男がいたので、譲ってくれと言うと、男はトレイを床に投げ捨てます。別の拘留者が「あれはプロの殺し屋のフランク・レンダなので、ちょっかいを出さない方がいい」と教えてくれます。
 レンダを一目見ようと、マスコミが取り囲む中、郡庁に向かう護送車へ移動する拘留者たち。レンダはこれまで殺人の罪で9回逮捕され、常に無罪放免されてきていましたが、今回は非番の警官が目撃していたので、レンダだけは手錠をはめられます。
 出発した護送車は途中の横断歩道で運転手が歩行者に射殺され、護衛のパトカーも何台もの車に襲われます。レンダは警官のポケットから手錠の鍵を探せと言いますが、ビンスは他の拘留者にケガした警官を護送車の外に運び出すように言い、レンダだけを乗せたまま護送車を出発させます。
 廃屋に護送車を隠したビンスは、レンダを自分の狩猟小屋に連れていくと、手錠を外し、乱闘の末、ベッドにレンダを手錠でつなぎます。女を連れてメキシコに行こうと言うレンダは、2万5千ドルを払うから、デンバーのワイリーに電話してくれ、受け渡し方法はお前に任せると言うと、ビンスは小屋を出て行きます。
 ビンスは店を見つけると、そこからエドナの警察に電話し、警部補のマクアレンに、自分に対する起訴を取り下げればレンダを渡すといい、ワイリーにも電話します。
 ワイリーが車でやってくると、ビンスは店の主人に電話代の3ドル85セントを払ってくれと言い、レンダを助手席に乗せ、自分は後部座席に乗ります。刑務所へ行くように言うビンス。ワイリーはレンダに拳銃を渡し、レンダとビンスは乱闘となり、ビンスは車を降りて逃げ出します。
 ビンスはエドナの警察に戻り、レンダに逃げられたとマクアレン警部補に言い、また留置所に入れられます。
 レンダはキャンピングカーに乗り、ワイリーと部下のランディから、明日はマサトランに着き、浜辺に家も用意してあると言われますが、レンダはビンスの訴訟を取り下げさせろと言い、マサトランに行くまえに、ビンスに復讐すると言います。(明日へ続きます……)

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/

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