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金素月(キムソウォル)の詩

2020-09-20 07:49:00 | ノンジャンル
 本日は声優・歌手・パーソナリティの堀江由衣さんの誕生日です。ほっちゃんには普段からラジオ番組を通じて癒されています。改めて、お誕生日おめでとうございます!

 さて、新聞で金素月のことが紹介されていました。「朝鮮の詩人で、天才詩人と呼ばれましたが、32歳で自殺。4編が『朝鮮詩集』に載っているというので、さっそく図書館から『再訳 朝鮮詩集(金時鐘 訳)』を借りてきました。

 金素月さんの作品は『いとしい人の歌』『かつてはついぞ知りませんでした』『忘れられなくて』『遠いのちの日』の4編。そのうち『いとしい人の歌』を転載させていただくと、

恋しいあの人の 澄んだ歌は
いつもわたしの 胸で濡れています。

長い日なかを 外にたたずんで聞き入っていても
恋しいあの人の やさしい歌は
日暮れて 暗くなるほど 耳にひびいてきます。
夜が深まり寝入っていくほど 耳にきこえてくるのです。

やすらに揺する 里歌(さとうた)の調べに
わたしの眠りは 誘われて深くなります。
侘しい寝床にひとりで寝ても
わたしの眠りはふくよかに 深まっていきます。

ですが目醒めれば あの人の歌は
ひと節(ふし)の余韻もなく 失(う)せてしまいます。
聴けば 聴くまま あの人の歌は
ひと節の余韻もなく 忘れ去ってしまうのです。

 素晴らしい詩だと思いました。

 →「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~moto

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