白石晃士監督・共同脚本の2022年作品『愛してる!』を「あつぎのえいがかんkiki」で観ました。
もともと女子プロレスラーに憧れていたが、今はレスラーキャラの地下アイドルとなったミサ(川瀬知佐子)は、ドキュメンタリーの密着取材を常に受けている。ある日、ライブ会場を出禁になった彼女は、SMラウンジ“H”のオーナーから、素質を見込まれ女王様としてスカウトされる。
困惑するミサだったが、人気女王様・カノン(鳥之海凪紗)との出会いで、知らなかった快感に目覚める。そして、アイドルとSMの世界を同時に駆け上がろうと決意をする。
本物の女王様になるためには奴隷の気持ちを分かる必要があるとカノンは言い、ミサは奴隷の調教台になる。調教の際、本当にガマンの限界が来たとき、ミサは「愛してる」という言葉を言うことを決める。調教の毎日が続き、やがてミサは縄で縛られるだけでイク体質になる。そのうち性器にバイブを入れられ、その苦痛と快感に耐える練習をさせられ、野外でもそれが展開される。そして女王様になるテストに合格して喜ぶミサ。
他のアイドルの追っかけをしていた男をSMラウンジで自分の虜にさせたミサは、次第にプロレス系アイドルとして人気が出始め、その人気は周りのアイドルを圧倒するようになる。自分の客をミサに取られ、不満を言うアイドル。そのアイドルとミサは路上調教の際、出会ってしまっていた。
そのアイドルは、路上調教をされているミサの姿をネットに流し、それはたちまち拡散し、ミサはアイドルの活動を休止せざるをなくなる。そしてカノンも店から姿を消す。
やがてミサの家を訪ねてきたカノンは、ミサに全裸になることを要求し、ミサが全裸になると、他の者が訪ねて来る。それは例のアイドルだった。彼女も今ではカノンの元で調教を受けていて、カノンの調教台になっているアイドルを見させられたミサは身悶える。そしてその姿もうっかりネットに拡散してしまう。
その頃、Hの客だった高嶋政宏(本人)が、全裸で街中を歩いて逮捕される事件が起こる。記者会見の場に現れた高嶋がマスクを外すと、両頬には「変態」の文字が書かれていて、「皆、裸で産まれてきたのだから、もっと自分に素直に生きようじゃないか? 変態、万歳!」と言った趣旨のことを言う。記者に「では俳優の道は諦めるのですね?」と問われた高嶋は「いや、変態の監督とともに仕事は続けていきます」と毅然として言う。
ミサは今となっては、胸をはだけて歌い踊る人気者のアイドルとなり、メインイベントではカノンと対決する。後ろから手を回し、首を絞めるカノンに苦悶の表情を浮かべるミサ。ミサはついに「愛してる!」と言ってしまう。
ラスト、ミサはカノンと同棲していて、二人は熱烈なキスを交わし、ペッティングを始める。そこへエンディングロールが流れる。
一言で言って傑作でした! 白石晃士監督の名前は忘れてはいけないと思いました。
もともと女子プロレスラーに憧れていたが、今はレスラーキャラの地下アイドルとなったミサ(川瀬知佐子)は、ドキュメンタリーの密着取材を常に受けている。ある日、ライブ会場を出禁になった彼女は、SMラウンジ“H”のオーナーから、素質を見込まれ女王様としてスカウトされる。
困惑するミサだったが、人気女王様・カノン(鳥之海凪紗)との出会いで、知らなかった快感に目覚める。そして、アイドルとSMの世界を同時に駆け上がろうと決意をする。
本物の女王様になるためには奴隷の気持ちを分かる必要があるとカノンは言い、ミサは奴隷の調教台になる。調教の際、本当にガマンの限界が来たとき、ミサは「愛してる」という言葉を言うことを決める。調教の毎日が続き、やがてミサは縄で縛られるだけでイク体質になる。そのうち性器にバイブを入れられ、その苦痛と快感に耐える練習をさせられ、野外でもそれが展開される。そして女王様になるテストに合格して喜ぶミサ。
他のアイドルの追っかけをしていた男をSMラウンジで自分の虜にさせたミサは、次第にプロレス系アイドルとして人気が出始め、その人気は周りのアイドルを圧倒するようになる。自分の客をミサに取られ、不満を言うアイドル。そのアイドルとミサは路上調教の際、出会ってしまっていた。
そのアイドルは、路上調教をされているミサの姿をネットに流し、それはたちまち拡散し、ミサはアイドルの活動を休止せざるをなくなる。そしてカノンも店から姿を消す。
やがてミサの家を訪ねてきたカノンは、ミサに全裸になることを要求し、ミサが全裸になると、他の者が訪ねて来る。それは例のアイドルだった。彼女も今ではカノンの元で調教を受けていて、カノンの調教台になっているアイドルを見させられたミサは身悶える。そしてその姿もうっかりネットに拡散してしまう。
その頃、Hの客だった高嶋政宏(本人)が、全裸で街中を歩いて逮捕される事件が起こる。記者会見の場に現れた高嶋がマスクを外すと、両頬には「変態」の文字が書かれていて、「皆、裸で産まれてきたのだから、もっと自分に素直に生きようじゃないか? 変態、万歳!」と言った趣旨のことを言う。記者に「では俳優の道は諦めるのですね?」と問われた高嶋は「いや、変態の監督とともに仕事は続けていきます」と毅然として言う。
ミサは今となっては、胸をはだけて歌い踊る人気者のアイドルとなり、メインイベントではカノンと対決する。後ろから手を回し、首を絞めるカノンに苦悶の表情を浮かべるミサ。ミサはついに「愛してる!」と言ってしまう。
ラスト、ミサはカノンと同棲していて、二人は熱烈なキスを交わし、ペッティングを始める。そこへエンディングロールが流れる。
一言で言って傑作でした! 白石晃士監督の名前は忘れてはいけないと思いました。