大島渚監督・脚本の1960年作品『青春残酷物語』をDVDで観ました。
サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に加筆修正させていただくと、
「真琴(桑野みゆき)と陽子は、夜の街からの帰り道、中年男の車の窓を叩き、家まで送ってもらうのが楽しくていつもやっていました。この夜も同じように二人で乗り込み、陽子が先に降り、一人になった真琴がホテルに連れ込まれそうになりました。嫌がる真琴が爪で男の顔をひっかくと、怒った男は強引に連れこもうとしました。
この時、通りかかった大学生の清(川津祐介)が中年男を殴り倒し、警察へ突き出すと言いました。すると中年男は金を出して許してくれと立ち去りました。
翌日二人は海の貯木場へ行きました。清が真琴に迫ると、真琴は嫌がり怒りはじめました。そこで清は真琴を海に突き落としました。そして強引に真琴の体を奪いました。そのまま清の部屋に帰るものの、そこでは友人の伊藤が女を引っ張り込んでいました。
夜になり清は真琴をバーに誘いました。この時、店にいたチンピラ3人が真琴に目を付けました。真琴は清に、友人の陽子の電話番号を教え、また会おうと言って別れました。
一週間たっても電話の無い真琴は清の部屋に行きました。すると伊藤がいて行き先を知っていると言い、電話をかけました。清は家庭教師をしていて、その母の政枝と関係を持っていました。会いたいと言うと清に断られ、真琴は一人夜の街を歩きました。その時チンピラ3人組がやって来てバーに誘いました。バーで酒を飲まされ、体を奪われそうになった時、清がやって来ました。
喧嘩になろうとした時、奥から兄貴分の松木(佐藤慶)が出てきて、喧嘩は外でやれと言われました。そして清は明日5000円持って来いと脅されました。その夜、清のアパートに泊まり、朝帰りした真琴を、姉の由紀(久我美子)が叱責しました。それでも清の部屋に入り浸る真琴を連れ戻すため、陽子と一緒に由紀がやって来ました。真琴はここで一緒に暮らすと言い、由紀はわかったと言って帰りました。
そこへ3人組が5000円を取りに来ました。そこで清は3人組にバイクを借りることにしました。清は真琴に、中年男の車に乗れと言い、ホテルへ連れ込まれそうになったらオレが殴り倒して金をぶんどるという「美人局」をやろうと言い出しました。
一人目は上手く成功しました。やがて真琴の同棲が学校に知られました。先生に呼ばれるものの、姉の由紀がかばい、同棲の事はバレませんでした。
伊藤と愛し合う仲になっていた陽子しか同棲の事を知らない事から、陽子を疑い、腹いせに、伊藤に別の女がいることをバラし二人を別れさせました。金の無くなった二人は再び美人局をしますが、中年男が紳士だったため、失敗しました。
その日は家に帰ると、真琴が帰ってきたのを見た由紀は、昔の彼氏の秋本(渡辺文雄)の診療所へ行きました。二人は日本を変えると言って学生運動をした仲でしたが、由紀が中年男に走った為、別れを迎えたのでした。
そのころ真琴は清に妊娠したと話しました。清は堕胎しろと言うと真琴は泣きました。そして夜の街を歩いていると、昨日の紳士の中年男に会いました。男は堀尾と名乗り、真琴の方から誘い関係を持ちました。中絶費用を捻出するために政枝に会いに行った清は、愛し合った後、訳を話して金を工面し、真琴に金を渡し、診療所の地図を渡しました。そして清は堀尾を恐喝し、殴りつけて金を奪いました。その時、堀尾から「二人は商売でやっているのか」と聞かれ、「そうだ」と清は答えました。
秋本は由紀と酒を飲み始めました。由紀は秋本に復縁を迫りますが、秋本は看護婦を呼び、今はこの女と一緒に居ると言いました。そこへ清がやって来ました。真琴を中絶した医師は秋本でした。これを知り由紀は立ち去りました。
退院した真事と清は旅に出て海に向かいました。買い物をして帰ってきた時、刑事たちに囲まれ逮捕されました。堀尾の通報で、恐喝罪での逮捕でした。政枝の夫が堀尾の知り合いであった為、示談になり清は釈放されましたが、真琴は未成年の為、少年院まで送られました。
真琴が少年院から出てきた時、清は政枝の情夫になっていました。会いに来た真琴を誘い、歩きだし、清は別れを告げました。この時、清は真琴の事を本気で愛していました。愛しているが為、別れようと言ったのでした。
夜になり一人歩く清に、松木たちがやって来ました。清に貸した美人局用のバイクが窃盗品であったため、手下が二人逮捕されたと言い、落とし前に真琴をよこせと言いました。清は断りました。殴られても、蹴られても断り続けた清は、やがて死亡しました。
真琴は中年男の車に乗っていました。ホテルに誘う男の横で、清の死を感じ取ったのか、突然車から飛び降り、真琴もまた死んでしまうのでした。
多くのワンシーンワンカットを見ることができた映画でした。
サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に加筆修正させていただくと、
「真琴(桑野みゆき)と陽子は、夜の街からの帰り道、中年男の車の窓を叩き、家まで送ってもらうのが楽しくていつもやっていました。この夜も同じように二人で乗り込み、陽子が先に降り、一人になった真琴がホテルに連れ込まれそうになりました。嫌がる真琴が爪で男の顔をひっかくと、怒った男は強引に連れこもうとしました。
この時、通りかかった大学生の清(川津祐介)が中年男を殴り倒し、警察へ突き出すと言いました。すると中年男は金を出して許してくれと立ち去りました。
翌日二人は海の貯木場へ行きました。清が真琴に迫ると、真琴は嫌がり怒りはじめました。そこで清は真琴を海に突き落としました。そして強引に真琴の体を奪いました。そのまま清の部屋に帰るものの、そこでは友人の伊藤が女を引っ張り込んでいました。
夜になり清は真琴をバーに誘いました。この時、店にいたチンピラ3人が真琴に目を付けました。真琴は清に、友人の陽子の電話番号を教え、また会おうと言って別れました。
一週間たっても電話の無い真琴は清の部屋に行きました。すると伊藤がいて行き先を知っていると言い、電話をかけました。清は家庭教師をしていて、その母の政枝と関係を持っていました。会いたいと言うと清に断られ、真琴は一人夜の街を歩きました。その時チンピラ3人組がやって来てバーに誘いました。バーで酒を飲まされ、体を奪われそうになった時、清がやって来ました。
喧嘩になろうとした時、奥から兄貴分の松木(佐藤慶)が出てきて、喧嘩は外でやれと言われました。そして清は明日5000円持って来いと脅されました。その夜、清のアパートに泊まり、朝帰りした真琴を、姉の由紀(久我美子)が叱責しました。それでも清の部屋に入り浸る真琴を連れ戻すため、陽子と一緒に由紀がやって来ました。真琴はここで一緒に暮らすと言い、由紀はわかったと言って帰りました。
そこへ3人組が5000円を取りに来ました。そこで清は3人組にバイクを借りることにしました。清は真琴に、中年男の車に乗れと言い、ホテルへ連れ込まれそうになったらオレが殴り倒して金をぶんどるという「美人局」をやろうと言い出しました。
一人目は上手く成功しました。やがて真琴の同棲が学校に知られました。先生に呼ばれるものの、姉の由紀がかばい、同棲の事はバレませんでした。
伊藤と愛し合う仲になっていた陽子しか同棲の事を知らない事から、陽子を疑い、腹いせに、伊藤に別の女がいることをバラし二人を別れさせました。金の無くなった二人は再び美人局をしますが、中年男が紳士だったため、失敗しました。
その日は家に帰ると、真琴が帰ってきたのを見た由紀は、昔の彼氏の秋本(渡辺文雄)の診療所へ行きました。二人は日本を変えると言って学生運動をした仲でしたが、由紀が中年男に走った為、別れを迎えたのでした。
そのころ真琴は清に妊娠したと話しました。清は堕胎しろと言うと真琴は泣きました。そして夜の街を歩いていると、昨日の紳士の中年男に会いました。男は堀尾と名乗り、真琴の方から誘い関係を持ちました。中絶費用を捻出するために政枝に会いに行った清は、愛し合った後、訳を話して金を工面し、真琴に金を渡し、診療所の地図を渡しました。そして清は堀尾を恐喝し、殴りつけて金を奪いました。その時、堀尾から「二人は商売でやっているのか」と聞かれ、「そうだ」と清は答えました。
秋本は由紀と酒を飲み始めました。由紀は秋本に復縁を迫りますが、秋本は看護婦を呼び、今はこの女と一緒に居ると言いました。そこへ清がやって来ました。真琴を中絶した医師は秋本でした。これを知り由紀は立ち去りました。
退院した真事と清は旅に出て海に向かいました。買い物をして帰ってきた時、刑事たちに囲まれ逮捕されました。堀尾の通報で、恐喝罪での逮捕でした。政枝の夫が堀尾の知り合いであった為、示談になり清は釈放されましたが、真琴は未成年の為、少年院まで送られました。
真琴が少年院から出てきた時、清は政枝の情夫になっていました。会いに来た真琴を誘い、歩きだし、清は別れを告げました。この時、清は真琴の事を本気で愛していました。愛しているが為、別れようと言ったのでした。
夜になり一人歩く清に、松木たちがやって来ました。清に貸した美人局用のバイクが窃盗品であったため、手下が二人逮捕されたと言い、落とし前に真琴をよこせと言いました。清は断りました。殴られても、蹴られても断り続けた清は、やがて死亡しました。
真琴は中年男の車に乗っていました。ホテルに誘う男の横で、清の死を感じ取ったのか、突然車から飛び降り、真琴もまた死んでしまうのでした。
多くのワンシーンワンカットを見ることができた映画でした。