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カール・テオドア・ドライヤー

2006-03-20 17:01:27 | ノンジャンル
 今日、3月20日は、映画監督カール・テオドア・ドライヤーの38回目の命日です。
 カール・テオドア・ドライヤーって誰?って人も多いと思うので、そういう方はこのサイトの「Favorite Movie」の項目の中に、彼のコーナーがあるので、ご覧になってください。
 ドライヤーの映画は現在、「あるじ」「吸血鬼」「怒りの日」「奇跡」「ゲアトルード」がDVDボックスになっていて、見ることができます。「裁かるるジャンヌ」のDVDも単独で発売されています。「裁かるるジャンヌ」は、ゴダールの「女と男のいる舗道」の中でアンナ・カリーナが目に涙をためながら見ていたのが、この映画です。
 それぞれ見所があり面白いと思いますが、「奇跡」をまだ見てらっしゃらない方、ぜひ見てみてください。ただし、ここに大きな落とし穴。私が20年近く前、岩波ホールで見たときの字幕と、DVDの字幕はかなり肝心なところで改悪されていました。ラストの葬式の場面で夫が死んだ妻を愛おしむ台詞「私の愛した肉体はここにある」というのと、本当にラストに生き返った妻がしゃべる台詞「命、新しい命なのね。」です。もし、これから見られる方がいらっしゃったら、この台詞に置き換えて見てみてください。より深い感動が得られると思います。