オビヒラタアブの一種VSクロヒラタアブの一種

２００７年２月２７日撮影。

　山のてっぺんではニッポンクロヒラタアブと思われるハナアブの集団ホバーリングは見られませんでしたが、オビヒラタアブの一種（ゴトウオビヒラタアブ）が陣取っていた場所にニッポンクロヒラタアブと思われるハナアブが侵入してきた模様。
　陣取り合戦で賑やかです。




　ウ～ン。どうにかしてキリモミ空中戦を撮れないものか。

Epistrophe sp.　VS　Betasyrphus nipponensis？



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フタホシヒラタアブのストレッチ

２００７年２月２６日撮影。体長８ｍｍ前後。♂。




学名　Eupeodes corollae


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縄張中のオオハナアブ（♂）

↑２枚２００７年２月２２日、↓２枚同２６日撮影。

　オオハナアブが縄張を張っているところを初めて見ました。専門用語的に言うと占有行動と言うのでしょうが、山頂の彼等が陣を張っている場所には餌になりそうな花は有りません。
　オオハナアブはオビヒラタアブの一種（ゴトウオビヒラタアブ）とニッポンクロヒラタアブと思われるハナアブを蹴散らしていました。


　本日（２００７年２月２６日）見つけた縄張中のオオハナアブを携帯ネットで捕まえてみました。

学名　Phytomia zonata


　一番人気と思われるこの場所に、満を持してゴトウオビヒラタアブがやって来て陣を張るものだとばかり思っていたら、やって来たのはクロヒラタアブ。

おそらくニッポンクロヒラタアブの方だと思います。


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無残！ 江袋教会

・・・・・言葉がでません。






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マガイヒラタアブ♂

２００７年２月２１日捕獲。体長１０～１１ｍｍ。

　オビヒラタアブの一種（ゴトウオビヒラタアブ）とニッポンクロヒラタアブ狙いで山頂へ。ゴトウオビヒラタアブの一番人気と思われる場所に着いたらハナアブがキリモミ回転の空中戦をしながら何処かへ行ってしまいました。戻って来たところを携帯ネットで掬い上げたらゴトウオビヒラタアブじゃなかった。
　もしかしたら憧れのケヒラタアブの♂かもと期待が膨らみました。

　オオフタホシヒラタアブを見た事は無いけど、オオフタホシヒラタアブじゃない。



　複眼に毛は生えていなかった。残念！　
　しかしキイロナミホシヒラタアブだって上五島ではレアーな珍品、♀とは未だ面識が有りません。



２００７年４月７日追記
＊　キイロナミホシヒラタアブはマガイヒラタアブとキイロナミホシヒラタアブに分類されました。写真のハナアブはマガイヒラタアブSyrpus dubiusの方ですのでタイトルを「マガイヒラタアブ・・・・」に変更しました。


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キタキチョウ

２００７年２月２１～２２日撮影。

　ついついキチョウと言ってしまうのですが、キチョウと言うとミナミキチョウの事になるそうなので気をつけないといけませんね。



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しまった！ キブシ満開

　菜の花は彼方此方で咲き乱れています。
　花の心など全く持ち合わせていない僕が花を気にするのは、勿論それに集まる昆虫。何故か今年は菜の花に虫達があまり寄って来ない。


　菜の花に集まるのはツマグロキンバエとホソヒラタアブばかり。山頂では色んなハナアブやチョウ達で賑わっているのに麓の集落付近はどうした事か。

　仕事帰りに林道をブラッと車で走ったら、知らぬ間にキブシが満開でした。山頂ばかりに気を取られてしまっていたのが拙かったかも。ハナアブの♂は山頂に行けば遇えるけど、たまにはこんなところもチェックしないと♀は見つからないのかも・・・・。


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テングチョウ

２００７年２月２１日撮影。




学名　Libythea celtis


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縄張中のヨツボシヒラタアブ♂

２００７年２月２０日撮影。体長１２～３ｍｍ。

　オビヒラタアブの一種（ゴトウオビヒラタアブ）、ニッポンクロヒラタアブと思われるハナアブに続き、ヨツボシヒラタアブの♂も山頂付近に参上した模様。
　数は秋ほどはいませんが、山の中腹の樹のトンネル状になった林道でも縄張を張っていました。






学名　Xanthandrus comtus


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ピッカピカのオオハナアブ！？？？

２００７年２月１９日撮影。体長１４～５ｍｍ。♀。

　まだまだ越冬明け個体が頑張っているとばかり思っていたけど、良く観たら翅はどこも欠けてないし、肢も捥げていない。妙にピッカピカ。


　もしかして新成虫？

なかなかの美人です。

学名　Phytomia zonata


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縄張中のアカタテハ

２００７年２月１９日撮影。

　オビヒラタアブの一種（ゴトウオビヒラタアブ）の♀を見つけた山のてっぺんへ行ってみたら、アカタテハが同じコースをグルグル巡回していました。ハナアブの仲間と思われる小さな虫は弾き出されていました。

　ゴトウオビヒラタアブが縄張り争いをしていた場所をアカタテハが陣取ってしまったのでしょう。

　ゴトウオビヒラタアブを隅っこに追いやってしまったようです。

　学名　Vanessa indica



　喧嘩っ早いこいつらもタジタジのようです。


学名　Epistrophe sp.


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オビヒラタアブの一種（ゴトウオビヒラタアブ）の♀発見

２００７年２月１５日捕獲。体長約１０ｍｍ。

　やっと♀を見つけました。交尾中を捕まえたので間違いないと思います。

　名無しの権兵衛じゃ不便なので、ゴトウオビヒラタアブと名前が付きそうですが、上五島だけの特産種とは考えられません。ハナアブはまだまだ調査不足なだけと思われます。

　上五島では、♂は標高２００ｍ台の別の山頂でも見つかりました。場所によってはフタホシヒラタアブの♂の様に地面すれすれを超低空飛行している個体もいます。

学名　Epistrophe sp.



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桐教会

　明治３０年頃に、五島列島は上（かみ）、中（なか）、下（しも）の３つに小教区が区切られたのですが、永い間桐教会は中五島小教区の中心でした。
　明治１０年頃にガスパル与作の自宅を家御堂として使用。
　現在の教会は昭和３３年（１９５８）８月２９日建堂式。

　弾圧時代、旧若松町の拷問は凄まじく、神道祭にコロぶ（改宗）キリシタンが続出しました。現在の旧若松町の神道祭の殆どは元キリシタンなのです。

　旧青方村の一部と旧有川町のキリシタンは一旦はコロんだふりをして列強の圧力で禁教令の高札が外されると同時に皆が帰依した。
　北魚目では禁教令が解けた後に、曽根の神官の横暴さに苦しめられたのですが、誰一人コロブ人はいませんでした。（先日全焼した江袋教会も曽根の神官や地下（じげ）の人達に嫌がらせを受けながらようやく建てたお御堂なのです。）

　ガスパル与作等の献身的な活動が虚しく思えてしまうのですが、旧若松町の神官は北魚目の神官とは違って人望の篤い人だったのかもしれません。




新上五島町（長崎県）の教会

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　 　
　　　 　　 　　　
 　　 　　　桐教会　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　鯛ノ浦天主堂
　　　　　　


　廃墟になった教会

　　　　　　　　　
　　　


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有福教会

　有福教会は若松島の沖に浮かぶ小さな島にあります。
　昭和２年（１９２７）２月２２日建立、祝別したのは大崎八重神父様。

　現在は土井ノ浦小教区の巡回教会ですが、昭和３２年（１９５７）までは現在の五島市の奈留教会の巡回教会でした。時化の時は山道を通えた中通島や若松島と違って、ここへは舟でしか通えなかった為、奈留の神父様は大変だったと思います。

　鉄筋コンクリートの殺風景な教会に通っている信徒達には羨ましい折上天井の教会だったのですが、惜しまれる改造をしてしまったようです。

　有福教会の資料を探していたら、弾圧時代、樽見からこの島へ逃げて来たキリシタンの記述が出てきました。キリシタン関連の物は全て処分されてないといわれている旧上五島町でも拷問はあったのかもしれません。

　今は橋で繋がっています。


新上五島町（長崎県）の教会

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　 　
　　　 　　 　　　有福教会
 　　 　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　鯛ノ浦天主堂
　　　　　　


　廃墟になった教会

　　　　　　　　　
　　　


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オビホソヒラタアブの一種♂

　２００６年２月１２日捕獲。体長約１０ｍｍ。

　オビヒラタアブの一種（ゴトウオビヒラタアブ）とニッポンクロヒラタアブと思われるハナアブ目当てにいつもの山頂に行ったところ、こんなハナアブ発見。
　金ピカにも銅がね色にも見えるボディはゴトウオビヒラタアブをかなりスレンダーにした感じに見えたが、ゴトウオビヒラタアブを見たことがあるのは僕と一部の専門家だけなので例えが悪くて御免なさい。

　実は一度捕獲に失敗したのですが、縄張を張っている♂だったら戻ってくるかもしれないと思い暫く待って、舞い戻って来たところをゲットしました。

「ハナアブの世界」と照らし合わせると、腹部はオビホソヒラタアブにそっくりなのだけれど、他は全てカオグロオビホソヒラタアブにソックリ。

こいつは俺には判別不能につき、タイトルは「オビホソヒラタアブの一種♂」としました。


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