ゴトウヒラタの戯言

RICOH CX6で撮影。十字架の島、上五島の蟲。

反省-オオクワ菌床飼育

2005年07月30日 22時08分40秒 | クワガタ飼育
 オオクワの掘出しが今日で完了した。

 時間が空いた時に今期のデータを整理したいから、グラフだけは作ってみた。
 ♂の平均アベレージは66~67mmだろうと思っていたが、意外にも69mm台が一番多かった。

 菌床飼育で羽化不全を出したのは初めての経験。少しショック。最大サイズが種親より小さかったのにもガックリ。

 52頭中、♂27、♀18、幼虫期死亡3、羽化不全4
 ♂ 最大73mm、最低57mm(羽化不全42mm)、平均69mm
 ♀ 最大46mm、最低41mm、平均44mm

菌床ブロックは届いたが・・・

2005年07月29日 19時51分31秒 | クワガタ飼育
 注文した菌床ブロックは届いたが、今夏休みの真っ只中、子供が騒ぐから雑菌が怖くていつ仕込むか思案中。
 今度の日曜日は子供の行事で一日つぶれてしまいそうだし、どうしよう。

 菌床に混ぜる添加剤も準備したが、それが何かは恥ずかしくて公表できない。
 箱の裏に書いてある栄養成分表を見ると物凄い。

 それがオオクワにも有効なのかは疑問だが、やってみなけりゃ分からない。
 当然リスク覚悟。

もしかして雌雄型????

2005年07月28日 21時34分19秒 | クワガタ飼育
 写真は2001年に老舗の超有名メーカーから購入した能勢産オオクワ♂69mmペアーの子孫。
 購入時にデータは無く累代何代目かは分からない。
 出どころは平山オオクワらしい。

 右は’03年に羽化した76mm。オオヒラタケ系菌床ブロック(フスマ5%入)からビンに詰める時、リッチー(高配合)に仕上げた物で飼育した。
 この年は70mmオーバーが高確率で出たが死亡率も高かった。

 後の3頭は今年の新成虫。
 ビール酵母を添加しただけの菌糸ビンで飼育したが最高が73mm、平均アベレージは67mmといったところ。
 最低記録も51mm、42mmと大幅更新(左側の2頭)、小歯型のしかも羽化不全ときた。
 今までで最低の成績だ。菌床飼育にビール酵母はもう二度と使わない。

 しかしよく見ると何かが違う。これって今話題の♂♀合体??? 

 そんなわけねェーか。

クワガタ-醗酵マット-其の5

2005年07月27日 17時42分24秒 | 醗酵マット製造+菌床詰替手順
 先日仕込んだ醗酵マットを本日初めて攪拌した。

 写真では分かりづらいと思うが湯気まで出ている。臭いも無いから醗酵は大成功。
 しかし水分が飛び気味なので、明日あたりお湯を2ℓ足してみようと思う。

産卵材割出

2005年07月26日 18時41分24秒 | ゴトウヒラタ
 5月にゴトウヒラタを種付けした材を割ってみた。
 この陽気だからもしかしたら2齢幼虫もいるかも知れないと思いきや、卵から孵ったばかりの初齢幼虫が3頭出てきた。
 残りの割出は来週以降に持ち越しだ。

 しかし、今年の春の訪れが遅かったのには参った。
 例年ならオオクワは3月、ゴトウヒラタは4月から種付しているのだが、今年は5月になっても冬眠から覚めず、寝ぼけたままの種親を産卵セットの中へ無理矢理たたき起こしてやった状態だった。

 温度管理無しの種付は梅雨明けまで。
 炎天下の真夏にはクワガタも夏バテしてか、僕のところでは生んだことが無い。

 毎年1ペアから春の産卵期に60~100頭生まれていたが、今年は50頭も生んでないと思う。
 産卵セットをもひとつ追加しとけばよかったとか、産卵材をお湯に浸ける時味の素をふりかけておけばよかったなどと、今更ながら後悔している。

 産卵数最低記録を更新、間違いない!

ホーペイはサイズより形

2005年07月25日 22時46分39秒 | クワガタ飼育
 写真は福建省ホーペイ。昨年手に入れたペアでブリードした今年の新成虫70mm。

 サイズが小さいのは僕が菌床飼育に未熟な為。

 写真では大顎の内歯がいくらか重なっているように見えるが実物は国産オオクワと大差ない。しかし横幅が凄い。

 蛹から脱皮した順に菌糸ビンを掘り出し中だが、内歯が重なったいわゆるフタマタは未だ出ていない。

クワガタ-醗酵マット-其の3

2005年07月24日 13時54分00秒 | 醗酵マット製造+菌床詰替手順
 醗酵マットを造る時、雑菌が死んでくれそうな気がするからお湯を入れている。もしかしたら善玉菌まで殺してるのかもしれないが・・・。

 水を入れ過ぎたかな?と思った時は、表面に白い麹菌のような物が生えるまで5日から一週間以上攪拌しないようにしている。
 それでも駄目ならシートに薄く広げて完全に乾燥させて仕込み直す。

 意外に仕込み直した物の方がいい感じに仕上がったりするから不思議だ。

クワガタ-醗酵マット-其の2

2005年07月23日 21時05分08秒 | 醗酵マット製造+菌床詰替手順
 マットに混ぜる添加物は、タンパク質と炭水化物を中心に各種栄養素がほどほどに混入できればと思い、小麦粉(強力粉)・きな粉・はったい粉・パン用イースト菌・ビール酵母・赤ちゃん用粉ミルク・味の素かハイミー等々、身近に手に入るもので毎年配合を変えている。

 しかし、きな粉で醗酵マットを仕込んだ時は臭いが余りにも強烈すぎて、醗酵しているのか腐敗したのか判断できず二度と使うものかと思った。
 はったい粉も効果の割りにコストアップなだけで、今では安価な強力粉を中心にブレンドしている。

 去年と今年、成績不振だったため、79mmを出した一昨年の配合に戻した。

 クヌギマット約40ℓ、強力粉1Kg、ビール酵母100g、味の素15g、約70℃のお湯適量

クワガタ-醗酵マット

2005年07月22日 20時48分09秒 | 醗酵マット製造+菌床詰替手順
 クワガタ飼育を始めて約8年、まだ幼かった倅との昆虫採集がきっかけで、親の私の方がはまってしまった。

 醗酵マットを造るのに最初は水の分量、醗酵、熟成の感覚が全くつかめず、最初の年は腐ったマットを幼虫に与えていたのだと思う。
 その証拠にマットを攪拌する時に火傷しそうなくらいに熱くなったのは2年目からだった。

 市販されているクヌギマットは、シイタケが生えなくなった出涸らし状態の榾木を粉砕した物。クワガタに必要な栄養分は抜けてしまっている。
 それを補うために添加物を混ぜるのだが、クヌギマットに添加物を混ぜただけのものを幼虫に与えたら、1週間も経たないうちに腐敗を起こす確率が高くなってしまう。

 それを避けるために太陽の恵みを利用して1~3ヶ月間の醗酵・熟成が必須。

ゴトウヒラタ♀44mm

2005年07月21日 21時34分10秒 | ゴトウヒラタ
 ジャスト44mm、今年の新成虫。

 来年の種親にする予定なので、酢酸エチルで絞める頃には顎が磨り減って43mm台にダウンするかも。 

 ヒラタ♀の40mmオーバーは大物なのだが、オオクワや舶来のクワガタを見慣れたせいか小振りに見えてしまうのが悲しい。

惜しい!79mm

2005年07月21日 00時36分27秒 | ゴトウヒラタ
 これは一昨年の個体。

 後にも先にもこれ以上のものを育てられないでいる。

 測り様では80mmにも見えたが、去年と今年種親として使用したため牙(大顎)が磨り減った分78mmになっていたかも?

 あるところに譲った為確認できない。