ゴトウヒラタの戯言

RICOH CX6で撮影。十字架の島、上五島の蟲。

産卵セット交換準備中

2006年05月31日 20時13分39秒 | 産卵セット
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 明日から6月。産卵セットを交換しないといけないので、産卵材をお湯に漬け込みました。
 温度管理無しのクワガタ飼育では、毎年6月が産卵のピークなので、今回は味の素は無し。


 気になっていた福建省ホーペイは、綺麗にカビが消えてしまっているので産んでいるものと思われます。


 これはある産地のゴトウヒラタ。
 右の材だけお気に召さなかったのか、1本だけカビが消えていないけど、これも今度の日曜日に交換しよう。


産卵セット組みました

2006年05月03日 14時25分52秒 | 産卵セット
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 昼間は気温20℃を超すようになったが、夜間はまだまだ寒い。

 何だか去年と同じようなパターンになりそうだけれども、いつまでも待っていられない。

 
 能勢オオクワ、ゴトウヒラタ2産地、産卵セット組みました。福建省ホーペイも1ペア追加しました。

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ホーペイ産んでる気配なし

2006年05月03日 12時42分34秒 | 産卵セット

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 先月セットした福建省ホーペイの産卵セット。

 産卵材はカビが消えていないし、昆虫ゼリーもあまり減っていない。
  
 4月は気温が上がらずセットを組むのは尚早すぎた。

 5月になった途端、気温が20℃を超えるようになったので交換せずにこれはそのままにしてく。


産卵セットの準備

2006年04月28日 20時28分04秒 | 産卵セット
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 もうすぐ5月、日中は20℃くらいあると思うのだが、朝晩はまだ10℃~15℃しかない。

 温度管理無しでの産卵のピークは6月なのだが、5月も幾らかは産む。
 今年は国産オオクワ、ホーペイ共醗酵マットで飼育するので死亡率UPを予測。たっぷり産んで貰わないと全滅の恐れもある。

 味の素を少々ふりかけた。


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産卵セットからカビ

2006年04月13日 19時53分10秒 | 産卵セット
 一昨日あたりまで最高気温18℃まで上がっていたので、ゴトウヒラタと国産オオクワの産卵セットもボチボチだろうと心の準備はしていたのだが、今日は暖房を入れないと堪えるくらい寒くなった。

 種親にストレスを与えたくないので、産卵セット中のケースは昆虫ゼリー交換以外は覗かないようにしているのだが、何気に福建省ホーペイの産卵セットに眼をやるとカビが生えている。
 昆虫ゼリーも減っていない。

 まだ産んでいないようだ。

 ゴトウヒラタと国産オオクワの種付けはまだまだ先だ。


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ホーペイ-種親の選別

2006年04月02日 21時05分08秒 | 産卵セット
 時期尚早なのだが、本日ホーペイの産卵セットを組んだ。

 僕の場合、種親は各種とも2ペアいれば事足りるのだが、時々冬眠に失敗する奴もいる為、最低4ペアは確保している。今年の冬は猛烈に寒かったので心配していたのだが、全て生きていた。
 強い遺伝を残して貰うにのには全て合格だろう。

 さて、種親を選ばねばならぬ。

 候補は2頭。大顎の内歯の重なり具合は優劣つけがたいので、ボディーラインで決める。

候補№1



候補№2


 前胸側縁の飾りは№1の方が断然滑らか。№2は国産オオクワと大して変わらない。
 ♂は№1に決定。

 次は♀。

 接写モードで撮ったら右側の方が大物に写ってしまったが、実物は左側の方が一回り大きい。と言っても46mm台しかないのだが・・・。
 ♀も決定。


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ケース被せて良かった

2006年04月01日 22時37分11秒 | 産卵セット
 今日は午後から土砂降り。

 本日は色々あって我家に着いたのは午後9時。
 ホーペイの産卵セットを組みたかったが、もう明日明日。

 水切りの為に棚に干してた産卵材だが、ケースを被せといて良かったァ。裸で干してたらずぶ濡れだった。


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産卵材の水切り

2006年03月31日 19時19分04秒 | 産卵セット
 水につけた産卵材はそのままでは使えない。水分過剰の材になんかクワガタの♀が卵を産むわけがない。

 干して水切りをするのだが、水切りは丸一日くらいで充分。忘れてしまって一週間くらい放っておいてカビが生えても問題ない。せっかちな人には待ちきれない時間だが、クワガタ飼育は我慢も大切。

 初心者にはかえってカビの生えた産卵材を使用したほうが良いのかもしれない。

 ♀が卵を産み出すと、ビッシリ生えてたカビが突然消えてしまうからわかりやすいのだ。
 カビがいつまでたっても消えない場合は、まだ産んでいないということだ。

 ただ、卵からほじくりだして育てた成虫に、魔法のような物質が受け継がれているのかは疑問。



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産卵材水没

2006年03月30日 22時07分21秒 | 産卵セット
 もう直4月。何時までも寒いままじゃないだろう。

 我家で飼育しているクワガタは、地元のゴトウヒラタ、大阪能勢産オオクワ、福建省ホーペイの3種だけ。

 もっと色々飼育したいのは山々だが、僕の飼育は温度管理無し。温度管理が必須な種は飼育できない。そのうえ僕は、何種類も飼えるようなセレブでもブルジョアでもない。
 したがって、飼育する種を絞っている。

 現在我家で唯一の外来種のホーペイは、国産オオクワとさほど変わらないというから仕入れたのだが、いざ飼育してみると国産オオクワより少し低目の温度が好みだった。

 ということで、ちょっと早いかもしれないが、4月1日からホーペイの種付けを始めることに決定。

 倉庫から産卵材を引きずり出した。
 実はこの産卵材は一昨年の在庫品。
 産卵材は地元のホームセンターでも買えるのだが、店頭に並ぶのは何とクワガタだって夏バテする真夏の7~8月だけ。クワガタの生態はカブトムシと同じだと思われているのだ。
 当然地元のブリーダーは困る。僕の友人達が産卵材の入手に困っていたものだから、僕のを分けてあげたら自分の分が足りなくなった。
 ここは離島。送料と手数料を考えると2~3本だけ取り寄せるより、トータルでは安く上がる箱買いになる。
 去年は春の訪れが遅く、産卵材の使用本数はいつもの半分だった為、一昨年の材が残ってしまった。

 ちょっと硬いくらいの材がゴトウヒラタとオオクワには具合が良いので、僕が注文する産卵材は芯が少し残る一番安い奴。
 しかし2年も寝かせたせいなのか、この材は芯が消えてしまってさながら高級材に変身してしまった。

 この材だと、♀は材をほじってバラバラにするだけで、卵を産まない事が懸念される。

 
 産ませる自信が無かったので、グルタミン酸ナトリウムを少々ふりかけた。(入れ過ぎは好くない。)

 
 最近ではちょっとだけ浸けこみ派が増えてきているようだが、僕は頑固に24時間派である。


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秋の産卵セットについて

2005年08月29日 21時07分06秒 | 産卵セット
 かつて僕は秋にも産卵セットを組んでいた。と言うより、データを取る為に4月から11月まで毎月セットを交換していた。

 しかし、8月以降に種付したものは、温度管理無しの飼育下では♂の殆どが二年一化型か二年一越(繰越)型で、幼虫期間が長いにも関らずゴトウヒラタ・国産オオクワとも70mm後半の大物が一頭も羽化しなかった。
 また、♀の殆どが翌年に羽化するが、40mmを超えない小物ばかりだ。しかも羽化の時期が7~8月の暑い時期なので羽化不全も多かった。

 4月から7月に生まれたものは、菌糸ビン・醗酵マットとも1~3本で70mm後半の大物が羽化するが、8月以降に生まれたものは4~8本も必要な割りにたいしたことが無い。

 以上の経験から僕は、コストだけが掛かる秋の種付をやめてしまった。

産卵セット-其の9(ちょこっとだけペアリングはガセビア)

2005年08月28日 14時35分15秒 | 産卵セット
 クワガタを未だにちょっとだけペアリングをさせ、♀だけ産卵セットに容れている人がいた。
 4~6年くらい前に広まったガセで、多くのブリーダーが幼虫を取れない被害にあったというのに、未だにそんなことをしている人がいるのにビックリ。

 クワガタもカブトも何度も交尾して♀のお腹の中にたっぷり精子をため込まないと産卵しない。産卵したとしても無性卵だらけだ。

 基本的に産卵セット中の♂と♀は離れ離れにしてはいけない。ヒラタの♀殺しもストレスを与えなければ滅多に無い。タンパク質不足からくる♀の♂捕食や幼虫捕食はわざわざカブト幼虫を与えなくてもタンパク質増強ゼリーなど安くて良い物が出ている。

産卵セット-其の8(ゴトウヒラタの♀殺しについて)

2005年08月27日 15時54分59秒 | 産卵セット
 僕は冬の温度管理をやめてしまった為、凍死確実な外来種については経験不足なので何も言えない。

 ゴトウヒラタは僕の観察の限り、♂が♀に交尾をせまりふられた時にふられた腹癒せに♀を牙で真っ二つにする。
 最初から相性の悪いものも居れば、それまで仲の良かったペアなのに急に♀が♂の求愛を拒みだしたりもする。求愛を拒まれた♂は怒りに燃えて♀に攻撃する。

 産卵セット中に♀が♂の求愛を拒みだしたら♂をケースから出さないと♀は殺されてしまう。2~3日で夫婦仲が戻るペアも居れば、一生元の鞘には戻れないペアも居るから不思議。

 昆虫採集をしていると、ゴトウヒラタが集まるタブの木などで♀が♂の取り合いで喧嘩している光景を見た事がある。大喧嘩をしている♀の側で、♂はただオロオロしているだけ。

 クワガタの世界も人間とたいして変わらないのかも知れない。 

産卵セット-其の7

2005年08月25日 19時32分32秒 | 産卵セット
 写真は6月撮影。ゴトウヒラタ♂77mm。♀は潜り込んで産卵中。

 産卵が始まると産卵材のカビが一夜にして消える。ダニは♂に付いても♀には付かない。

 産卵セットは組んだがカビがいつまで経っても消えないのは、♀が羽化して間もない新成虫の可能性大。クワガタショップなどで購入したものに多い。
 カビが消えない上に♀にダニが集るようなら、人間に例えると更年期をすぎたおばさんなので産卵は望めない。天然採集(ワイルド)に多い。

 僕は昆虫学者じゃないのでいい加減なことは述べれないが、生理(?)が始まった♀からは、何か特殊なフェロモンのような物質が出ているとしか考えられない。

 累代品は一冬越したものを種親にするのが無難だと思う。(寿命が短い種は別)

 去年、♂72mm♀36mmのゴトウヒラタペアを採集したが、子孫は♀1頭しか残さず直ぐ死んでしまった。
 天然(ワイルド)の種付はギャンブルなのかも知れない。

産卵セット-其の6

2005年08月22日 20時30分30秒 | 産卵セット
 飼育ケースに虫除けのためのフィルターを被せる。

 フィルターは新聞紙でもビニールでも小蠅をシャットアウト出来ればなんでも良い。フィルターをかける事によって、マットの乾燥を防げるので便利。僕は過去6年間、産卵セットに加水したことが無い。

 ビニール系をフィルターに使うときは通気用の穴を数箇所開ける。穴が大きすぎると小蠅防止にならないので注意。

 新聞紙などの紙は充分通気性があるので穴は空ける必要がない。ただマットの水分でシケッてしまい破れ易くなるので注意。

 フィルターをしない産卵セットはマットも産卵材も乾燥してしまう。乾燥してきたら加水しなきゃいけないが、霧吹きを使っていちゃ話にならない。コップでドバッとかけるか、ママゴト用の如雨露などを使わないと中まで湿らす事はできない。