有福教会は若松島の沖に浮かぶ小さな島にあります。
昭和2年(1927)2月22日建立、祝別したのは大崎八重神父様。
現在は土井ノ浦小教区の巡回教会ですが、昭和32年(1957)までは現在の五島市の奈留教会の巡回教会でした。時化の時は山道を通えた中通島や若松島と違って、ここへは舟でしか通えなかった為、奈留の神父様は大変だったと思います。
鉄筋コンクリートの殺風景な教会に通っている信徒達には羨ましい折上天井の教会だったのですが、惜しまれる改造をしてしまったようです。
有福教会の資料を探していたら、弾圧時代、樽見からこの島へ逃げて来たキリシタンの記述が出てきました。キリシタン関連の物は全て処分されてないといわれている旧上五島町でも拷問はあったのかもしれません。
今は橋で繋がっています。
新上五島町(長崎県)の教会
有福教会
鯛ノ浦天主堂
廃墟になった教会
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