ゴトウヒラタの戯言

RICOH CX6で撮影。十字架の島、上五島の蟲。

オオヒメヒラタアブ、復活?

2006年12月31日 22時08分59秒 | ハナアブ

 暖冬のせいなのでしょうか。再びオオヒメヒラタアブの個体数が急増中です。
 体長6mm~10mm。この4mmの差は肉眼ではまるで別種の様。寒い時期に羽化した個体は寒さを乗り切る為なのでしょうか、鼻先(額・半月)と小盾板が黒っぽい。
 画像は上2枚♀、下6枚♂、全て別個体です。






ついでに黒化型も見つけました。


 マクロモードだと大きさが分からないので並べてみました。左が10mm足らず、真ん中が約6mmの個体です。


学名 Allograpta iavana

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クロイワオビヒラタアブ♂

2006年12月30日 19時41分51秒 | 標本
2006年12月26日捕獲。体長約10mm。

 個体変異の極端なタイプです。同定の参考にはしないで下さい。オーソドックスなクロイワオビヒラタアブは腹部の一番上(第2節)のストライプ(斑紋)はくっつき気味です。





 傷、欠けの無いピッカピカの翅はこの頃羽化した新成虫の証。こんな時季のクロイワオビヒラタアブは珍しいそうです。地球温暖化、それともエルニーニョのなせる業なのか、何だかそら恐ろしい。


学名 Eupeodes kuroiwae

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10mmオーバーのヒメヒラタアブの一種♂

2006年12月26日 19時39分28秒 | ハナアブ

2006年12月25日撮影。体長10~11mm。

 でかい! でかすぎる。近くを飛び廻っていたオオヒメヒラタアブより体積は2~3倍も大きく見える。
 こんな時に限って捕獲するものを何も持っていなかった。このタイプのハナアブは交尾器を確認しないと種の判別は不可能なのだ。
 仕方ないからいつもポケットに忍ばせているデジカメを取り出して連写したけど直に何処かへ飛んで行ってしまった。

 普通なら「キタヒメヒラタアブ♂」とするのでしょうが、珍種のミナミヒメヒラタアブだったりしたら大変。100%キタヒメヒラタアブと言える自信は無いので、タイトルは「ヒメヒラタアブの一種」としました。


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12月のナミテントウ黒地二紋型

2006年12月25日 22時53分08秒 | テントウムシ
2006年12月23日撮影。体長6mm前後。

 エルニーニョ、恐るべし。
 昆虫達が越冬するのは分かっちゃいるが、タテハチョウとシジミチョウ、蛾、ハナアブ・・・・、こいつらは明らかに越冬ではなく活動している。しかもすばしっこい。

 麓の集落で捕らえたクロヒラタアブが、研究者の方に調べてもらったら珍種と云われるニッポンクロヒラタアブだったので、クロヒラタアブを見つけるたびに網を構えるのだけれども、この頃のクロヒラタアブは逃げ足が速い。
 見失った付近で、眼の前を黒い物体が飛んでいたので後をつけ、着地した付近を覗くとナミテントウの黒地型でした。

 手ぶらで帰るのも悔しいのでパチリ。


学名 Harmonia axyridis


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メリー・クリスマス

2006年12月24日 18時54分09秒 | 教会、天主堂
 1年経っても新上五島町の「教会 天主堂」を完了できませんでしたので、残りの教会を写真だけでも・・・・。上の写真は桐教会。


有福教会


中ノ浦教会


(若松)大浦教会


鯛ノ浦天主堂


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新上五島町(長崎県)の教会

         
         
      
       
   
      
         
          
   
      
         
   
      鯛ノ浦天主堂
   
   


 廃墟になった教会

         
   

凍りついたオオハナアブ♀

2006年12月23日 18時28分48秒 | ハナアブ
2006年12月22日撮影。

 陽が陰ると風は冷たい。仮死状態なのでしょうか、触っても動きませんでした。


学名 Phytomia zonata


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残念!-コガタスズメバチの巣

2006年12月22日 21時22分42秒 | ハチ

2006年12月21日撮影。

 7月28日の投稿から全く変化無し。近所の人に見つかってフマキラーかキンチョールを吹きかけられたのでしょう。ごつくなった巣をこの眼で見てみたかったので非常に残念!

 8月以降、コガタスズメバチだけでなく、スズメバチの仲間はクロスズメバチ?以外姿が消えてしまいました。去年の秋はオオスズメバチがブンブン飛んでいたのに今年はどうした事か。
 ハチノコは美味とか珍味と聞いたことがあるけど、増え過ぎてしまった上五島では外来種の猪に穿られてしまったのでしょうか。

 来年はベッコウハナアブを拝めれるのか心配になってきた。


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星付きのヨツボシヒラタアブ♀

2006年12月21日 18時44分47秒 | 標本

 上の画像は2006年10月21日投稿の「ヨツボシヒラタアブ♀」。オーソドックなストライプ(斑紋)ではないかと思います。


 こちらは2006年10月18日投稿「ヨツボシヒラタアブ♂がいっぱい」

 下の画像3枚は2006年12月11日に捕獲した体長約12mmの♀。腹部の一番上に小さなお星様が付いていました。



 人間に例えるなら、オナベちゃんだったりして・・・・。


学名 Xanthandrus comtus


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ヨモギハムシ

2006年12月20日 19時48分19秒 | ハムシ
2006年12月20日撮影。体長8mm前後。

 毎年秋になると派手な模様のハムシが現れるから、ブログのカテゴリーの欄にも「ハムシ」の項目を付けていたのですが、僕がハナアブばかりに気を取られていたせいなのかカラフルなハムシ達を見つける事が出来ませんでした。

 この頃逃げ足(逃げ翅?)が速くなってきたクロヒラタアブ?を追いかけていたら眼の前にいたのでパチリ。冬でも昆虫達は頑張って生きているじゃないか。


学名 Chrysolina aurichalcea


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これもクロイワオビヒラタアブ(♀)

2006年12月19日 23時54分50秒 | 標本
2006年12月16日捕獲。体長約12.5mm。

 17日には初雪が降ったのですが、気温は低くても晴れ間が射すとハナアブ達は活動するようなのでまだまだ眼が離せません。
 この日見つけたハナアブ、初めて対面するハナアブかと思いきや、腹部の一番上のストライプが離れ気味なこと以外はクロイワオビヒラタアブにそっくり。




これもクロイワオビヒラタアブです。

学名 Eupeodes kuroiwae

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凍りついたキンケハラナガツチバチ

2006年12月18日 18時53分00秒 | ハチ
2006年12月15日撮影。

 全く動かないので触ってみたら死んではいないようです。晴れ間が射した時に腹ごしらえに来たのでしょうが、雲って冷たい風が吹いた途端固まってしまったのでしょう。

お髭(触覚)が長いので♂でしょう。

 しつこく触っていたら飛べずに落ちてしまいました。

学名 Megacampsomeris prismatica


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里に降りて来たヨツボシヒラタアブ♀

2006年12月17日 18時40分12秒 | ハナアブ
この頃撮影。全て別個体、同一個体ではありません。体長10~13mm。

 今月の始め頃まで山頂の遊歩道で縄張り争いをしていたヨツボシヒラタアブの♂の姿が消えてしまいました。
 変わって山の麓の集落の山茶花などの花に♀の姿を良く見かけるようになりました。



 11月までは♂ばかりしか見れませんでしたが、♂はどこへ行ってしまったのでしょうか。今度は♀ばかりになってしまいました。

学名 Xanthandrus comtus


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竹の中からベニカミキリ

2006年12月16日 17時51分00秒 | カミキリムシ
2006年12月16日撮影。体長13~14mm。

 「お父さん! 来て来て! 綺麗な虫!」
と、小6の倅が騒ぐので行ってみたらこんな時季にベニカミキリが・・・・。
 庭に転がっていた竹を振り回していたら竹の中から出てきたらしい。


 本来なら来年の春以降に出てくる筈が、うちの倅に叩き起こされてビックリしたのでしょう。

    悪い事したね。


学名 Purpuricenus (Sternoplistes) temminckii


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体長約6mmのニッポンクロヒラタアブ?

2006年12月15日 18時21分03秒 | 標本
 体長10mm前後と体型が揃っていたクロヒラタアブ?が、この頃見かける個体は腹部の白いストライプを確認するのが難儀なほどの小振りな個体が増えてきました。

 10mmを少しオーバーした左の♂の個体と比べたら、真ん中の♀の小ささがよく分かると思います。デジカメのマクロ撮影じゃ小さな個体も大きく写ってしまうので、並べてみました。


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不憫なニッポンクロヒラタアブ?♂

2006年12月14日 19時07分07秒 | ハナアブ
2006年12月11日撮影。体長9~10mm。

 見た目だけではではクロヒラタアブかニッポンクロヒラタアブか判別は不可能なのですが、飛んでいた場所からニッポンクロヒラタアブの確立が高いので、タイトルは「ニッポンクロヒラタアブ?♂」としました。勿論?マーク付きです。

 よく見ると何と哀れな姿か。大怪我をしたように見えるけど、おそらく羽化不全で羽化したのかも・・・・・。翅の欠け具合を見ると歴戦の兵(つわもの)のようだ。

負けるな! 頑張れ!

学名 Betasyrphus nipponensis



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