ゴトウヒラタの戯言

RICOH CX6で撮影。十字架の島、上五島の蟲。

大水教会

2006年01月06日 22時20分30秒 | 教会、天主堂

 大水にキリシタンが入植したのは案外早く、1830年頃。

 山の頂付近に居を構えた為なのか、早くから人が住んでいた為なのか解らないが、隠れキリシタンの集落とは気づかれず、弾圧時代犠牲者はいなかった。

 明治元年頃、大水には宿老(リーダー、世話役)や水方(洗礼係)はいなかった。

 曽根、江袋、仲知、赤波江の信徒の尽力により明治8年頃までに大水のキリシタンはカトリックに帰依した。


 明治14年(1881)9月29日、大水教会設立。


 大正5年(1916)8月5日、最初の教会献堂。設計施工は鉄川与助。木造。与助氏初の折上天井。
 古い写真を見ると、折上天井の装飾が美しい。建替えられてしまったことが残念である。



 大水(おおみず)教会

  
 昭和60年(1985)12月5日献堂

 大水教会は現在曽根小教区の巡回教会
 
 以前は仲知、そのまた昔は江袋小教区の巡回教会だった。

 大水は永らく交通の便が悪かった。
 
 日曜のミサには江袋か仲知まで行かねばならず、

 
 海が凪いだ時は舟で、時化たときは山道をいくつも越えた。

 
 
 僕なら船つき場まで歩くだけでへこたれる。


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新上五島町(長崎県)の教会

         
         大水教会
      
                
   
      
         
          
          
         
         鯛ノ浦天主堂
   
   


 廃墟になった教会

          
   


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