ゴトウヒラタの戯言

RICOH CX6で撮影。十字架の島、上五島の蟲。

無情-樽見教会

2005年11月30日 21時19分15秒 | 教会、天主堂

 かつては段々畑と棚田が広がるいわゆる里山だった樽見だが、昭和51年頃に無人になる。

 
 確かこの辺に教会は建っていたのだが、教会へ降りる階段は無くなっている。
 場所は確実にここだから潜り込んでみる。




 樽見(たるみ)教会 
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。言葉も無い。



 追記

 教会には大抵鐘が付き物だが、樽見教会には無かった。

 樽見では諸々の合図を鐘の変わりにホラ貝を吹いて知らせていた。僕も小学生の時、一度チャレンジさせてもらったが、全く駄目だった。
 その当時の樽見の大人達は、皆が吹けたようだ。

 あの音色、も一度聴いてみたい。

 ここも鉄川与助設計施工という説も有るが、それにしては少し貧相な教会だったから眉唾かと思われる。


画像追加しました

         在りし日の樽見教会。昭和11年(1936)献堂
         


 2006.01.03追記

 鉄川与助設計施工という説が間違いである事が判明しました。

 昭和11年(1936)地下者(ジゲモン-先住民)である隣の集落の船崎の方々の協力により小さな聖堂が建てられる。設計施工は船崎の出口キジ棟梁。

 戦後の混乱期に復員や戦前に職を求めて都会へ行った人達の帰郷などによる人口増加で、聖堂が手狭になった為、昭和20年代の前半に建替えられる。
 棟梁は地元の野下辰造氏。前述で貧相な教会と書いてしまったが、木造教会としては内部に柱を配しない斬新な構造だった。

 樽見にはその昔から、諸事情により我が子を育てる事のできない人々が、彼方此方から里子に出しに来る人が多かった。樽見の人々は、事情のある不憫な出生の子供達に洗礼を授け、我が子と変わらぬ愛情を持って育て上げている。
 迫害時代、他の地域では近隣住民にコンタツ(ロザリオ-西洋数珠)などを見られ、キリシタンである事がバレて通報され拷問を受けていたというのに、樽見では痛い目に有った人が誰もいない。かえって「役人がやって来たから逃げろ」と情報を戴いていたようなフシがある。もしかしたら里子に出した恩義を地下(先住民)の人々から受けていたのかもしれないが、仔細は不明である。


 昭和40年代、樽見教会のアンジェラスのほら貝は話題になり、テレビ局が度々取材に来ている。どこかの局には古いフィルム及び音声が残っていると思われる。


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新上五島町(長崎県)の教会

         
         
      
                
   
      
         
          
          
         
         鯛ノ浦天主堂
   
   


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祈りは途絶えた-熊高教会跡

2005年11月29日 19時05分19秒 | 教会、天主堂

 かつてここには、木造だがなかなか立派な教会が建っていた。

 熊高は、昭和47年頃無人になった。

         
 ダイオキシン問題でこんな物が出来た。
 

 熊高(くまだか)教会跡
 
 画像の中のどこかに熊高教会は建っていたのだが、何せ僕が幼かった頃のこと。
 記憶が曖昧である。

 旧新魚目の大浦教会では、眼を閉じると信徒達のコンタツを唱える声が聴こえてきそうな趣があった。

 熊高からはもう何も聴こえない。


画像追加しました

          画像悪く申し訳ない。在りし日の熊高教会。
          
          昭和12年(1937)献堂


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新上五島町(長崎県)の教会

         
         

      
                
   
      
         
          
          
         
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こんな時期に桑の実が・・・!?

2005年11月28日 20時59分51秒 | 新上五島町

 もうすぐ師走だというのに新上五島町は彼方此方で桑の実が実ってしまった。

 10月のタラの芽、11月の桑の実、今年はいったいどうなってんだ。

 もしかして12月は夏? ここは南半球だったけ?

 

 温度管理無しのクワガタ飼育の泣き所。こんな異常気象続きじゃゴトウヒラタ80mmオーバーの夢は、今期もおあずけが決定的か・・・・・。


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失敗!醗酵マット

2005年11月27日 17時22分26秒 | クワガタ飼育

 ゴトウヒラタ幼虫の醗酵マットマットビンを数頭交換しようと道具を準備していたが、何と醗酵マットの水分が飛んでしまっていた。

 僕は現在、醗酵マット40ℓに対して給湯器の最高温度である70℃のお湯を2ℓ注ぎ足しているが、過去にはミネラルウォーターを入れていた事もある。

 注ぎ足した水分が馴染むまで、幼虫達には2~3日待ってもらわねば・・・。


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消された教会-(魚目)大浦教会

2005年11月26日 19時41分35秒 | 教会、天主堂

 新上五島町役場は町内の教会の数を

  米山教会    仲知教会  赤波江教会 江袋教会    小瀬良教会
   大水教会    曽根教会  冷水教会   青砂ヶ浦教会 丸尾教会
  大曾教会    青方教会  跡次教会   猪ノ浦教会   焼崎教会
  真手ノ浦教会 大平教会  有福教会   土井ノ浦教会 桐教会
  高井旅教会  福見教会  大浦教会   中ノ浦教会  浜串教会
  佐野原教会  鯛ノ浦教会 船隠教会   頭ヶ島教会   

以上の29と公式発表している。

 何か足りないような気がして、僕の当てにならない記憶を頼りに探したら在った。

 大浦(おおうら)教会-旧新魚目町のほう、同じ名前の教会が2つある。
 
 
 廃墟
 
 土壁
 
 何だか侘しい。
 
 何も無い。
 
 祭壇は無造作に・・・
 
 畳敷きだったのか・・・。

 我々は教会とは言わず、御堂(みどう)とかお御堂とよんでるが、
 
 いかにもお御堂。風情(ふぜい)がある。


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新上五島町(長崎県)の教会

         
         
      
                
   
      
         
          
          
         
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最後の教会-丸尾教会

2005年11月25日 23時23分26秒 | 教会、天主堂

 丸尾(まるお)教会

 昭和47年(1972)完成。鉄筋コンクリート製。
 鉄川与助氏最後の教会建築と云われているが、冷水教会を建てた時が27才だから、この時は90才を超えている。果たして棟梁として指揮していたかは不明・・・・。

 
 実は、ここ榎津丸尾は鉄川与助氏の生まれ故郷。

 
 与助氏は生涯仏教徒だった。

 
 20年程前のテレビのインタビューに答えていた老婆の話が忘れられない。

 先祖代々島に住んでいた人達は、後入りのカトリック信徒達を「ヒランのパッタリン」と蔑んでいた。
 「何故ヒランのパッタリンの肩を持つような事をするんだ!!」と、与助本人だけでなく与助の家族と親戚までもが誹謗中傷を受けて苦労していたと、老婆は答えていた。

 

 最後の仕事が故郷の教会建築だったのだ。
 感慨も一入(ひとしお)だったろう・・・・・・・・。


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タマゴッチ、ブーム復活!?

2005年11月24日 19時14分29秒 | Weblog+植物

 最近、うちの子供達がムシキングの事を全く言わなくなったと思っていたら、こんな物が流行っている様だ。
 昔流行った物を押入れの中から見つけて遊んでいるのかと思いきや、通信も出来る新型らしい。

 何が流行ろうがどうだって良いのだが、問題はクワガタブームがどうなるか。
 クワガタバブルが終りかけの頃は、僕の身近な人達もクワガタ飼育をやめてしまった。元々虫に興味など無かったやからが、一千万円のオオクワのニュースに眼がくらんだだけなのだ。直ぐに飽きる事は目に見えていた。

 そんな矢先、ムシキングブームのお陰で、生体、飼育用品、昆虫ゼリー、・・・・、かなり安くなった。
 小遣いに限りがあるに僕にとっては、大いに助かったのだが、この先どうなる事やら・・・・


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ミヤマの大顎、どっちがいい?

2005年11月23日 21時27分57秒 | 標本

 成型中の五島産ミヤマだが、大顎の形で困っている。

 図鑑などに載っているのは、上の写真の方だが、僕の好みは下の写真

 

 右へ倣いで、やはり上のほうかな・・・・・。

 しかし、マチ針での小型種の成型は骨が折れる。マチ針の玉が邪魔でなかなか形が決まらない。


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全てはここから-冷水教会

2005年11月22日 19時39分29秒 | 教会、天主堂

 冷水(ひやみず)教会

 冷水にもかなり古くからキリシタンが住み着いていたが、明治元年から激化した弾圧により江袋、仲知、さらにその殆どが長崎に逃げたが明治2年(1869)浦上の四番崩れに遭い、難を逃れて下五島の岐宿、姫島に渡り二度と冷水に戻ることが無かった。

 現在の冷水のカトリック信徒達は、その後、彼方此方から移住してきたキリシタンの末裔のようである。
      


 明治39年には信徒戸数20戸を超え、お御堂が必要になった。

 カトリックは「ヒラン(開き)のパッタリン」と蔑まされていた時代。いくら腕がよい大工でも簡単には引き受けてくれない。

 白羽の矢が立ったのは独立して間もない同郷(青方村)出身の鉄川与助。
 与助は青方村青方郷青方で代々伝わる宮大工の名門の四代目。(鉄川家の腕の良さは富江藩主の耳にも轟き、当時富江領だった魚ノ目村榎津郷丸尾-現丸尾郷-に招かれ移り住んだ。)
 氏には堂崎天主堂、曽根教会、鯛ノ浦天主堂で野原与吉棟梁の元で修行を積んだ実績もある。

 27才の若き鉄川与助、教会建築一作目。
 
 崖から落ちそうになるまで頑張ったのだが、僕の撮影の腕前じゃこの程度。

 
 与助、初の教会建築から、何といきなりコウモリ天井。当時は柳張りと呼ばれていたらしい。

 
       
     ステンドグラスとは違うようだ。雨戸が閉まっていたのが残念!

 
 現代風に改装してしまっている。少しがっかり。

 冷水教会は、海が時化た時にはもろに潮水をかぶるため、塩害を受けやすい。
 一時期は建替えも検討されたのだが、専門家を招いて鑑定して貰ったところ、主要な部分は頑強にできているため修理を繰り返せば何百年ももつとの結果が出たそうである。

 長崎県の教会は140以上あるらしい。新上五島町だけで約30有る。その中でも特に、鉄川与助が手掛けた教会は評価が高い。
 与助が冷水教会を建てなかったら・・・・? 冷水の先人達が与助に発注しなかったら・・・・・?
 長崎の教会群が、世界遺産の候補に名が挙がる事は無かった。

 画像追加しました。
 
 冷水教会の聖台は、かすかに面影を残すだけだった。


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醗酵マットは生きている

2005年11月21日 19時05分26秒 | クワガタ飼育

 醗酵マット仕込中の発熱は、微生物の仕業だと言われている。と言う事は極端な事を言えば、醗酵マットは生きて呼吸している。

 人間だってO(酸素)を吸ったら微量のCO2(二酸化炭素)やCO(一酸化炭素)を吐き出す。

 この微生物、醗酵マットが過ぎてくると何を吐き出すか僕には分からない。もし空気より重いガスを吐き出したら幼虫は逃げ場がない。

 幼虫が息も絶え絶えにビンの口付近に出てくるのは、酸欠の為だと思われる。

 菌糸ビンだと、ビンをひっくり返せば、引力のお陰で重いガスは抜けてしまうが、過ぎた醗酵マットは何度ひっくり返してもガスが発生する。

 醗酵マット飼育の幼虫が、金魚みたいにアップアップしだしたら、醗酵マットビンは交換した方が良い。

 なお、蛹の時に空気より重いガスが発生すると、蛹は口から黒っぽい泡を吹く。

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聖なる日は間近-大曽天主堂(教会)

2005年11月20日 11時51分58秒 | 教会、天主堂

* この記事は2005年11月20日に投稿しました。


  10月1日投稿の記事でも述べたように、新上五島町を訪れる観光客の一番の目的は教会廻りである。
 カトリックのお祝い事のクリスマスと、キリスト誕生を基準にした西暦(後に調べたら3~4年ずれていたという説もある)での正月を全国の皆様が祝って頂く事に感謝の意を込めて、新上五島町の教会群を時々紹介していきたいと思います。

        まずは大曽(おおそ)天主堂
       
       大正5年(1926)竣工、鉄川与助作
 
 柱の彫刻は与助の父、与四郎によるもの
 
 コウモリ型天井
 
 ステンドグラスは、本場西洋(西ドイツ)からの特注品
 
 
 
 和洋折衷(せっちゅう)

 僕が幼かった頃は、建設当時の信者の苦労話ばかりを聞かされていた。
 宮大工の棟梁鉄川与助氏に脚光が浴びたのはごく最近。改修工事に訪れた大工さん達によるものだと思う。最新の建築技術を学んだ彼等も匠の技に恐れ入った模様。鉄川与助氏は、建築界のゴッホかもしれない。

 
 色の違うレンガの一つ一つに、先人達の夢と希望も一緒に積まれている。

 画像追加しました
 
 これはフェンスではなく聖台。
 時代の流れとともに現在の教会では不要になってしまったが、古い教会を訪れる時は聖台の彫りを観るのも楽しみの一つ。


追記

 この教会の設計は、もともと仲知に建てる計画が頓挫した為、同じ頃に発注のあった大曽に建てられた。
 与助氏が造りたかったのは、数百年持ち堪える堅ろうな教会。故にレンガの積み方に少しでも歪みを見つけたら、足で蹴り崩し何度もやり直させたという逸話が残っている。

 明治12年(1879)に建てられた初期の大曽天主堂はこうもり天井。新天主堂建設の際、旧若松町の土井の浦に移築された。(土井の浦教会も必ず投稿します。)


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来期の配合どうしよう

2005年11月19日 19時53分59秒 | Weblog+植物

 もう僕の頭の中は、来期の菌糸ビンの配合をどうするか思案中である。

 画像の裏箱の成分表を見ると物凄いのだが、オオクワにはたいした効き目がないようだ。
 去年菌糸ビンに入れたビール酵母も栄養成分を見ると物凄い。醗酵マットで飼育するヒラタには少量で効果絶大だったのだが、菌床飼育のオオクワには今一つだった。

 僕がスーパーに買い物に行くことは余りないのだが、たまに行くと商品の裏の栄養成分表ばかり見てしまって、嫁に頼まれていた物を忘れてしまう事がしばしば・・・。
 栄養分が物凄くても、コストアップになるものはもちろん排除である。

 さて、来年はどうしよう・・・・・。
 

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オオクワは恥ずかしがり屋?

2005年11月18日 20時42分53秒 | クワガタ飼育

 ゴトウヒラタは少々喧嘩っ早い。ノコギリは短気なくせして臆病者。しかしオオクワは恥ずかしがり屋さんなのか、ホントにお前はクワガタかよ!と言いたくなるくらいおとなしい。

 オオクワは幼虫の時から恥ずかしがり屋なのだろうか。菌糸ビンの縁になかなか姿を現さない。

 ヒラタもオオクワも天然の幼虫は朽木の中で暮らしているが、場所が違う。ヒラタは地面より下の根っこのほうで、オオクワは地面より上の方にいる。

 そんな事と何か関係が有るのだろうか。

 我が家のゴトウヒラタはしょっちゅう姿を現してくれるから成長の具合が
 
手に取るように分かるが、菌糸ビンのオオクワはなかなか姿を現さない。

 久しぶりに姿を現したオオクワ幼虫は、がっかりするほど小さかった。上の画像のオオクワ幼虫は15gくらいしかない。

 時期早々かもしれないが、もう来期の菌糸ビンの配合を考えなくてはいけないようだ。


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採集ポイントは教えられない

2005年11月17日 19時02分18秒 | 昆虫採集

         
 クワガタ・カブトムシ愛好家にはショッキングな画像から始まって申し訳ない。

 ムシキング世代の愛好家は、クワガタ・カブトムシの魅力に取りつかれた健全な方ばかりなのでこんな事をされる方はまずいない。

 こんな事をしたのは、黒いダイヤモンドと騒がれたクワガタバブルの頃にクワガタ・カブトムシに嵌った、動機が不純な僕の知人の仕業である。

 何故そんな事が分かるのかと言うと、このクワガタ採集のポイントを教えたのは何を隠そうこの僕なのである。

 うちの倅が3才にもならない頃、夜の林道で車のヘッドライトをライトラップ代わりに使いカブトムシを誘き寄せていたら、別のクワガタ採集者と出会い意気投合した。

 僕はまだクワガタの飼育などしておらず、クワガタは夏の虫だとばかり誤解していた頃である。彼はもう菌糸ビンを使いオオクワガタを飼育していた。オオクワガタも菌糸ビンも大変高価だった頃である。
 飼育に関しては彼は大先輩なのだが、採集に関しては殆どド素人のようだった。

 仲良くなったしるしに、子供でも簡単に採れるポイントを教えてやったら
           
           こんな事や
           
           もうクワガタは出没しないのにトラップはそのまま

 当時これらのポイントは、まだツシマ扱いだった頃のゴトウヒラタと、ノコギリ、コクワが順番待ちに行列をつくる凄い樹だったのに今じゃ何も寄り付かない。

 当然今じゃ、彼と道で会ってもシカトしている。


*クワガタバブル期にクワガタ飼育を始めた方を非難しているつもりではありません。こんな事をするのはほんの一握りの方です。誤解のないように願います。


クワガタブログ軒並み下り坂
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