ゴトウヒラタの戯言

RICOH CX6で撮影。十字架の島、上五島の蟲。

擬態のカマキリ(今年最後のクワガタ採集-其の6)

2005年10月16日 14時44分16秒 | カマキリ、バッタ、キリギリス

* 画像大きくしました。クリックしてご覧ください。(携帯電話でご覧の方御免なさい。)


 なんだこれは!?

 枯葉模様の翅をしたカマキリ発見! こんなの初めて見た!

 僕は幼い頃、カマキリに指を切り刻まれたことがある。

 倅達にはカマキリだけには手を出すなと云ってはいたが、所詮子供。奇妙な姿形の昆虫に興味を抱き、我家に度々訪れるカマキリ達とは、お友達になりたがる。

 驚いたことに我家を訪れるカマキリは、倅の指を切り刻まない。

 この歳になって、新上五島町にも幾種かのカマキリがいる事に気がついた。

 林道で見つけたこの♀カマキリが、指をも切り刻む凶暴なタイプか、顔だけ向けて威嚇するがカマキリとしてはおとなしいタイプのものか・・・、ハリガネムシを寄生しているタイプなのか・・・、色々試してみたいが、時間が無い。

 後ろ髪をひかれる思いで次のポイントへ移動。

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* 後日、インターネットで検索しましたが、枯葉模様のカマキリ・擬態のカマキリを見つけることが出来ませんでした。
誰か詳しい方、コメント下さい。
和名、学名、生態、どんな些細な事でも構いません。

       画像追加しました。
 


やっと1頭目発見(今年最後のクワガタ採集-其の5)

2005年10月15日 18時00分20秒 | 昆虫採集

 小さなタブの樹に黒い影・・・・。

 近づくと小さなコクワの♀が樹液を啜っていた。

 タブの樹の上から下まで確認したが、写真の♀コクワ1頭だけ。

 採集はせず、可愛い姿形をデジカメに収めて次のポイントへ移動した。

 ちなみに写真の左側に写っているのがタブの樹の葉です。

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 * 長崎県五島列島に生息するクワガタに学名が付いているのはゴトウヒラタだけです。(Dorcus titanus karasuyamai ドルクス・ティタヌス・カラスヤマ)
 ノコギリ・コクワ・珍種(島内では)のミヤマ・珍種中の珍種のネブトとスジ等は未だに本土産扱いのようです。つまり、名無しの権兵衛・・・・・・
 ゴトウヒラタとイキヒラタがツシマ扱いをされていた頃の悲劇を繰り返さぬよう、本土産との雑交(交雑)はせぬよう願います。

 クワガタ以外の生物に全く疎い僕が言うのもなんですが、その他の昆虫達にも同じ様な事が言えると思っています。


樹液が・・・(今年最後のクワガタ採集-其の4)

2005年10月14日 19時33分39秒 | 昆虫採集

 ピーピーの樹(アカメガシワ)の洞を視て廻るが、樹液が出ている木が1本も無い。

 今日はボウズかなァ。

 半分諦めかけていた時、小さなタブの樹に何か動いた。


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読み応えが無く大変申し訳ありません。

クワガタ飼育初心者の方、画面右のカテゴリの”産卵セット””醗酵マット製造””菌床詰替手順”をどうぞご利用ください。


ピーピーの木(今年最後のクワガタ採集-其の3)

2005年10月13日 19時32分46秒 | 昆虫採集
 写真はピーピーノキ。

 その昔、この木を材料に笛を作っていたことから、地元ではピーピーノキと呼ばれている。
 本当の名前は”アカメガシワ”。

 ピーピーノキには、コウロギの羽がもげた様な格好をした虫(何て名の虫か分からない)が、トンネルを掘って巣を作る。
 その洞(うろ)から樹液が出ていると、クワガタ達のたまり場になる。

 ピーピーノキの洞は要チェック。

 長崎県の新上五島町に、遠路遥々訪れたクワガタ採集旅行者が、地元の方に
「アカメガシワの木はどれですか?」
と良く訊ねられるそうだが、アカメガシワなどと訊ねられても地元の人には通じない。

 昨日紹介のタブの木も
「クワガタの木はどれですか?」と訊ねたほうがスムーズかも・・・・。

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クワガタの木(今年最後のクワガタ採集-其の2)

2005年10月12日 19時13分52秒 | 昆虫採集

 写真はタブの木だが、デカすぎる。おもいっきりキックをカマしてもビクともしない。

 こんなでかい木でクワガタを発見しても手も足も出せない。未練を引きずらない内に次のポイントへ移動する。 人気blogランキングへ


 木がデカすぎてタブの木の葉っぱの形の紹介にもならず申し訳ない。
 ちなみに、昨日投稿の記事「今年最後のクワガタ採集」の画像http://blog.goo.ne.jp/mezaseguiness/e/135b328dcca09e4a70a09edf3f6d1ec0の足跡の奥に立ち並ぶ細い木もタブの木です。

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今年最後のクワガタ採集

2005年10月11日 19時32分55秒 | 昆虫採集

 桜の咲き方が尋常じゃない。

 これじゃクワガタ達も春が来たと勘違いしてるはず。

 仕事が終わって日が暮れてしまう6時迄が勝負。

 即効で最初のポイントに向かったが、足跡がベッタリ。

 みんな考える事は一緒のようだ。

 昨日までの3連休でクワガタ採集者が一斉に動き廻った跡が一目瞭然。

 場所を変えなきゃ。


 一日ごとに小出しにしますので、ご了承願います。珍種を採集できましたので、のちほど・・・

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クワガタ採集のラストチャンス?

2005年10月10日 12時44分14秒 | 昆虫採集
 こんな時期に何と桜が咲いた。五分咲きの木もある。
 涼しかったのに急に気温が上がった為、桜の木は春が来たと勘違いしたのだ。

 こんな時に勘違いするのは植物だけじゃない。
 クワガタ達も来年の春以降に蛹室から出てくる予定のピカピカの新成虫が、活動を開始する奴が現れたりする。

 ライバル(鳥達)に先を越されないうちにポイントを視て廻らねば・・・。


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想い出はいつまでも

2005年10月09日 09時27分05秒 | 標本

 マチ針で形を整えたオオクワ。
 身体が固まるまで、2ヶ月かかろうが3ヶ月かかろうがひたすら待つ。

 その間に時々歪んだ箇所を手直ししないと、写真右上段の真ん中のゴトウヒラタ♂のように足がずれたまま身体が固まると、手直しするのが大変になる。

 右のゴトウヒラタの標本は、僕が未だ70mmオーバーを作出させるのにアップアップだった頃のもの。

 初めて70mmオーバーが羽化した時の感動は今でも忘れられない。

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標本は全て代用品

2005年10月08日 17時32分20秒 | 標本

 標本を飾るならドイツ箱なのだろうが、高すぎる。高嶺の花だった外来種のクワガタが、今じゃその金額で買えてしまう。

 別に誰に見せる訳じゃない。クワガタが死んで干からびてバラバラになるのが忍びないから、酢酸エチルで防腐処理してるのだ。
 クワガタ飼育をしていて何も残ってなきゃ、今まで何をやってたんだとなりかねない。

 僕はドイツ箱の変わりにボール箱を使っている。
 ボール箱の底には、パン切包丁でサイズを揃えた発泡スチロールをしく。

 虫ピンなど近くに扱っている店が無いので、ステンレス製のマチ針で代用している。
 メッキ製のマチ針は酢酸エチルと合わないみたいだ。メッキが剥がれ直ぐ錆びる。


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天敵は嫁

2005年10月07日 20時17分04秒 | Weblog+植物

 クワガタの天敵と言えば虫を食べる鳥や獣などだろうが、我家のクワガタの天敵は嫁。

 我家では、30℃を超したらマズイ菌床飼育ものはエアコンの前に飼育スペースを陣取っているが、醗酵マット飼育ものは倉庫の中。

 倉庫の中へ入る時は幼虫達にストレスを与えぬよう抜き足差し足で静かに入る。

 雨が降るとうちの倉庫は物干し場になるのだが・・・・
 大事なヒラタが居るというのに、うちの嫁はお構い無しにガタンゴトン。

 これが無ければ平均アベレージは2mm伸びる。

 だいたい、ヒラタ類が倉庫に追いやられたのも光熱費が大変と喚き散らす分らず屋の嫁のせい。
 お陰で、舶来のカッコいいクワガタの凍死確実な種は飼育出来なくなった。

 高温に弱い菌床飼育だけは
「元手が掛かってんだ!」
と何とかベストポジションを死守している。


 「うちの旦那はペットの世話をするのは最初だけで、2~3週間もすると何にもしなくなるのよ。可哀想だから結局私が面倒見ることになるの。」
という心優しき奥様達も大勢いるというのに。

  そんな方達が、僕には天使に見える。


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割出済み産卵材の確認

2005年10月06日 19時45分14秒 | クワガタ飼育

 粉々にした産卵材を、本日再確認した。

 孵化して間もない能勢オオクワの初齢幼虫が2頭出てきた。
 これじゃ来年の春にもう一度再確認しないとマズイ。

 地元のものではないクワガタの、ブラックバス化の張本人にはなりたくない。特に舶来品(外来種)には念には念を入れなきゃ。

  数年前までは庭先で落葉と一緒にボンボン燃やせたが、今じゃ消防署の許可がいる。

 9月の初旬に菌糸ビンに投入した幼虫はもう3齢幼虫になっているというのに、これじゃ冬眠前に20gは超せない。

  この2頭、もしかしたら羽化の時期は来年の夏以降の一年一越(繰越)型になるかも。我家の飼育環境では大物に育たない。


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クワガタ・カブトムシの延命法

2005年10月05日 21時52分46秒 | クワガタ飼育

 写真は我家の御隠居達。この他にも三冬越した♀も居る。

 クワガタ・カブトムシの寿命が近づくと、後脚から痺れてくる。

 もし延命させたいなら、昆虫ゼリーにユンケルを一滴混ぜれば効果覿面。

 しかし前脚まで痺れていたらもう手遅れ。餌を食べるスタミナさえ失っている。

 リゲイン・リポビタン色々試したが、ユンケルが一番効果があった。

 国産カブトムシは11月後半まで延命させたことがある。たしか、初雪が降った為死んだのだ。
 ユンケルは一滴だけで良い。入れすぎても意味が無い。

 多産をお望みの方も騙されたと思って、”昆虫ゼリーにユンケル一滴”を試してみてはいかがでしょう。
 ”産卵材には味の素”http://blog.goo.ne.jp/mezaseguiness/e/f605b57c11c2e5b795229011939f6cdf と併用するとトンでもない数の子孫が出てくるので、種付に苦労しない方は真似しない方が良い。

 一時期僕は、醗酵マットの仕込にもユンケルを使っていた。

 僕はもうユンケルは使ってない。死期が近いものは酢酸エチルで絞めて、綺麗な姿で残すようにしている。


*(あくまでも延命です。誤解の無いよう願います。)


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酢酸エチル派?無水アルコール派?

2005年10月04日 20時42分39秒 | 標本

 昭和30年前後生まれの方達は、小学校の理科の時間に昆虫の標本の作り方を習っていたらしい。

 色の違う2種類の液体を注射器に入れ、それを虫のお尻に打ち込み、なみなみと注入していたと諸先輩方から聞いたことがある。

 その為だろうか。クワガタ飼育の諸先輩が標本を作る時、注射器で無水アルコールを注入される方が多いような気がするのは。

 僕は注射器を使う標本の作り方など習ったことが無いし、それに約20年前からのエイズや感染症の問題で、注射器の使用または処分の仕方がややこしくなっている。

 そんなこともあって、僕は酢酸エチルでクワガタを1~3日漬け込んでいる。

 酢酸エチルを購入したのは5~6年前だが、未だ一本使い切っていない。
 当時、酢酸エチルは劇薬だとばかり思っていたのだが、近くの薬局でハンコもサインも無しに取り寄せてもらえた。
 一本千円チョットだったと思う。

 今日は脱脂綿を探しに100円ショップに行ったが無かった。変わりに化粧用のパフで代用することにした。


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ゴトウヒラタ20gオーバー幼虫出現

2005年10月03日 18時52分07秒 | ゴトウヒラタ

 我家のゴトウヒラタは20gを超すものがいよいよ現れた。

 秤にも乗せずによく分かるな?と思われる方もおいでだろう。何故だか分からないがこれくらいの大きさなら幼虫の重量が見ただけで分かる。

  僕が未だクワガタ飼育を始めたばかりの頃は、最高でもこれくらいの幼虫としかお付き合いできなかったからなのかも知れない。

 僕には28g以上の幼虫を見た経験が無い。
 80mmへの道は、見たことも無い大きな幼虫を育てることなのだ。

 一度でいい。30gオーバーのゴトウヒラタの幼虫を拝んでみたい。

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データ記録のすすめ

2005年10月02日 09時42分37秒 | クワガタ飼育

 クワガタ飼育の右も左も分からない全くの初心者には、データを残すことをお勧めする。

 別にデータの付け方にこだわる必要はない。他人に見せる物ではないから自分だけに分かるようにすれば良い。

 写真は僕が未だ4月~11月まで産卵セットを組んでいた頃のもの。
 同じ配合の餌を与えたにもかかわらず、超小物から超大物まで見事にバラけている。

 ♂の65mm前後の物は秋に種付したものが翌年の8月以降に羽化した一年一越(繰越)型。70mm前後の物は秋に種付したものが幼虫で二冬過ごした二年一化型が殆ど。
 74mm以上の全ての♂が、前年の4月~7月に種付して翌年の6月までに羽化した一年一化型。

 これで僕は、温度管理無しの国産オオクワ・ヒラタ飼育には秋の種付が無用な事が分かった。
 また、データを取る事によって、国産オオクワ・ヒラタとも幼虫期に20gを超せば70mmオーバーの成虫になる事も分かった。

 菌糸ビン・醗酵マットビンを交換する時の幼虫の太り具合で、今期の飼育法の成功・失敗が分かるし、来期の作戦・アイデアも練り易くなる。

 クワガタ飼育はマニュアルや飼育本通りにはいかない。飼育環境が変われば結果も変わってくる。  データをつけることによって、何かが見えてくる。


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