”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

西尾市長、再選出馬表明について

2011年01月08日 23時33分20秒 | 政治
報道では、西尾函館市長は1月6日に記者会見を行い、2期目に挑戦することが正式発表された。
相変わらず、対立候補との一騎打ちを煽るような論調が目につくが、
私のこのブログでも対立候補のHPやブログについて紹介してきた経緯もあり、どうしてもそうした傾向になりがちな点は反省しなければならないと思う。


特に、対立予定候補は、あくまでも予定候補なので、名前を明記することは、
同氏のPRに貢献することになるばかりか、一歩間違えば事前運動にもなりかえないので、今後はあえて「対立予定候補」として表記したい。


この対立候補に対しては、函館電子新聞が、
~「刷新・改革」で展望開くか~
~〇〇「やればやるほど支持拡大」の様相~
~普通の2選目指す現職のように強くない西尾/客観情勢は〇〇有利!~
と持ち上げている。

電子新聞では、函館商工会議所の高野名誉会頭や松本会頭を持ち上げていることも周知の事実であり、
その2人が、今般北海道議選挙に初出馬となるK党のS議員の後援会に名を連ねている。
S議員といえば、函館市議会において、西尾現市長に対し、常に舌鋒鋭い批判を繰り広げてきたことでも有名。

ということは、函館電子新聞、商工会議所、K党が対立予定候補側につくということかともとれるのではないか。

しかしながら、前回K党の支持者は、井上前市長を応援しながらも、あえなく敗れたことに少なからず不満を抱いている向きもなくはない。
つまり、井上前市長の後継として対立予定候補がオーバーラップするというマイナスイメージもある。
国政でもそうであるが、K党は与党でなければという意識が支持者にあるのも事実である。

客観情勢は私ごときには計り知れないが、怨恨試合にしてほしくないというのが、多くの人の思いではないだろうか。


西尾市長の函館市年賀会での挨拶から

2011年01月07日 07時35分07秒 | 政治
西尾函館市長の1月6日開催の函館市年賀会年頭あいさつの一部を紹介したい。


 地方自治の究極の目的は,「住民福祉の向上」と「地域の振興発展」
の2つにあります。
 それは,「今,ここに住む人々の幸せ」であり,また,「将来の子や
孫たちの幸せ」の実現をめざす運動にほかなりません。
 また,そのためには,まちづくりの活動を担う団体や企業の「人づく
り」こそが第一に大切であると考え,「若い人を育てよう」ということ
を合言葉にして,市政に臨んでまいりました。

 そして,今,大きな「夢」を皆さんとともに掲げたいと思います。
 5年後・10年後のふるさと・函館。それはたくさんの人材と価値の
光によって,日本はもとより,「極東アジア」に輝くことが出来る,小
さな世界都市であってほしいと願うものです。
・ギラギラしない,それでいて人々の心を癒し・人々がうらやむような,
 落ち着いたたたずまいと風格のある観光のまち
・そして,旧ドック跡地にできる「国際水産・海洋総合研究センター」
 を中心として,研究者や研究機関が集まり,その周りに水産業や食品
 産業が集積する,水産・海洋の世界的な研究と産業のまち
・さらに,未来大学に設置される医学部は,地域のたくさんのお医者さ
 んや医療機関が連携して,地域がつくる医学部となっているかも知れ
 ません。
 ITと結合しながら,全人教育によって,心のこもった腕の良い臨床
 医を養成し,道南や北東北の高度医療や保健・福祉を担う人材供給の
 拠点のまちとなってほしいと願うものです。

 函館には,たくさんの夢と,夢を実現できる可能性があります。
 なぜなら,この函館には,お集まりの皆様をはじめ,あらゆる分野で
地域のために汗を流し,尽力されている方々が,たくさんおられるから
であります。
 私たちは,この出会いを大切にしながら,「殖産興業の心」をもって,
力をあわせて,前に進んでいこうではありませんか。

 結びに,一昨年,開港150周年を迎えた「歴史と文化のまち・函館」
にふさわしいひとつのエピソードを紹介させていただきます。
 1859年の開国以来,幕末から明治にかけて,多くの外国人がこの
東洋の果ての国・日本を訪れましたが,彼らは一様に,当時の日本のこ
とを,
・「妖精の棲む小さくて,かわいらしい不思議の国」
・「道行く人々は,他人の子も自分の子のようにかわいがり,いつもニ
 コニコと笑っている“礼節の民”の国」 と称賛する記録を残してお
 ります。
 そして,この函館についても記録があります。
 1859年に函館を訪れた英国人は,
・「健康と満足は男女と子どもの顔に書いてある」と,函館の印象を記
 しています。

 151年の時をタイム・スリップして,今日の函館もそのような「人
々の健康と幸せのまち」でありたいと願いながら,市政に対しまして,
引き続き,皆様の温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげ,
また,この1年が皆様にとって幸多い年となりますことを心からお祈り
し,年頭のご挨拶といたします。


真に未来に目を向けた政策なら、今存在する私たちは、苦しくとも
そのいしずえになろうではないかと感ずる次第である。


参議院選挙改革について思うこと

2010年12月22日 23時35分31秒 | 政治
毎日新聞によると

 参院の選挙制度改革で、西岡武夫参院議長は22日、都道府県単位の選挙区を廃止し、全国を比例9ブロックに再編する改革案を参院各会派に提示した。ブロックごとに、全議員を、政党内で得票が多い順に当選する「非拘束名簿式」で選出する。東京高裁は「1票の格差」が最大5.00倍だった7月の参院選を「違憲状態」とする判断を下しているが、改革案ではこれを1.16倍以下に抑えている。
 西岡議長は「定数削減との両立は至難の業だ」と述べ、格差是正を優先する考えを示した。
解説では、「自民党内では各都道府県に改選数1ずつを割り振る方式を求める意見が出ている」とあるが、やはり、旧来の地盤選挙から離れられず、そもそも改革の根底にある一票の格差是正が頭にないようだ。
公明党はブロック制が「議論のたたき台になるだろう」と歓迎しているとあるが、比例代表は一見平等のようだが、本来、良識の府たるべき参議院が、人物本位、専門分野本位ででなければならないのに、既存政党を優先するという問題も残る。

しかし、最大の問題は、このニュースに多くの人が無関心であるということ。
民主党は、おそらく自分たちに有効だと判断しているのかもしれないが、猫の目のように頻繁に変わる選挙制度では、有権者がついていけないという問題も起こりうる。
そもそも、根源的な平等なんて難しいし、あり得ないのだから、一票の格差を論じることを趣味としている勢力につきあうことなく、じっくりと制度を熟成させるべきではないか。


工藤としきBlog,開始から2日に1回更新のペース

2010年12月20日 23時37分08秒 | 政治
来年の函館市長選挙に立候補を表明した工藤としき氏のBlogが11月19日にスタートしてからほぼ1ヶ月経過した。
この間,アップした記事は15個,つまり2日に1回のペースとなる。
一般のブロガーと呼ばれる人はほぼ毎日更新し続けることから,さほど早いペースとは言えないかもしれないが,一方の西尾まさのり氏のブログがいまだリニューアル中であるところをみると攻勢をかけていると評してもよいのかもしれない。
12月18日付けでは,次のような文面で現市長を批判している。

函館市が「函館市経済活性化戦略会議」を年明けにも設置するとの議会での市長答弁。

私はすでに5月から後援会のパンフレットで、函館の経済再生のための産学官による「函館市経済再生会議」の設置を主張しています。
市長選への立起表明の記者会見でも同様のことを述べ、庁内に「経済戦略室」を設置すると補足しました。

形の上では私の考えと似ています。
ただ私は自分で考えた「函館市経済再生会議」の内容を具体的には申し上げていませんので、きっと「函館市経済活性化戦略会議」はうわべは似ていても中身は全く違ったものになります。
偽ブランド品と同じで、似て非なるものです。

もっと早くから取り組むならともかく、任期終了間際に慌てて打ち出した政策がどんなものになるか年明けが楽しみです。

工藤氏の「函館市経済再生会議」の内容を早く知りたいものだという興味がわくのは,私だけではなかろう。
しかしながら,工藤氏の公式サイトからリンクしている「スタッフブログ」は,更新も9回と少なく,内容も今ひとつ物足りないものでもう少し工夫があってもよいのでは?と思う次第である。