命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

不動水

2016年01月28日 22時24分13秒 | ひと口法話

二十八日はお不動様のご縁日です。今年初めての縁日で初不動とも言われています。

大寒のこの時期は一年で一番寒い時期なので水の質が最も良く、柔らかな味でいつまでも腐ることなく、保存出来ると昔から言われております。

お不動様のご縁日の水なので不動水と呼んでおります。

今朝、早速、祈りの滝近くにある湧き水を汲んでまいりました。

この水で炒れたコーヒーは絶品です。当山へ御参りに来られる信者様やご相談者の方にいつもお出ししておりますが

非常に美味しいと好評です。

 

今日は信者様もお水を汲んで持ってきてくれました。

紀の川市にある神通温泉でいつも汲んできてくださるのですが、ここの水もクセがなく非常に美味しいです。

温泉も人気があり、いつも賑わっているそうです。

ふたつも汲んできていただき感謝!!

今日は護摩祈祷中でしたのでわざわざご足労いただいたのにもかかわらず、お相手することもできず、申し訳ありませんでした。

早速、ご本尊へお供えをさせていただきました。

有難うございます。


不思議なおくじ

2016年01月28日 13時22分46秒 | 命光秘流不動護摩供

下の写真は今月24日の月次祭 命光秘流 不動護摩供の添え護摩木の残りでおくじが入らなかったものです。

 

 

おくじとは当山 山主寳顕師が真剣加持刀にて護摩木に記入されたお願い事の吉凶をご本尊にお伺いするもので当山独自の秘法であります。

簡単に申し上げれば、真言を唱え、心にご本尊を観想しながら護摩木に対して刀を振り下ろします。

吉と出れば(お願い事を聞いて頂ける)、刀は護摩木に切り込んで食いつきます。

凶と出れば、いくら研いだ刃先で切り付けても護摩木は刀を跳ね返し受け付けません。

写真をご覧になられるとわかりますが、何度も刃を打ち付けた後があります。何度しても同じでまったく刃が食いつきません。

初めてご参拝の方々は一様に驚かれ、不思議がります。

本当に全く刃を受け付けないのです。ただし、そのような場合(凶)においても何が原因でよくないのか、

また、どう対処すれば良いのかをお伝えし、改めて新しい護摩木にお願い事を書いていただきます。

そして再び、その護摩木におくじを入れ吉凶をお伺いします。吉が出れば、悪かった穢れが祓えます。

この、おくじ入れの護摩木を楽しみにして皆さん、当山の月次祭へ来られます。

自分の護摩木におくじをいれられるときは皆さん、心の中はドキドキのようで、うまく、おくじが入れば

ほっと胸を撫で下ろされておられます。

護摩木1本 300円で受けられる、このおくじ入れの秘法はこの金額では考えられないほどの価値があります。

皆様も是非、お参りくださいませ。

次回、月次祭は2/21(日)です。

ちなみに下の写真はおくじが入った護摩木です。一発で刃が食い込みました。