一風変わったメンチ＆ドライカレー ＠喫茶マーガレット・東池袋

少し前に、サン浜名というお店を紹介しましたが、その５～６軒となりに喫茶マーガレットという店があります。
マーガレットさんはその名のとおり喫茶店なのですが、実は喫茶利用をしている方はあまり多くなく（多分）、昼時になると昭和Ｂ級ランチを求めてサラリーマンが集まってくる、そんな食堂チックな喫茶店です。

マーガレットのランチは定食系の日替わりのほか、定番の喫茶店ランチメニューがそろっています。
最初は何を頼めばいいかがわからず、つい、日替わりランチに逃げてしまうのですが、やはり、少し慣れてきたら、昭和の香り漂う定番メニュー（ナポリタンとかピラフとかサンドイッチとか…）を深く探索してみたいところです。
そんなマーガレットさんで食べたランチをふたつ、今日は紹介したいと思います。

まずはこちらが初回訪問の時に食べた日替わり、メンチカツランチです。


こちらがメインのおかず、メンチカツです。


メンチカツの断面はこんな感じ。


どうですかね？
先日紹介したふじ池さんのメンチカツとは月とスッポン、いや、似ても似つかない…
いやいや、全く違ったアプローチのメンチカツですよね。
正直、その断面からはジューシーさの欠片も伝わってこないし、そもそも揚げ置いたものを焼いて出しているようで、揚げ物なのか焼き物なのかすら定かではない、とても不思議な見た目になっています。

と、散々ネガティブコメントをしておいて言うのもなんですが、じゃあマズイのか？と聞かれると、それが案外そうでもない。。 いやですね、見た目も食感も全然良くないのですが、食べてみると意外にご飯のおかずになってしまうと言う…
恐るべしＢ級メンチカツ、本当に勉強になりましたm(_ _)m


次に紹介するのは、二度目の訪問時に食べたドライカレーＢです。


マーガレットのドライカレーには二種類ありまして、Ａがカレールーがかかっていない普通のもの、Ｂはドライカレーにカレールーをかけて食べるという、ドライなのかウェットなのか判断に迷うオリジナルメニューです。
でも、見た目的にＢの方が魅力的そうだったので、この日はＢを選択してみました。

カレールーがたっぷりかかったドライカレー。


ルーの下には大昔風の黄色いドライカレーがギッシリ盛り良く収まっています。


このドライカレーもですね、メンチカツに負けず劣らずインパクト大です。
まず第一印象は、ご飯がとても柔らかい。
固い柔らかいと言うよりも、もう少し水分多めにしたらカレーおじやができそうなレベルです。
これは好みの問題で、私は柔らかいご飯も好きなので大丈夫でしたが、固いご飯が好きな人はイヤでしょうね(^_^；
（ドライカレーはチャーハンと違って、そもそも粘りはありますが）

味はと言いますと、これは、ある意味複雑で深いです。
ドライカレーはごく一般的な味付けですが、かかっているカレールーが甘いんです。
野菜なのかフルーツなのか何なのか、とにかく甘い。 でも、スパイスはかなり効いているようで、甘いカレーを食べているのに何故か汗がじんわり出てくる、そんな特徴的なカレールー。
ドライカレーと一緒に食べていると、何だかクセになりそうな恐怖感が湧いてきます。

あとはですね、このドライカレーは見た目以上に量が多いです。
私は不思議な味に魅かれてストレートに完食しましたが、柔らかいご飯が苦手な人は注意が必要だと思います。
（午後はお腹が一杯状態で仕事をスタートしました）

という事で、マーガレットさんもなかなか不思議なお店でありまして、毎日は微妙でも時々は行ってみたいですね。
ドライカレーは食べたので、次はナポリタンか、ナポリタンとサンドイッチのセットか。
もしもそんな作戦が実現したら、また紹介したいと思います(^^)


マーガレット
豊島区南池袋2-43-17
03-3987-4357



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